2011年6月21日火曜日

紫陽花

紫陽花。

日本古来の紫陽花は「姫」と呼ばれ青い。その紫陽花は白い花をつけ、浴衣のような薄い水色を経て、やがて空の色となり海の色となって、大地に還る。

今日は極めて個人的なことを書くが、それが何らかの形で後輩たちの役に立つことを願う。

今シーズン自分は新たなポジションを経験している。所謂インサイドハーフ。昨今の中央突破型のフットボールシーンを盛り上げている花形とも言えるポジション。それゆえ要求されるテクニック、戦術理解力、フィジカルはどれも高水準である。今年のサッカーノートを見返すと、今までのサッカー人生でそれほど取り組んで来なかったテーマを課題としていることが多い。ボールを運ぶドリブル、一対一での仕掛け、ゴールに絡む、ゴールを決める、クロス。しかしながらこの取り組みゆえに自分の長所が少し消えつつあることに最近気づいた。テンポの良いショートパス、守備、運動量、展開。それはボールを間で受けてロストすることを恐れ、ゴールへの積極性という彼最大の武器を最近まで失っていた前主将とレベルは違えど本質は同じであろう。恐らくプレースタイルというものはある程度ゴールデンエイジ近辺で決まっているわけで、長所は嫌でも生涯自分に付きまとってしまうもの。

自分のサッカー人生は残り僅か。ではその中で何ができるかと言えば、ひたすら自分の「青」を濃くしていくことなのではないかという結論に達した。

そして大地に還ればよい。

紫陽花。

4年 森元

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