2012年10月25日木曜日

ずっと夢を見て

最後のfeelingsを書く。
 
引退してから3日が過ぎた。先週までずっとやってきたような日々をもう過ごすことはないという実感は、まだない。
大学に入ってからずっと、僕の生活はこの部活を中心に回っていた。遊びたいときもあったし、学科の勉強にもっと時間を割きたいと思ったことは何度もあったが、「部活をやめたい」と思ったことは一度もなかった。それだけサッカーは僕にとって大きな存在であり、ア式蹴球部との関わりは、密度こそ薄れはするが今後もずっと続いていくだろう。
 
「この4年間で何を残せただろう」
と嫌でも考えてしまう。自分が出場できた公式戦なんて数えるのに両手があれば十分だし、秋季の出場時間は45分にも満たない。卒業を1年伸ばすことを決めて挑んだ今年なんて、ついに出場の機会はなかった。
チームの目標も叶えることが出来なかった。更に、来年その目標を叶えるための舞台に後輩たちが立てなくなってしまうかもしれない状況にしてしまった。「してしまった」と自分が言えるのかと考えてしまい、ただただ悔しい。
 
悔しいことなんか、振り返ればいくらでも思い浮かんでくる。しかし、このfeelingsをそんなつまらない回顧録にしたくはない。僕らが叶えることができなかった夢を後輩たちに託す、委託書にしたい。
 
もし来年、関東挑戦の権利を手にできたなら、いまの3年生たちならやってくれると信じられる。ひとりひとりが熱い想いを持っているし、みんなどんどん上手くなっている。2年生にも1年生にも上手い奴が多いし、メンバーに入る奴なんかは特に、しっかりやることをやっている。
 
ただ、一方で不安もある。メンバー全員にア式の信念、所謂「ア式魂」が伝わっているかどうかだ。
相手より運動量で勝る、切り替えのスピードで負けないといった試合での信念も重要だが、ここでいう信念は、毎日の練習や生活における信念だ。
 
フィットで本当に出し切っているのか。
 
体幹のトレーニングをただこなしてはいないか。
 
練習の2、30分前に来て練習へのいい準備なんかできるのか。
 
ちゃんと栄養・睡眠はとれているのか。
 
筋トレは週1回でいいのか。
 
ア式の強みはすべてのことに真面目に取り組むこと。ひとつひとつに真剣になれば、選手権に出るような高校やクラブユース出身の奴らが揃っているチーム相手に互角、いやそれ以上に闘えることは全員見せつけられてきたはずだ。
下にいるやつはもっと上を見てほしい。
1・2年はもっと3年から吸い取ってほしい。
できることがあるならすべてやってほしい。
プレーヤーだけでなく、スタッフも全員。
 
僕は良い先輩ではなかった。色んな後輩に自分から話かけることはあまり出来なかった、というよりしなかったし、自分のことで精一杯で後輩に助言なんしてやれなかった。
現役を退いて今思うのは、もっと後輩と話をすべきだったということ。健一さんがなんでも良いから話せと言っていたことの意味が今になってわかる。
1年生からも上級生に歩み寄ってほしい。思ったことがあるなら言ってみるといい。Cチームの1年生がAチームの3年生に何か投げかけても、必ずしっかり投げ返してくれる。ア式はそういう人たちの集まりだ。
 
みんなこのオフで今シーズンを振り返っていると思う。特に1年生なんかは今僕が言ってきたことを含めて反省してほしいと思う。
そして来シーズンはもっと濃いシーズンにしてほしい。
今いる後輩たちに関東に行ってほしい。
僕たちが叶えられなかった夢を叶えてほしい。
お願いします。
 
 
 
最後に、4年間ア式でサッカーできたことは本当に幸せでした。
ア式に関わってくれたすべての方々、ありがとうございました。
そして、今後もア式をよろしくお願いします。
 
 
 
あと1ヶ月はひたすらお祈り
4年 FW 富田 潤
 
 
 

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