2013年9月15日日曜日

始まった時にはすでに終わっている

人は、自分の経験に基づいてしか、ものを考えることはできない。
「愚者は、」かもしれないけど、
たいていの人は愚者なんだから、まあいいだろう。

なぜか。
それは脳が、その経験によって洗脳されているからである。
ある結果を、都合のいい事実と結び付けて考えてしまう。
だから、成功体験者の話は誤帰属の嵐ゆえに簡単に信用するなと言われる。

洗脳と言うと悪い印象があるが、ニュートラルな話である。
日本に住んで、日本語を使っていれば、脳は日本語に洗脳されている。
「服」を見て、服だと思えば、立派にそれである。

ここでは、脳が洗脳されていることを問題にしたいわけではない。
これらが、無意識の産物であることを指摘したい。

脳を意識的に洗脳「する」ことは出来ても、
脳を意識的に洗脳「される」ことは難しい。

意識は脳の諸機能の内の一つにすぎない。
意識は、自律神経しかり、身体の多くの部分を制御下におさめていない。
いわんや、脳をや。である。
つまり、脳のほとんどの機能が無意識下にあるのである。

緊張している時、
意識によって、緊張をなくすことが出来れば、世話はない。
経験を積むことによって、またプリショットルーテーィンなど様々な方法で、緊張を軽減しようとするが、これは、過去の条件付けとすり込みによって洗脳された脳が、その場になって無意識的な力を発揮しているのである。
その意味で、プリショットルーティーンは、意識下での無意識的行動だと言える。

「ゾーンに入る」という表現がある。
スポーツ選手などが、集中力が極値に達した時に、周りがスローモーションに感じるなど極限状態に陥ることを指す。
これに対して脳科学者の茂木健一郎は、脳のリミッターがなんたらかんたら言ってたが、
結局これも無意識下の所業である。
意識的にゾーンに入るなんてことは出来ない。火神じゃあるまいし。
また茂木は、日頃自分を極限まで追い込んでなければ、ゾーンに入れないとも言っていた。
その根拠を説明してほしい所だが、
自分としては、ここでも日々の条件付けとすり込みによる脳の洗脳が必要なんだと受け取った。

意識によって発揮できる力には限度がある。
意識によるものだと思っても、無意識に支えられていることもある。
俺は、無意識の力をもっと鍛えなければならないと思う。
矛盾してるようだけど、していない。
意識的に、洗脳する、しようとすることは出来る。
それが、自然に、いつのまにか、思わぬ形で洗脳されている、という様にして、
無意識の力を鍛える。

心が、脳細胞の電気信号の交通による産物であるのと同じく、感情もそうだ。
であるならば、感情にも日々の条件付けとすり込みによる洗脳が有効なはずだ。
そう、つまり裏を返せば、、、、、。

前置きが長くなったが、
ここからが、俺が言いたいこと。

お前は、山に登ろうとするか。丘を歩もうとするか。
そしてお前は、てっぺんから空を飛ぶ。
食糧は情熱。
山を行くか。丘を行くか。

飛行に、
成功すれば、登った分だけ雄大な景色。
失敗すれば、登った分だけ地面からの衝撃。

金と時間と情熱は有限だ。

山はすぐには登れない。

2年 花嶋陽









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