2013年10月27日日曜日

明日だけが未来じゃない。


大学に入ってサッカーを始めて二年が経つ。
僕はどんな動機でア式に入ったのか?

そんなことは忘れた。
今となってはどうでもいいことだ。


今大事なのは
自分がこの二年間でどれだけ成長したか。




はっきり言って僕はサッカーが下手だ。


SBがボールを持つ。
僕は相手DFを背負う。
体を張り味方にボールを入れるよう目線で合図を送る。
味方は僕のポストプレーを信じて僕にパスを出す。
ボールが僕の足下に入る直前、DFに押し込まれ僕の足下に収まるはずだったボールは僕の目の前を転がってゆく。

僕はフィジカルが強くない。


ボランチの顔がふと上がり、一瞬僕と目が合う。
僕は相手DFの隙をみてボールを受ける。
後ろからは隙をつかれたDFが、前からは相手ボランチが
僕の両サイドからプレッシャーをかけてくる。
一発仕掛けるか
いったん体を張りキープするか
そんな迷いの中僕がボールに触れた瞬間そのボールは敵の前に落ちる。

僕はトラップが上手くない。


DFがボールを奪いボランチに預ける。
カウンターだ。
僕はラインぎりぎりでウェーブをし足下でボールを受け、前をみる。
僕はボールを運びDFをつり出す。
そこで駆け上がってきた味方へ平行に出す。
「そこずらすなよッ!!」
後ろから矢のように飛んできた怒声が僕の背中に突き刺さる。

僕はパスが上手くない。


僕はサッカーが下手だ。
上手と下手の境界線が曖昧な世界。
その中でも僕は下手だ。



「人間はどんな時でも未来を感じられるんだよ。どんなに短い人生でも、たとえほんの一瞬であっても、生きているという実感さえあれば未来はあるんだよ。あんたは文句ばっかりいって、自分で何かを勝ち取ろうとしない。あんたが未来を感じられないのは誰のせいでもない。あんたのせいだ。あんたが馬鹿だからだ。」(『時生』より)


僕は未来を感じることができているのか?

未来を変えることはできるのか?


残り二年。




上手くなる。
ただそれだけ。


嶺川 一喜

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