2013年11月13日水曜日

後ろに誰かいる


11月3日今日は通っている大学の学祭でダンスサークルのステージがあった。本番前にいきなり実家にいるはずの弟が会いに来て緊張しちゃったけど、大きなミスなくできたと思う。夏合宿からの練習の成果が出た。ヨッシャ!

11月4日学祭の花形イベントの一つのミスコンでしほちゃんが優勝した!!ほんとリスペクト!でも、うちらとはあんなにバカやってるっていうのに、あんなツイッターでころっと騙される男どもってほんとになんなの。顔しか見てないよね。顔じゃなくて中身をみてくれる人に彼氏になってほしいなぁ。いきなり彼氏とかうちどんだけ彼氏欲しいねん笑そういえば帰り道誰かにつけられてたような気が・・・。気のせいだよね。

11月5日昨日の打ち上げで飲みすぎて、まさかの午前の授業オール寝ぶっち笑またノムさんにノート借りなきゃ。ストーカー今日もいたような。怖すぎ。明日しほちゃんに相談してみよっかな。

11月7日あの変態ずっとストーカーしてくんじゃん。警察行ったけど、「巡回を増やします。」ってだけだし。弟でも呼ぼうかな。あっでも連絡先知らないわ。まあいざとなったら白馬の王子様が助けに来てくれるはず!笑

11月8日最近うちの大学でうちの住所を聞いて回ってるやつがいるらしい。絶対あいつじゃん!怖い怖い怖い。しほちゃんがスタンガン買ったら?って言ってたから明日は秋葉原に行こっ。


「はーー」

 電車で日記を見返しながらみきは深いため息をついた。もー最悪。学祭が終わってしほちゃんには彼氏ができたのに、私にはストーカーしかできない。生まれてこの方男運がないとは散々思ってきたけど、ここに極まるって感じ。泣きたい。そういって日記をカバンにしまうと、ウォークマンを取り出し流れてくる音楽と押し寄せてくる眠気に身を委ねようとした。

 駅に着いた。最近よく眠れてないせいか寝過ごしそうになったが、扉が開くと同時に目覚めることができた。今日はついてる。そう心を振るわせようとするが、やはり足取りは重かった。改札を出て周りを見渡す。あいつはいない。ここまではいつも通り。自然と歩調が速くなっていく。一つ角を曲がったところで振り返る。いない。もう一度振り返る。まだいない。10m歩いたところで再度振り返る。

いた!あいつだ。

 速くなっていた歩調がさらに速くなっていく。男もそれに合わせてついてくる。こんな日に限ってヒールだし!舌打ちしながら逃げる。カバンの中に手が伸ばすと、金属の冷たい感触が少し心を落ち着かせた。みきは自宅から交番へと行先を変えた。もうほとんど走っていた。

 はっはっ、呼吸が荒くなっていく。確実に相手の足音は近づいてきている。疲れもたまり、限界も近づいてきた。あそこの角を曲がれば、あそこの角を曲がれば。呪文のように唱えても、なかなか曲がり角はやってない。もう無理。足が重い。肺がつぶれる。そうやってあきらめかけたとき、靴が脱げてこけた。完全にゲームオーバーだわ。涙が出そうになるのこらえながら、再び走り出そうとしたとき、男の手が肩に掛かった。諦めて振り返ろうとしたそのとき、男が話しかけてきた。

「お姉ちゃん逃げないでよ」

 弟かいいい!驚きと安堵で立てなくなり、弟に家までおんぶしてもらって帰ったとさ。弟は学祭を見に来にこっちに来て、私の家を訪れようとしたものの、連絡先が分からず、ストーカーまがいをしてしまったらしい。もっと方法あるやろがい!

(この物語はフィクションです)


 ということでたらたらと物語を書いたのですが、ちゃんと言いたいことがあってこれを書いたわけでありまして、それは後ろで支えてくれる人がいるということです。僕個人としては親が後ろで支えてくれており、ア式にはOBや応援してくれる人たちがいます。今シーズン一番印象に残ったことは、なかなかチームが勝てない時期でも常にア式の試合を観に来て熱心に応援してくれる人がいたことです。加えてイヤーブック係になりア式の金銭的な一面を垣間見て、本当にいろいろな人がア式を応援し支えてくれているのだなと実感しました。この人たちの思いを背負って来シーズンもア式は戦っていくのです。それが来シーズン自分にできるのか。いや、そこまでの覚悟は正直まだなかった。
甘かった。まだまだ子供だ。来シーズンピッチに立つことの意味を自覚し、ア式として恥じない人間にならなければならない。そのためのオフシーズン。もう甘えている時間はない。


1年GK加藤辰弥

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