2014年2月6日木曜日

行け!元気君

僕は留年した。そのことについて親は悲しみ、同期は哀れみ、先輩はからかい、後輩は蔑み、しかしそれでも健太郎さんは微笑む。路傍の花は生を育む。

留年したことをフィーリングスに書いていいのか迷ったが(本当に多くの方々に見ていただいている)、人生において大切なのはいつだって’これから’であり、過去は忘れるか書き換えるのが得策だ。過去は忘れた方がいい、それは確か。

留年してから一番変化したことは、住居である。間違いない。
入学してから一年間は本駒込という部室まで自転車で5分の場所に賃貸アパートを借り快適な暮らしをしていたが、留年をきっかけに家賃がよりやすく駒場キャンパスに程近い久我山に引っ越した。
その家賃、38000円。本来40000円のところを値引きしてもらった。驚くべき交渉力、これが浪速あきんどの力。

この新たな家についてだが、なかなか面白い。まず風呂がない。あるのはコインシャワーのみ。それでも部室で風呂に入る我々ア式部員にとってはそれほど重大な問題ではない。
それから、冬場は天井裏にネズミがでる。夜はネズミも寒いのだ。生き物の生命力を感じることができ、また実家にいたときにハムスターを飼っていた僕にとっては、ネズミが天井裏をはいまわる音は、ハムスターがゲージの中で暴れてる音を連想させてくれ、懐かしい。

僕の家は、風呂なしネズミ付き、である。

ちなみに壁が薄いから本当に寒い。あさ起きると部屋の中なのに息が白い。自炊をすると、作って20分くらい経っている料理からまだ湯気が出ている。

寒 すぎて、油は固まる。サラダ油もごま油もオリーブ油も固まっている。(結晶化?)使うにはまず湯煎をする必要があり、油と水という本来嫌い合うもの同士が 互いに協力して一つのプロジェクト(油を使える状態にする)を完成させるという感動のシーンを体験することができる。(毎日)


日々サッカーに打ち込める環境が与えられていて、嬉しい。
本気でサッカーを愛する仲間に囲まれ、気持ちがいい。
溢れる情熱を理解してくれる方々がいて、幸せ。

人 には長所もあれば短所もある。殊にボールを足で扱うサッカーにおいては前提としてミスは許され、そのミスを周りのものたちがどれだけサポートできるかに チームの強さはかかっている。だから僕は、味方のミスのために全力で走れる選手になりたい。だからみんな、いっぱいミスしてくれ。

本気でサッカーを愛する仲間に囲まれている、とさっき書いたが、その仲間のうちの一人が、花嶋という男である。
花 嶋は男前であり、話が巧く、フランス文化に精通した、知性あふれる男である。夏休みに地域の自治体が主催するアーチェリー教室に参加していたことから ‘アーチェリーボーイ’と揶揄されていたが、その由来が彼が試合中に繰り出す弓矢のようなクロスボールである、というのは勿論ウソである。彼はただのさく らんぼが好きな男の子だ。

雷雨に見舞われ稲妻が天をかける1月某日、部室二階でミーティングが開かれた。練習後であったため皆食べ物を口に入れながらミーティングに臨んだが、そんななか一人だけ異様に季節感のある食べ物を食べている男がいた。花嶋である。
彼 はなんとミーティングの最中に一人で黙々と恵方巻きを食べていたのだ。びっくりした。言葉にならなかった。体に稲妻が走ったような衝撃を受けた。これがこ の男の強さだと思った。クリスマスケーキを11月から販売するコンビニエンスストアでさえ、まだ恵方巻きは売り出していない。まだ節分まで20日もある。 さすがに、早すぎる。豆を撒いて退治してやろうかと思った。外では稲妻が光っていた。
(ちなみに、稲妻の光に照らし出された彼の手元にあったのは、ただの‘エクレア’で、恵方巻きでは無かった。僕の所からはチョコレートの黒い部分しか見えなかったのだ。ぼくのかんちがい。ごめん。)

そんな愛すべき彼は、僕らの代のキャプテンだ。責任ある役職であるが、ガンバってほしい。信頼している。花嶋なら出来ると信じている。彼の頭は禿げている。


そういえば最近イヤーブック係りの仕事が一段落ついた。公式戦レビューというイヤーブックの花形種目を任された僕だが、仕事をしなければならないというプレッシャーに押し潰され、逆に何にも手をつけていなかった。そしてその事がさらにプレッシャーとなった。
いつかはやらなければならない仕事であるが、どうしても後回しにしてしまう。僕の悪いクセだ。
結局、KAT-TU(かとぅー)という頼もしい後輩に原稿かきを依頼したところ、わずか5時間で仕上げてしまった。
僕 が3ヶ月かかっても出来なかったことを彼は5時間で仕上げるのだ。さすが、KAT-TU。〆切ギリギリで間に合った。やはり、ギリギリで生きている男は違 う。いつもどこか抜けている彼の姿に見慣れている人達に言っておきたい!これこそが、彼の ‘RealFace’ なのだ。



さらに話は変わって栄養講習の話。
先日クリアソンという企業が主催する栄養講習会があり、ア式からも何人か参加したようで、彼らから有益な情報を伝え聞いた。
アスリートに必要な栄養素はたくさんあるが、その内のひとつが“鉄分”なのだという。鉄分は酸素を運ぶ赤血球を作り出すため、鉄分の十分な補給が持久力アップに繋がるという。

この話を聞いて、ある男の姿を連想する人も多いだろう。そう、’あべーーー’こと、阿倍さん、ではなく、山川たけしさんだ。
彼は以前は体力に自信が無かったが、鉄分不足を医師に指摘され鉄分補給を徹底したところア式でも随一の体力を誇る選手となった。

一般に鉄分が不足している人は多く、体力に自信がある人でも、鉄分補給によって更なる体力あっぷが期待できる。
鉄分が豊富に含まれている食品は、レバーやホウレン草、牡蠣など。これからア式では火曜の練習はこれらの食材を用いた食事会から始まります。ついにフィジカルトレーニングについての正解が導かれました。

これが俗にいう、“ア式たけし化計画”です。(決して、お前のものがア式のものになるわけでなく、また、折れた小指が完治後も曲がったままになるわけでもありません。)
たけし化が進んだア式は、圧倒的な走力を武器に、東京都一部で暴れまくる。




以上。

Hayato GYOTEN

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