2014年3月31日月曜日

大学の春休みって短いよね

短い春休み中、週6で練習があるといっても、午前中や夜は割と時間があるもので。まあ春眠暁を覚えずという言葉もあるように暖かくなるにつれて午前中の暇な時間はだいたいが睡眠時間と化してましたが。ひさびさに本でも読もうと思い昔読んだ小説に手を伸ばしてみました。

「大学三回生の春までの二年間、実益のあることなど何一つしていないことを断言しておこう。」

紐解いた文庫本はこんな一文から始まりました。心をえぐられた僕はそれ以上読むのをやめました。




アニメ化もされた小説なので知っている人も多くいるかと思いますが、この小説は森見登美彦作の四畳半神話体系です。どんな話かというと、元浪人生の主人公がサークル活動を通じて薔薇色のキャンパスライフを目論むも、小津という工学部電気電子工学科に所属しながらも電気にも電子にも興味のない妖怪じみた男とともに不毛な大学生活を送るというものです。

別にどうというわけでもありませんが僕にも工学部電気電子工学科に所属しながらも電気にも電子にも興味のない友人がいます。今も近所にすむ彼は先日僕の許可も得ずに人を引き連れ家のまえで待ち構え、僕が帰宅するなり麻雀を開始するというクソ迷惑なことをしてくれました。
引き連れられてやってきた2人も高校からの友達で、「やればできる」と言われながらもサボり続けてきた人間の成れの果て、みたいな奴らです。(一人は3浪、もうひとりはニート。)連中は早々に寝た僕の枕元でじゃらじゃらと麻雀を打ち続け、朝方帰っていきました。
全く、僕も良い友人に恵まれたものです。

閑話休題。

さて四畳半神話体系ですが、僕が初めて読んだのは高校3年か、浪人のころでした。 当時は、不毛、とは言いつつ面白おかしい大学生活を送り、なんだかんだで最後には意中の黒髪の乙女と恋仲になるという主人公に若干の憧れを抱きながらも、自分はまっとうで健全な大学生活を送ってやろうと心に誓ったはずでした。
しかし、実際は不毛と呼ぶにふさわしい二年間を送ってきたような気がしないでもありません。しかも不毛なだけで彼女もできやしません。ただ幸いなことに主人公と違って僕はいかがわしいサークルには入らなかったので、お手本とするべき人間にも恵まれました。背面教師とすべき悪友にも見習うべき真摯な人間にも恵まれた僕は、残り二年間きっと不毛とは縁のない有意義な生活も送れることでしょう。

願わくば二年後、
「大学卒業の春までの四年間、実益のあることなど何一つしていないことを断言しておこう。」
などということがありませんように。



高3の春休みは二年ほどあった
新三年 FW 池田濯

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