2014年3月23日日曜日

誇り

 僕は石川県出身で、石川県出身の世界のスーパースター、松井秀喜選手を心から尊敬しています。そのため僕は背番号を55にしました。この前の北大戦では高校の一個上の先輩が来ていたのですが、その先輩も背番号が55だったことには驚きましたが(笑)。日下さんには石川出身だとみんな55なのは安直だとご指摘を受けました。しかし実は、僕の下の名前は松井秀喜選手の名前から一字頂いているのです!それが僕の一番の自慢と誇りです。
 
 

 
 僕は中学からサッカーを始め、卒業までものすごく下手だったのですが、高校に入り基礎からサッカーを教わり人一倍成長できました。その伸びとやる気を買われ試合に出してもらえるようにもなりました。僕の代は中学時代強豪クラブチームの主力だったやつらも多くいて、進学校なのになかなかレベルが高く、総体では全国に行くことはできませんでしたが、僕の高校では久しぶりの好成績を収めることができました。このことも僕にとっては、大きな自信であり、誇りです。

 そんな僕ですが、ア式蹴球部に入って早くも一年がたとうとしています。自分なりに努力してきて(まだまだ不十分だったと強く反省しています)、成長もできたつもりですが、結局いまだにCチームです。石川出身の人間がア式には他におらず、ア式の人から見て石川県人は僕みたいなサッカーが下手な人ばかりなんだなと思われること、僕の出身校、金沢泉丘はサッカー弱小校だと思われること、を考えると、石川のサッカー少年、金沢泉丘を愛して僕たちに熱く指導してくださった監督、コーチ、3年間泉丘でサッカーに精魂つくしたOBの方々に対して申し訳ないですし、自分を情けなく思います。それは僕には上に書いた強い誇りがある分、一層強く感じるんだと思います。今年の高校選手権では石川県代表の星稜高校が準優勝を果たし、石川のサッカーのレベルが高いと評価されたことはとてもうれしい限りでした(富山県代表の富山第一高校が大逆転優勝したのは許せません)。しかし、石川や母校を誇りに思っているのは僕なのであって、僕自身がなんとか実力をつけて評価を覆さなければなりません。だから、一年後に一年間振り返って、まだまだ努力が足りなかったな、と思ってしまう程度の努力じゃダメで、もっともっとうまくなるためにやれることをすべてやらないといけないと思います。

 これはサッカーに限ったことじゃなくて、サッカー以外の面でも、例えば時間を厳守するだとか、割り振られた仕事をきちんとこなすだとか、所属集団のルールを守るだとかいろいろなことにも当てはまり、この一年多々ア式に迷惑をかけてしまい、ア式の方々には本当に申し訳ないと思うだけでなく、僕が誇りにしていることや集団、地域にも評価を下げる行為をしてしまい強く反省しています。今年はア式にサッカー以外の面で貢献していきたいです。

 自分が過去や現在に所属していて、良い印象のある集団に対してなら、誰だって強弱問わず誇りを持っていると思います。その誇りを強く持つことができれば、今所属している集団に対してより真摯に向き合うことができるはずです。でも、過去に所属した集団に対するイメージを良くして、その誇りを強くすることはむずかしいので、今所属している集団に対して少しだけでも強く誇りをもてば今所属している集団はきっと少しだけでも良くなると思います。だから、東大に入ってまでア式に所属し、真剣にサッカーに向かいあっていることは実際すごいことで、学生主体で本気で関東リーグ昇格をめざしていることは尊敬に値する!という、入部当初の発想を思い起こしてみると、ア式に対する誇りを少しは強くできるのではないでしょうか。

 人よりは石川や母校に固執して、誇りもやや強いと自負する僕が、サッカーも下手でア式に迷惑をかけてしまったことは「棚上げ」して、ア式がもしかしたら良くなる....かも...という提案をさせていただきました。


 星稜サッカー部のみなさん、感動をありがとう!
 新2年  出戸 秀典

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