2014年5月31日土曜日

価値ある集団へ

2013年のノーベル物理学賞はヒッグス粒子が選ばれた。ヒッグス粒子発見に至までには多くの物理学者たちの壮大なドラマがあったのだが、「ヒッグス 宇宙の最果ての粒子」を読んで感慨深かったことの1つは「第13章 守る価値のある社会を作る」に書かれていたことだ。(以下抜粋)


1969年、フェルミラボ建設責任者のアメリカ物理学者ロバート・ウィルソンはこの研究所を何百ドルもかけて建設する意義をアメリカ議会の議員に説明する必要があった。原爆開発のためのマンハッタン計画では国の安全保障に貢献していたためアメリカの素粒子物理学は影響力と財源を確保できたが、新粒子の発見が直ちに価値をもたらすのかは明らかではなかった。議員が国の安全保障に寄与する見込みを訪ねると、ウィルソンはきっぱりと「まったくありません。」と答え、研究の動機を説明した。

 この計画は、われわれがお互いを、人間の尊厳を、文化に対する愛をどう見るかということに関係しているだけです。この計画は、「われわれは良い画家、良い彫刻家、偉大な詩人だろうか?」と問うことと関係があります。つまり、この国で本当に尊敬され、それがあるがために愛国心を感じることのできる、すべてのことと関係しています。わが国の防衛とは直接関係ありませんが、わが国を防衛に値する国にすることと関係しています。


東京大学でわざわざア式蹴球部という部活に入ることに意味があるのかはよくわからない。というか別に意味なんて必要ないと思う。そんなことよりも、自分の所属しているア式を価値ある集団にする努力は必要だ。それはピッチ内外にかかわらず。部員一人一人にア式を価値ある集団にする権利と義務はある。ア式が価値ある集団になればア式でサッカーをすることに魅力を感じられる。魅力的なチームは強い。なぜなら魅力的なチームは強い信念をもつ人の集まりであり、チームとしての結束力も強いから。
より価値ある集団にすればより強くなれると信じている。

2年 酒井加里武

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