2014年6月2日月曜日

サンフレッチェ広島を熱く語る

 私が初めてサッカーの試合を見に行ったのは小学校二年生の時、J2第43節サンフレッチェ広島vsサガン鳥栖の試合だった。最終節を前に広島を含む3チームがJ1昇格の可能性を残した緊迫した試合だったらしい。当時サッカーを始めたばかりの私はそんなことを知る由もなく、ましてや試合内容などまったく覚えておらず、スタジアムに舞う紙吹雪がきれいだったことしか記憶にない。(広島はこの試合でJ1昇格を決めた。)
 以来、私はずっと地元のサンフレッチェ広島を応援している。小学生の時には、父に連れられてほぼ毎試合スタジアムで観戦した。サイドを駆け上がり正確なクロスを上げる服部選手や駒野選手に憧れ、得点を量産する佐藤選手やウェズレイ選手を見て興奮していた。
  2007年に再びJ2に降格した時も、ずっと応援していた駒野選手・ウェズレイ選手が移籍してしまったのは悲しかったが、残留した柏木選手や佐藤選手、そして異例の留任となったペトロヴィッチ監督を信じて応援し続けた。その年、サンフレッチェは見事一年でのJ1復帰を決めた。
 その後、主力の移籍が相次ぐ中でもミキッチ選手や西川選手などの新戦力を獲得し、そこそこの成績を残していったサンフレッチェ。しかし優勝なんて夢のまた夢だと思っていた。だから2012年、私はサンフレッチェが優勝争いの先頭を走っていることに驚いていた。このまま優勝するのではないかと期待する反面、最後の最後でやはり踏ん張れないのではないかとも思っていた。 
 11月24日、迎えたホーム最終戦。私はその日、スタジアムを久しぶりに訪れていた。優勝が決まる可能性もあったけど、そんなにうまくいくわけないと思っていた。しかしサンフレッチェはその試合に快勝、後半終了直前にはベンチメンバーがコートの脇にわらわらと現れた。もしかして…と期待膨らむスタジアムに他会場の結果を知らせるアナウンスが鳴り響く。「ベガルタ仙台vsアルビレックス新潟は、0-1で新潟が勝利…」その瞬間、スタジアムは今まで聞いたこともない歓声に包まれた。ピッチにうずくまって男泣きする佐藤選手を見て、私も涙が止まらなかった。
 向かえた2013年、私は受験生だったのでスタジアムには行けなかったが、試合はニュースなどで必ずチェックしていた。二連覇への期待は正直していなかった。だから二連覇したと知ったときは感動しすぎて塾の自習室で涙をこぼしてしまった。二度もJ2に降格し、大事に育てた生え抜きの選手をお金のあるチームにとられ、毎年赤字を抱えながらもなお、二連覇を果たしたサンフレッチェ広島。決して強豪とは言えないチームも、あきらめなければいつか感動を与えるチームになれると証明してくれた。私たちも、今はまだ人数も足りないしできたばかりで右も左も分からないけど、いつかサッカーで人の心を動かせるチームになれると信じ、まずは日々の練習に全力で取り組み、リーグ戦での勝利を目指してがんばりたいと思う。

長々とただのサンフレトークをしてしまいすみません。全部読んでくださった方ありがとうございます。
女子部1年 大坪 佳夏子

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