2014年7月27日日曜日

続ける





サッカーを始めて、11年が経った。小学生の時に同じチームだった奴、中高の仲間も、大体はサッカーをやめていった。大学でア式でサッカーをまだやれてることは誇りである。しかし、僕にもサッカーをやめたくなることがあった。


中学2年生の夏休み、一つ上の先輩が早々に引退し、自分はキャプテンになった。自分にはキャプテンが務まる程のリーダーシップも強さもなかったし、務まる自信もなかった。でも、自分以外にやれる奴もいなかった。それから、自分はキャプテンとして必死にチームを引っ張ろうとした。やはりうまくいかなかった。練習中、自分のことよりもチームメートに意識をとばした。1人で声を張り上げた。チームを盛り上げた。チームメートに規律を守らせ、ミーティングを開き、監督とたくさん相談した。1人で何役もこなしても、うまくいかなかった。監督に怒られ、チームメートもついてこなかった。イライラが溜まり、部活以外の時間では、自分は乱れていった。狂ったようにゲームに浸り、勉強をやめた。部活が怖くて夜も眠れなかった。独りで涙を流した。次第に自分のプレーに集中出来なくなり、試合にも出れなくなった。部活がいやになった。サッカーが嫌いになった。苦痛だった。やめてやると、何度も泣き叫んだ。それでも続けた。とりあえず部員の前では役目を果たし続けた…。
    最後の大会を前に、徐々にチームはまとまりだす。一丸となったチームは奇跡的な勝利を重ねた。目標にはあと一歩届かなかったが、素晴らしいチームになっていた。引退時、監督は「聖光史上最高のキャプテン」と言って下さった。一生で1番嬉しい言葉を頂いた。キャプテンである苦しみが一気に報われたし、サッカーを辞めないで良かったとおもえた。


僕は、どんなに辛くても、苦痛でも、ア式を絶対にやりきる。サッカーを続ける。苦しんだだけ、最終的に報われることを知っている。どんな逆境も逃げずに愚直に乗り越えていってやる。




マツケンさんが怖いっす
1年 山本 健


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