2014年9月4日木曜日

For This Moment

試合の前日はいつも眠れない。

俺が蹴った玉がゴールに突き刺さり、その瞬間時が止まる。一瞬の静寂の後破裂したように歓声が響き、俺は我を忘れて皆のところに飛び込む。ピッチのメンパーも走り寄ってきて、次々に抱きつく。皆興奮している、だってそりゃあ、後半ロスタイムの決勝点だもの。まもなく試合終了の笛が鳴り、皆飛び跳ねる。勝利。俺たちはこの瞬間のために走り、この瞬間のために考え、この瞬間のために全てを捧げてきた。最高だ。


試合前日深夜零時。ベッドの上で一人にやける。心臓が高鳴り、からだをばたばたさせ、ガッツポーズする。はたから見たら気持ち悪いかもしれないが、これが試合前日恒例のイメージトレーニングだ。当然眠れなくなってしまう。試合前の過ごし方としていいのか悪いのか分からないが、俺はイメージングがとても大切だと思う。イメージ出来ないことは、きっと実現出来ない。明確にイメージできるものはきっと何だって実現出来る。

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10試合終わって勝ち点7。

自信を失ってもおかしくない。客観的に見て、東京都1部きっての弱小チーム。 それが何? 俺は自信がある。開幕前から一切変わらない、むしろより自信がある。いまのチーム(4年・3年・2年・それから1年)、メンバー、星さん・コーチ・監督陣、その情熱と努力と試行錯誤を目の当たりにして言える、このチームは勝つに値する。

なぜ勝てないのか。なにが足りないのか。もっともっと自分を信じること、チームを信じること。
近松のFeelingsに完全同意で、勘違い野郎が一番強い。どうやって勘違いするか? 自分がピッチで輝く姿を強くイメージする。相手を圧倒する姿を。
だから俺はイメージする。こんなに頼もしい味方がいる。練習もした。ミーティングだって死ぬほどやった。おまけに俺は天才だし、ラッキーボーイときてる。出来る。出来ないはずがない。

負けんなよ。気持ちで。
そりゃあ相手の方がサッカーは上手いかもしれない。でも、サッカー上手い方が勝つんなら、試合なんてやる意味ないでしょ。
どんなに試合展開が悪くても、どんなにうまくいかなくても、信じろよ。仲間と、自分を。メンバーだけじゃない。そこにいる全員が。


勝とうじゃない、勝つんだ。


ー俺たちはこの瞬間のために走り、この瞬間のために考え、この瞬間のために全てを捧げてきた。最高だ。
4年 羽場優紀 

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