2014年10月3日金曜日

信頼関係


僕が初めてア式の練習に参加したのは、東大に入学する直前の3月だった。


あれから、3年と6カ月。


あっという間だったかというと、そうでもない気がする。
長かったかというと、それも違う。


僕個人もチームも、ちょうど36ヶ月分だけ、様々な経験を積んできた。そして、その分だけ、様々なことを感じ、学び、変化してきた。今、そんな感覚でいる。




今、僕が強く感じること。
それは、サッカーがチームで戦うスポーツだということである。


個人の力も非常に大切ではあるが、特に、力が拮抗している相手と戦う時に勝敗を分けるのは、チームの力だと僕は思う。


思うに、チームの力は2種類の信頼関係から成り立っている。




まず1つ目は、現役部員同士の信頼関係、つまり、横のつながりだ。

サッカーに関わる者は皆、「勝ちたい」という気持ちを持っている。でもその気持ちが、ただの「勝ちたい」ではなくて、「このチームで勝ちたい」とか「このメンバーと一緒に勝ちたい」という想いへと変わったら、それはきっと大きな力になると思う。


「あいつのために勝ちたい」
「あいつのために点を決めたい」
「あいつのために声を出したい」

具体的には何でもいいが、こういった想いに背中を押され、選手の足がいつもより一歩前に出るかもしれない。応援の声がより大きくなるかもしれない。スタッフのサポートの質がより高まるかもしれない。


仲間への想いが人をつき動かすことは間違いなくある。




2つ目は、OBの方々、現役部員、将来のア式部員を貫く信頼関係、つまり、縦のつながりだ。現役部員は、先輩から受け継いだものをしっかりと後輩に伝えていく責任を負っている。伝えるべきものは、サッカー面に限らず、ア式部員としての人間性や、サッカーをするための環境等、多岐に渡る。


僕は、ア式の長い歴史の中では名の残らないような小さな存在かもしれない。でも、先輩方が築いてきたア式の伝統の中に身を置いているという自覚はある。


チームとしての積み重ねによって、ア式は少しずつ前に進んでいく。




当たり前のことだけど、サッカーは人間がやるものだ。だから、僕らはもっと「人」を大切にしなければいけない。ア式は、きっと、チームの力を一番の武器にすることができる集団だと思う。




4年 MF 三浦章太

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