2014年12月26日金曜日

みちすじ

2013年夏、僕は苦しんでいた。何故か、と問われても一言では返せない。
サッカー、人間関係、学業、将来…。何もかもがうまくいかなかった。
どれだけ考えても、考えても考えても、答えは出ない。何をしても、うまくいかない。
当然行動力もなくなる。そしてやる気もなくなる。怪我は治らない。負のスパイラルだった。

しかしア式の人間には相談できなかった。
出会って数か月の友人に、全力でサッカーに打ち込む仲間に、こんなにも重苦しい話などできなかった。

やっと怪我が治り、久しぶりの練習。久しぶりすぎてうまくいかない。何もできない。怒鳴られる。
そしてア式で2度目の対外試合。25分で負傷退場した。

ただの打撲だった。
しかし、もう耐えられなかった。

8月、僕はア式を辞めた。一年生で誰よりも早い退部だった。
親切にも連絡をくれた人、声をかけてくれた人には申し訳ないが、適当な理由を言ってごまかした。


以来、僕は運動会の束縛から解き放たれた。同時に、何もすることがなくなった。
何をするでもなく、ただ怠惰な生活を送っていた。心の闇、病みはそのままだった。

そんな中、惰性で、と言ってはいけないだろうが、一つだけ続けていたことがある。
それが審判だった。


20143月、僕はア式に招かれた。肩書は「専属審判員」。
ア式としては男子スタッフの前例がほしい。僕は笛を吹く機会が増える。win-winだと。

僕は迷った。考えた。
自分が苦しんだ集団に再び戻るのか?
仲間を裏切り、何も言わずに勝手に辞めていった自分の居場所はあるのか?
なんて言えばいい?どんな顔をしたらいい?

長い長い苦悩と説得の末、僕は戻ることにした。
審判が好きだった。

ア式の皆は思ったより、思ったよりずっと、温かく迎え入れてくれた。皆、大人だった。
腹の内にどんな思いがあったか、はたまた興味もなかったか、僕にはわからないが、僕は安心した。


6月、僕は再び苦悩していた。
協会からくる割当では中学生の試合を担当していた。アセッサーからアドバイスをもらい、それを生かし、成長を感じていた。

しかしア式では大学生の試合を担当する。
試合レベルや裁き方、プレーヤーとの接し方も全然違う。そのギャップに戸惑っていた。

大学レベルの試合はまだレベルが高すぎたと今では思う。今でも苦労するのに。
だが当時のレベルなりに目標を掲げ、一歩ずつ、歩みを進めているはずだった。

しかしそれでプレーヤーが納得するはずもなかった。
アドバイスとも、怒りとも取れる言葉が多方面から降り注いだ。

僕は怖くなった。自信がなくなった。初めて審判をいやだと思った。
今度は別の理由で、相談相手がいなかった。あまりにも専門的すぎた。
また辞めたくなった。

だが前回とは違った。

心の支えがあった。
ブラジルワールドカップで大きく考えが変わった。
アセッサーに相談できた。

僕はなんとか持ち直した。


そして小さな挫折と克服を繰り返している。

今は小さな下り坂の途中。終わりだといいが。

---------------------------------------------------------------------------------

突然でしたが、これが、僕が辞め、復帰して今までの経緯です。
正式な挨拶もろくにしていないので、feelings復帰のこの機会に書かせてもらいました。
長くなってすいません。暗くてすいません。

メンタルが弱いと言われればそれまでかもしれませんが、そんな簡単な話ではないということだけ、わかっていただければと思います。
それと今審判を頑張ってくれている皆にとって、助け、モチベ、救い、気休め、なんでもいいけどプラスに働いてくれればなと思います。


ついでにお願いがひとつ。
僕は、レフェリングについて様々な議論を、時間をかけてプレーヤーとすることはとても有意義だと思います。
また僕は堅物ではないし、協会等の責任問題もないのですべて言い訳、はぐらかしで終えるつもりもありません。立場の違う、互いの考えを共有したいと思っています。

ですが感情任せに文句を言われてもこれらのことはできません。
試合中に感情的になるのはある程度仕方ないことだとは思いますが(もちろんプレーの観点からもおすすめはしませんし、できれば冷静でいてもらいたいですが)、
試合後に言うのであれば、落ち着いてから、あれどうだったの?どうして?俺はこう思ったんだけど?みたいな風に意見をお伝えいただければと思います。

今後もさらに向上していきたいし、プレーヤーの意見をなるべく吸収できればと思っていますので、ご協力お願いします。 

1シーズンでの昇格に向けて、お互い頑張りましょう!



オク大との試合は平日でもベストメンバーで臨みたかったなと少し感じた(悔しかった)

2 ref 櫨本

0 件のコメント:

コメントを投稿