2015年3月10日火曜日

選手に伝えたいこと

私はマネージャー。とりあえず最低週3グランドへ行き、その他、抱えている仕事をきちんとこなせば許される立場。ただいま就活中。夏休みみたいに週5、6で行くこともできない。

そんな私がおこがましいけどAチーム以外の選手に伝えたいこと。

こんなことを書いたら
ただの自慢?
いや、俺ら競技人口多いサッカーやってるから
そんなの四年も前の出来事じゃん!
とか思う人もいるかもしれない。

どう思われてもいい。自分の言葉が拙くて思っていることが、伝えたい事がこんな文面で伝わるかどうかわかんないけど。長くても少々我慢していただきたいです。

一つ上の先輩、同期、一つ下の後輩たちは知っている人が多いと思う。
私が高校生の時、箏曲部にいてお箏をひいていたことを。そして全国大会に毎年出場していたことを。

年間に休みは10日間くらい。平日は19:00まで。土日は7:30に集合し15:00もしくは17:00まで練習に明け暮れる日々。その間、ずっと正座。
痺れなんて通りこした。関節が痛かった。膝が割れるんじゃないか、そんなことさえ思っていた。
硬い絃をおさえる左手はよく血豆ができていた。右手は腱鞘炎になるくらい弾きこんだ。よく湿布も貼っていた。
弾き方がおかしいと手が痛くなったり見た目が美しくない。サッカーも筋肉のつき方のバランスの悪さとか走り方の癖で怪我につながる選手もいるだろう。
ステージにいる時はそんな事を感じさせないように振る舞う。
それは私にとって簡単だった。きっと皆も。
本当にお箏が好きで弾いている時は麻酔がかかっているかのように何も感じなかったから。サッカーでいえばなんだろう…試合中、不思議とどこからか力が湧いてきて痛い足のこと忘れたりするのかな…??
とにかく、選手が辛くてもサッカーが好きなように私もお箏が大好きだった。
感じるのは部員同士の熱い気持ち。35人くらいで一つの曲を演奏する。四つのパートにわけ、あたかも四人で弾いているかのように聴かせる。パートごとに呼吸、指のタッチ、音程を合わせる。その上で四つのパートが掛け合うように絃をはじき奏でる。指揮者なんていない。どうやって合わせる?呼吸、目線、空気感…そしてなにより築き上げてきた信頼関係だ。
ア式の選手だとしたら試合中に、あいつならここにパスだしてくれるとか、こう動くと思ったから俺はこうした!みたいな感じかな?うまくパスがつながってゴールまでいけた時は最高に気分が良いだろう!
お箏もそんな感じで演奏が自然にスムーズにいくとメロディが心地よくて気分が高まった。

全国大会出場最多
全国優勝最多
こんな場所に中学生まで平凡に過ごしていた私が飛び込んだ。

中学校は校則がなく自由な校風だった。校則がないのは生徒が自分たちでしっかり考えて行動してほしいかららしい。そんな環境でのびのび育った私が進んだのは、女学校時代からある伝統校。何もかもが真逆だった。
筝曲部に入部したくてその高校を受験したが、普通に頑張っただけでは越えられない壁を初めて経験した。
私は部員の中で一、二番を争うほどお箏が下手だった。
雑用はほぼ全部1年生で行う。ア式の1年生も部室にはやくきて準備したり大きいaway荷物持っていくよね。
仕事は教えてもらったことがほとんどない。見て覚えろ。自分で行動しろ。そういうスタンスだった。わかんなくて突っ立っていても誰も気にかけない。怒られる覚悟で自分から聞かないと何も始まらない。聞いたところで見て覚えろなんだけどね笑
部活後よく暗い道で立たされて怒られた。怖かった。一回も教えてもらってないよー理不尽だよーとか思ったこともたくさんあった。
私はとろい。物覚えも悪い。人見知りもする。もちろん仕事もできなかった。

仕事もできない、お箏も下手くそ。はっきり言ってあしでまとい。

サッカーみたいにカテゴリーがなく全員で演奏するからなおさら個人のレベルアップが大切だった。いや、サッカーも個々のレベルアップはチームが強くなるために必要か…

ア式も今、メンバーで活躍できない人はピッチ外の仕事を通してア式に貢献するか…やめて違う道を進むか…選択が常につきまとっている。

私はとりあえず、ひたすら練習した。でもまわりも練習している。なかなか差を埋めることはできなかった日々が続いた。
何度やめようと思ったことか…

すぐには上手くならない。頑張りすぎると怪我をする。選手もそうだよね。
でも地道に努力をするしかない。


私の高校は県立の女子高。よく珍しいって言われる。皆受験して入ってくるから高校からお箏を始める人ばかり。でも私たちが戦う場は全国。全国出場してくる強豪校は私立の中高一貫校の高校だらけ。皆中学生の頃からお箏を弾き続けている。
その差をどうやってうめるのか…。
ア式でいえば、東大生は高校2年で引退してたり、勉強にさく時間が多くて他大のスポーツ推薦できた人とどう戦うかが問題じゃないかな?

ライバルとの差をうめるためにコーチのもとでレッスンを部活とは別で習う子もいた。家が遠かったこととお金がかかることから私はレッスンを受けれなかった。同期との差はさらにひらいた。
まるで星さん、トレーナーさんに見てもらえない、グランドもない今のLB2ndみたい。

全国で演奏できるメンバーは25人。もちろんレッスン生はメンバー候補。
でも私はどうしてもメンバーに入りたかった。

どうしたらいいかバカなりにない頭でひねり出して考えた。誰にも相談できなかった。
できる人と自分の手を比較した。かなり観察した。自分はどこがダメか探した。鏡を置いて自分の手を見ながら練習した。手の癖なんて意識しないと簡単に直らなかった。常に常に意識して心がけて習慣づけるようにした。
走るのが速い、裏に抜けるのがうまい、縦パス出すのがうまい、トラップがうまい、いろんな選手がいると思う。
お箏にもいろんな技法がある。技法別にうまい人の手を観察することと、自分に手が似ている人を探して上手いところを盗むこともした。
自分の強みも探した。トレモロという技法が自分で言うのもなんだが群を抜いて上手かった。ちょっと情けないけどア式の現役選手の個人のプレー面での強みが把握でいてないのとサッカーの知識がないから上手い例が見つからないが…周さんのスローインとか?まつけんが足速いとか?矢野さんがヘディング上手いとか?かな…
その強みをもっと伸ばすこともやってみた。
まぁそんな強みも一瞬にしてかき消されるくらい、すくい爪という技法ができなくてどうしようもなく途方に暮れた。

先輩からあきれられてあとはどうにかがんばってって言われたこともあった。同期からバカにされたこともあった。

それでも諦めなかった。先輩と一緒にあの舞台で弾きたい。悔しい。レッスン受けてなくても出れた人がいるって言われたい。
誰に何を言われようが思われていようが、自分で自分を信じるしかなかった。

帰宅して自分の弾いたものを携帯で録音して何回も聞いてメモしてそこを意識してなおして…そんなことをずっとしていたら自分のやりがちなミス、癖、パターンがよめてきた。
選手もよく練習試合のビデオ見直しているよね。

練習中、抜き打ちテストみたいな感じで弾くことや、できるまで皆の前でずっと弾くなんてこともあってその時間が苦痛でしかなかったけど、自分のいいところと悪いところを客観的に先輩が指摘してくれる場でもあるから前向きに捉えていた。
指摘してくれるってことは自分のことを見てくれている証拠。のびしろがあると思ってくれていると勝手だけどそう捉えていた。
ア式で言うならばOBコーチが言ってくれた言葉って大事だと思う!!

努力の結果、欠点が人並にまでなった。

でも同期のライバルと同じレベルにまで技術をもってきても私は負けると思った。レッスンを受けていないから。
そこで次に技術以外で自分に付加価値を付けようと決めた。
どこで差別化をはかろうか…仕事しかなかった。
でもねーもう高校2年だよ、あらかた人格は形成されていて、とろい、要領悪いこの性格は直んないんだよ笑
でも、それでもやるって決めたから。最初は仕事できる人の金魚のふんみたいにくっついてマネして仕事していた。自分で考えて見つけることが最初からは難しかったからスタートはそこからだった。それからは、一歩先を読むことを試みた。常にアンテナをはっている感じ。疲れるけど笑

まぁそんなこんなで、大会前日まで誰が出れるかわからなかったけどなんとかオーディションに勝ち抜いてメンバー入りができた。もちろんメンバー入りできたからよかったじゃなくて、出れないたくさんの人の気持ちを背負って臨んだ。言葉では簡単に言えないくらい、その責任は大きかった。
メンバーに選ばれたら選ばれたでまた違った苦難がある。きっとAチームの選手はそれをリアルに感じてあの御殿下でサッカーしているんだろう。ちょっと他人事みたいな言い方になってしまうのが自分でも嫌なんだけど良い言葉が見つからない。


なんでこんなこと書いたかっていうと
この前のB対LB2ndの紅白戦の結果…
で、いろいろ皆考えことがあったはず。

諦めるんじゃなくてバネにしてほしくて
下のカテゴリーの人が上に上がれば上の人は焦る。相乗効果。
下のカテゴリーの人が上に上がれば、メンバーに選ばれれば、下のカテゴリーの人に良い影響を与えられるし、希望になれる。


言われなくたってわかっているだろう
いや、だからそれが難しいんだって!!って言われればそれはそれまでだし
俺らは高校の三年間じゃなくて10年以上サッカーやってきてるから同じような感じで、あたかもわかっていますみたいな口で語るな!って選手に言われるだろうし…
今マネージャーだからそんなふうに簡単に言えるんだよ!って思われるかもしれない
反感?かいそうだなーなんて思って投稿をためらっていました…。投稿が遅くなりすみません。

なんかのきっかけになてくれたら、いいな…なんて
おこがましいですね。ごめんなさい。


自分はメンバーに選ばれたなんて書いてるけど3年の時の全国大会は入賞もできない結果に終わりました。その時のDVD、あえて買いました。買ったけど見れたのは大学1年の夏、実家のPCで。それまで触れることすらできなかった。
そんな悔しい思いを封印して東京に来ました。
でも、ア式の選手に御殿下で出会って封印していた気持ちがひらかれたんです。
もう一度、勝つために。マネージャーっていう立場から。
マネージャーを選んだ理由にもう1つ。高校の時に多くの人の支えと声援があってやってこれて、感謝の気持ちでいっぱいだった。今度は自分が誰かを支えたいと思ったから。
結局、支えたいとか言いつつ支えられている部分も大きいんですけどね…。笑



人としてマネージャーとして、自分はまだまだ未熟。
やらなきゃならないこと(就活)あるけど、ア式も大切にしたい。でも本当なかなか行けない週とか申し訳ない…。
選手と共に成長したい。共にっていうよりか、選手を追いかけているきがする…。敵わないところが多くて…。いや、でも微力ながらバカなりに考えて行動するぞ。


話は変わって…
最近ア式に足りないものとして『栄養』が真っ先に思いついたので、フィジコ松木さんと相談しながら改善するにはどうしたらいいか後輩スタッフとも考えつつ動いていきたいと考えている最中です。フィジカルを強化するには『食』って切っても切り離せないはず!
まずは現状把握から。アンケートあとでとる予定なのでみなさんよろしくお願いいたします。
いろいろ失敗するかもだけど、失敗を恐れずに挑んでいこうと思います。動かないと何も始まらない!!!


長々書いてすみません。読んでくださった方ありがとうございます。

新4年 スタッフ
布施明日香

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