2015年5月7日木曜日

最高のチーム

チームってのは面白い。

多様な思いを、性格を抱えた個人がまとまり一つの集合体になっている。

しかし集団ってものは簡単なものじゃない。当然ながら個人が勝手に動いていては集団は成り立たないからである。

例えば、市民レベルでみたときに人のものを盗ったり、人を殺めたりすることは集団を乱す個人の勝手な行動の最たる例である。

それを抑制するために法律、すなわちルールが設けられた。しかしこいつはかなり脆い。
人間が自由に行動する上でこのルールを守るか否かも判断の対象になり得るからだ。

ルールとか外からの抑制力なんてものは集団に直接影響を与えることはないだろう。個人的には、ルールってのは集団を形成するにあたってあるべき最低限のモラルを植え付けようとするためのものだと思ってる。


ルールは無力。では、個人が集まって集団という一つの強固な生き物を作り出すそれは一体なんなのか。



一つ、目標。

同じ目標にむかって進むこと。
例えば、一人の人がある地点まで走ることを考える。

頭くんが、「あそこまで走るぞ〜」と言う。

心臓くんが、肺くんが、全身のきんにくんがそれに応える。

身体が動き出す。

その地点に到達するという共通の目標の下、人という生き物が個の器官の調和によって、進んでいく。



こんな感じ。



もう一つ、信頼。これ最重要。
今度は、3kmくらい先まで走るとする。

同じ目標の下、頭くんが、心臓くんが、肺くんが、きんにくんが、その身を尽くす。

3kmともなれば途中で
心臓くんが、肺くんが言う
「きついきついきついきつい、無理無理無理無理あかんてあかん!」

足のきんにくんも言う
「もう無理だああああああ」

すると頭くんが言う
「いや、俺らならいける。絶対いける。もう少しだ、頑張ろう。」ってね。

頭くんは心臓くんを、肺くんを、きんにくんを信じて励ます。

頭くんの言葉を聞いて

心臓くんは肺くんを、きんにくんを信じて血を送り。

肺くんは心臓くんを信じて空気を取り込む。

きんにくんは、頭くんの言葉を信じて、心臓くんから送られてきた血から力をもらってひたすら伸縮する。

頭くんも、みんなの頑張りをみて、まだ行ける、と奮起する。

人という一つの生き物が、お互いを信頼しあい、各器官が各々の役割を果たしていく。




大事なのは、集団をつくる個人の気持ち。



最初にも言ったけれど、なんだかんだでチームは個の集まりだ。

個人の想いがある、目標がある。それは当然持つべきもの。

しかし、いざチームとして動き出すとなったらチームの目標、同じベクトルに向かって全員が進んでいかないと、チームっていう生き物は成り立たなくなってしまう。

そしてチームにはいろんな役割の奴らがいる。そいつらが他の奴らを信頼して自分の役割を果たすってのが、そのチームっていう生き物を強くする上での最重要なこと。

ある男は言った。

強いチームってのはお互いが助け合いながら共に高みを目指せるもの。勝てる集団じゃなくて、勝つに値する集団だと。


簡単なことではない、分かってます。それでも、やらなきゃいけないんだと思います。

関東で闘うっていう共通の目標の下で選手が、スタッフが、応援してくれる人々がそれぞれの役割を果たし、一丸となって闘う、そんなチームでありたい。





名作は必ずしも長いとは限らないのでここらで終わりにします。





最高のチームで、今週も勝ちましょう。



3年  吉岡龍弥

0 件のコメント:

コメントを投稿