2015年8月9日日曜日

遠慮なんていらないんだ!

 
(レストランにて客が注文をし終えたところで)

店員 「ご注文は以上でよろしいでしょうか」

客 「はーい」

店員 「それでは、厨房のほうを振り返らせていただきます」

客 「なんでやねん!それを言うなら、ご注文を繰り返すやろ!」

というような、やりとりがあったとします。
さすがにこのようなやりとりはレストランでは見受けられないと思うので、あくまで漫才という視点にして、ツッコミ役に客、ボケ役に店員をここでは設定します。ツッコミ役の客はボケ役の店員の言動を冷静な視点で監視し、その言動の間違い(ボケ)をすばやく察することができているのがわかります。そのするどいツッコミによってはじめて、この会話が趣深いものとなります。しかし、ツッコミ役の客が、

「え?厨房?あぁ・・・はい」

と薄い反応をしたとします。つまり、これはツッコミではなくボケにボケで返したわけでその瞬間に、この会話の軌道が不明瞭なものとなり、ほとんど意味のないものと化します。最初からボケを投げてくることがわかっているならば、ある程度はうまくツッコミを返すことができるかもしれませんが、想定していないところからボケが投げられるとうまく返せないという事態が起こり得ます。
このことは上記のような店員と客との一対一の関係だけではなく、自分自身の中だけにおいてやや集団の中においても共通して言えることだと思っていて、スタッフとスタッフ、選手とスタッフ、選手と選手の間でもお互いの反応が薄くなると、そのことが原因で要求をしなくなったり時にはミスが発生したりします。するどい反応といえばやや厳しい印象を与えてしまいそうですが決してそんなことでなくて、
こっち!そっち!
こうしたくない!ああしたくない!
それはいい!それはだめ!
などに対して、敏感にお互いに反応や要求ができれば、きっと漫才におけるするどいツッコミのような役割を果たし、時にはそのことが軌道修正をしてくれたり、明瞭なもの、意味のあるものとなるよううまく導いてくれるだろうし、これはチームであるからこそ遠慮なくできること、チームでしか遠慮なしにはできないことだと思います。
日本人はどこか遠慮深くて控えめでおくゆかしい気質をもっていると言われているし、西野カナやflumpoolの歌でわかるように、強い思いを歌の中で言葉にして伝えたり、伝えられない思いを歌にしていて、そしてそのような歌が世の中には溢れかえっていて、それに共感する人もたくさんいる。少し論点や視点はずれるけれど、そうはいっても伝えるってそう簡単ではないことを感じさせられます。


(ネタは某コンビのネタからの引用です)

部活ではツッコミたい プライベートはボケたい
2年スタッフ 谷口   紗彩

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