2015年9月6日日曜日

なんこつ



中二の秋 11月19日 掃除の時間

「バッバッバッ(丑、卯、申)、バチバチバチバチッッッ」
(満帆のゴミ袋(螺旋丸)を持つクラスメートへ向かって)
「千鳥ッ!!!!!!!」

次の瞬間、左ひざに激痛が走った。
「あっ、あっ、、、い、痛い、、歩けねぇ、、、幻術か!?。」

離断性骨軟骨炎(りだんせいこつなんこつえん)。
こいつとの出会い。いつの間にか両膝に棲みついていた。
全治半年。幻術ではなかった。
怖かった中三がいなくなって最もサッカーが楽しくなっていたときに、こいつはやってきた。


高三の夏 8月28日 選手権二次予選二回戦
前半で4-0、ほぼ勝ちが決まった試合。自分の代16人中16番目に使える選手だった自分は後半、マンマーク要員でピッチに立たせてもらった。テンションが上がって敵とボールを追いまわし、鋭くターンしたその刹那、右膝に激痛。プレーは続けたものの、帰路では一切歩けなくなっていた。
全治・・・??。さすがに幻術ではなかった。
高校生活、最も再会したくないタイミングで、あいつは突如姿を現した。


大学二年の晩冬 2月15日 vs慶應
なぜか朝からそんな気がした。また、来るのか??
失点を重ね相手に圧倒され、膝への注意を一瞬ぬかった。右膝をほんの少しねじった。
やっちった、、、。
4月、痛みに耐えかね検査を受けると、
「これ、老後とかやばいかもね。
いつ治すの?今でしょ(死語)」
ということで手術。
あいつとは完全におさらばできたのだろうか。いやもうさすがに、来ないでよね。


「いやぁ、うーん、8か月かなぁ・・」
と伝えられてから、ピッチの外で、サッカーボールのない場所で、とてもやりがいを感じ、興奮させてくれることをいろいろとやらせてもらった。「チームを強くする」ための活動を通じて、夢のようなものを見させてもらっている。この夢は、これからも、見続けるだろう。

あれ?あいつのおかげじゃん。

でも最近になってようやく、(非公式に)ボールを触るようになってようやく、目が覚めた。
最悪の形で高校サッカーを終えて、大学でもサッカーバカになろうとした、その初心を、感覚を思い出した。言葉にはできないけど。
ピッチで、サッカーボールのある場所で、仲間と一緒に喜ぶに値する結果を得られなければ、大学生活を心の底から「よかった」と振り返ることができるはずは、ない。
自分のコアな部分は結局そこ。この期に及んで、そこ。
そこに対して、自分の能力はまだ何も及んでいない。

やる。

離断性骨軟骨炎。今度こそさよならだ。

追伸
まつき
大学初ゴールとったら1000円、クロスでアシストしたら1回500円。
カリブ
喉の調子整えとけよ。

今年の4年が、報われないわけがない。
祈って、十中八九は届かない声を出すことしかできないけれど、一緒に闘いたい。


強化部長は仮の姿
3年 DF 新見豪太








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