2017年6月7日水曜日

飛躍


最近理不尽な目にあった。

学校の体育で男子に後ろからスライディングされ骨折した上に、1回目の手術が失敗し再手術した。今はリハビリしてだいぶましになったが、手首も指もまともに動かない。



ところで「理不尽」と聞いて、一つ思い出したことがある。





私が小学生の頃。小学生というのもあっただろうが、あの頃は特に男女差別が酷かった。女がサッカーすんな、女のくせに調子に乗るな、と何度言われただろう。いじめられたこともあったし、練習で試合でパスが来ないなんてことはザラだった。それでも、同じチームに他に女の子がいたり、私が負けず嫌いだったりしたこともあり、休むことなく練習に励み続けた。



ある日の練習、最後にゲームをしていた時。いつものようにパスは来ない。そんな日々にも慣れたし特に何も思わなかったが、突然私は覚醒した。敵からボールを奪い、そのままドリブルしてかけ上がって行ったのだ。周りが唖然とする中、チームで一番上手な男の子が止めにきた。それでも私の勢いは止まらず、走りながらその子と競る形となった。そのままゴールへなだれ込み、シュートを決めた。



格好よくなく泥臭く奪ったゴールだったが、周りの見る目は明らかに変わった。パスが来るようになったし、「女のくせに調子に乗るな」から「女なのにすげー」になった。そして何より、周りが認めてくれることによって自分に自信がついた。





理不尽に打ち勝った時、自信が生まれる。ピンチこそチャンスだ。

今こそ成長する時なのかもしれない。





ちなみに占い好きの母によると、私は今年「飛躍の年」らしい。

女子部 2年 鈴木 比奈子

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