理由
よく同期や先輩方に聞かれるのが、
「なぜア式のマネに入ったのか?」
ということ。その度に私は、
「マネージャーって人生で1回やってみたかった。」
「新歓でア式の雰囲気が良かったから。」
などと答えていました。
新歓期も、運動部マネ以外の選択肢は全く本腰を入れて考えなかったし、ア式と男ラクくらいしか新歓にも行ってないし、なんなら3月からア式にしようかな~とか思ってました。
最終的には「入りたい!」と思う直感に任せ、それ以上深く考えずにこの時期まで来てしまったのですが、部活もバイトもなく余りにも暇だった先日、ア式スタッフに入った本当の理由について考えてみました。
ぶっちゃけ、何かスポーツらしいスポーツに何年も打ち込んでいた経験はないです。小さい頃からバレエをして、怪我で1度中断。中学に入って再開し、部活も卓球部と書道部に入ったんですけど、卓球に面白さを見いだせなくて1年半で辞めちゃいました(笑)
他方、入学と同時に始めたミュージカルに、バレエや部活よりのめり込みました。ミュージカルと、バレエ・部活の何が違うかというと、"全員で"何かをするというところ。個人プレーというよりチームプレー。自分が出来ればそれでいいんじゃなくて、出来ない人がいたらその人ができるようになるまで練習に付き合う。監督から注意を受けたら、何がいけなかったのか自分たちで考えて、改善する。気が緩んでいたら、皆で注意しあう。よりよい舞台を作る、という目的の為に何が出来るか考えて、自分はもちろん全員で努力する。子供だけのミュージカル、ということで大変なこともありましたが、この楽しさと、やり甲斐と、やりきった時の達成感の虜になってました。
書いていて気づいたんですけど、これはどんなチームプレーのスポーツや創作活動についても言えることだと思います。"自分"のためじゃなくて、"舞台"のために。"個人"のためじゃなくて"チーム"のために。"me"よりも"us"のために何かをする精神、そしてその楽しさを私はミュージカルから学びました。
そして今。私は"me"よりも"them"のために何かをする場所にいます。もちろん同じア式蹴球部という立場においては"us"なんだけど、チームの勝利にに直接的に貢献できる立場ではありません。舞台でいうと、演者ではなくて音響・照明などの裏方。だけど、"us"のためであれ、"them"のためであれ、同じ喜びを私は感じることができるとこの数ヶ月で知ることが出来ました。自分が支える存在が、なにか成果を遂げたり、喜ばしい環境にあると、自分のことのように感動できると。
だから、突き詰めると、私がなぜ運動部のマネを選んだか、という質問の答えは
「誰かのために何かを一生懸命にやり遂げる4年間を過ごしてみたかった」(※)
ということです。多分私の心が、本能的に「me、usって来たら、次はthemっしょ」的な感じで求めてたんだと思います(笑) 今思い返せば、いやもうナイス私の当時の本能、って感じで、その時の選択には悔いの欠片もありません。
じゃあなぜ運動部の中でア式だったのか。
それはもう運の巡り合わせとしか言えません。(長くなったのでそろそろ終わりたい) 東進の祝勝会で部員の方と写真を撮った時から定まっていたのかもしれないし、女子会に参加して楽しませて貰った時かもしれません。何れにせよ、何だかんだで、今ア式の一員としてfeelingsを書いてます。雑くなってしまいましたが、まぁ、これについてはおいおい暇な時に考えてみますね。
(※)みたいなこと恥ずかしくて言えない
1年マネージャー 平岡弥久
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