私の選択
私の大学生活は新型コロナウイルスによって好スタートとは言えませんでした。授業は全てオンラインで学校には行けず、友達もできず、このまま何もしないで1年が終わってしまうのかと不安な毎日を過ごしていました。
そんな時上級生の方からア式蹴球部のお話を伺いました。
私の通っていた中高は女子校だったということもあり、マネージャーやトレーナーと言う仕事がありませんでした。昔から部活のスタッフと言う仕事に興味があった私はそのお話を聞いた時すぐに入部したいと思いました。
これまで18年間、何かに全力で取り組んだことがありません。小さい頃から新体操やピアノ、水泳など様々な習い事をしてきましたが今まで続けているものは一つもありませんでした。
中学ではテニス部、高校ではバドミントン部に所属していましたが運動が苦手な私は全て中途半端に終わってしまいました。
最後の学生生活である大学4年間を通して、何かに熱中し、有意義な時間を過ごしたいと思い、そしてその有意義な時間をア式蹴球部で過ごしたいと強く思い入部を決めました。
しかし、サッカーはテレビでW杯を観戦するくらいで知識やルールは全くといっていいほど知りませんでした。そんな私ですが練習や試合を見ていくうちに、ルールや仕事内容を覚えていくことができています。
トレーナーの仕事は私が想像していたより大変でしたが、それ以上にやりがいがあります。
選手にとってリハビリ期間は、サッカーをしたいのにできないといった辛い時間でもあると思います。精神的な支えにもなれるように信頼関係を結び、怪我から復帰した選手の良いプレーをみて自分の仕事に誇りを持つのが私の目標です。
ア式蹴球部に出会えたこと、本当に嬉しく思います。
まだ慣れない点も多く未熟な私ですが、早く1人前のスタッフとなり、選手の方々がよりよいプレーができるように全力でサポートしていきたいです。
試合で勝った時は一緒に喜び、負けた時は一緒に改善点をみつける。そんなスタッフになりたいです。
たくさんご迷惑をかけてしまうと思いますが、一生懸命努めますのでどうぞよろしくお願いいたします。
読んでくださりありがとうございました!
2年 荒井花
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