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9月, 2021の投稿を表示しています

「ア式にいる意味」

  こんにちは、ア式 1 年の陶山大晴です。 今回は初めての feelings なので、自分がア式に入るまでの経緯でも語っていこうかなと思っています。     突然なのですが、僕はア式に入るかどうか最後の最後まで悩んでいました。 というのも、実は僕は理科三類に入学していて、そのまま医学部に進学する予定だからです。医学部のカリキュラムは他の学部と比べかなりきつく部活と勉強の両立がきびしいのでどうしようかって当時は考えてました ( 今も思ってます ) 。正直僕も鉄門サッカー部に入ろうかかなり悩んだ時期があって、それもあって新入生の体験期間にはあまり参加できてませんでした。     最終的には、高校時代からの先輩で同じ理三から医学部に進学している内田先輩が両立できているから自分もできるのかもなとか、筑駒時代はほぼ話したことなかったけどかっこいいなと思っていた大矢先輩からとりあえず入ってから考えればいいじゃんって言われたから入ろうかなとか、他にも色々考えた結果入ることにしました。結局のところ今はサッカーしていて楽しいし、人間関係を豊かにすることもできたし、ア式に入って本当に良かったと思っているので内田さんと大矢さんにはすごく感謝してます。誘ってくれてありがとうございます!笑     ただ、正直今はまだ 4 年間ア式続けられるかはわかりません。 やっぱり自分がア式に入ったのは内田さんと大矢さんの影響が大きかったかなと思っているので、自分が大学 3 年生になって二人とも卒部してしまってもア式続けられると自信を持っていうことはできないです。ちょうど 3 年生になると理科三類から医学部にかわって忙しくなるっていうのも考えると、気付かぬうちにフェードアウトしていってしまいそうで自分でも怖いです。     でもそんなこといっていても、せっかく一度入部したのだから卒部まで 4 年間過ごしたいと思ってるし、やっぱり鉄門に入れば良かったなんて思いたくないし、卒部の時にア式に入って良かったと思いたいっていう気持ちはあります。     だからこう考えました。ここから 2 年間、二人の大先輩がいなくなるまでの間に、自分が...

夢中になれること

こんにちは、一年の木戸です。よろしくお願いいたします。 何を書くかすごく迷ったのですが、入部への経緯を少し話させていただきたいと思います。私は文章を書くのが苦手で自分の考えもうまくまとめられないので、稚拙な文章になるとは思いますが少し読んでいってもらえると嬉しいです。 私は18年の人生の中で7回の引越しを経験していて、日本を含めて4カ国に住んでいたことがあります。さらに日本の中でも引越しを繰り返していたので、これといった出身地がありません。海外に住んでいたと言うと羨ましがられることが多いのですが、正直しんどいこともたくさんありました。言語は話せないし、友達は少ないし、課題は難しいし、日本に住んでいる友達と自分を比べてずっと日本に住んでいた方がよかったのかなと悩むこともありました。今は全部いい経験だったと思えていますが、海外の小さなコミュニティに属していた中学時代は家族以外に悩みを打ち明ける人もおらず、よく泣いていたことを覚えています。(もちろん楽しかったこともたくさんあったので、ずっとくよくよしていたわけではありません。) その時に一番楽しみだったのは週2回のサッカーでした。部活というよりは小さなクラブというかんじでただただ楽しくサッカーをしていました。サッカーをしている時は他のことを考えることなく夢中でボールを蹴っていた気がします。思いっきり体を動かすことでストレスの発散にもなっていたし、少しずつ上達するのが嬉しくて本当に楽しかったです。心の拠り所というほど大袈裟なものではありませんが、週2回のサッカーはたしかに私にとって重要なものでした。 高校生になって日本に帰ってきてからは女子サッカー部がなかったため、なかなかサッカーをする機会はありませんでした。それでもずっとサッカーをしたいという気持ちはあったし、体育の選択授業は全部サッカーにしていました。そして東大に進学し、ア式蹴球部を知りました。すぐに入部しようかとも思ったのですが私は高校時代に部活にあまり真剣に取り組んでなくて、大学で部活に十分にコミットできるか不安でした。体力もあまりないし、経験者とはいっても下手だし、やめておいたほうがいいかもしれないと何度も思いました。でも、やっぱりサッカーは好きだったので飛び込んでみようと思って入部しました。今はその決断に後悔はありません。あの時にやってみようと思って本当によか...

こんにちは

はじめまして、一年生の佐々木洸です。 こうやって書くと一年生ではない別の佐々木洸がいるみたいに僕に は感じられてしまうのですがまあしょうがないよなこれはこれで後 から見返した時に一年生の時の自分が語りかけてきてるみたいでい いかもしれないとか思ったり(どうでもいいですねごめんなさい) 。 2週間ほど前に原稿を書くよう連絡が来てから、 ずっと頭の片隅にはこの記事のことがあったのですが、 なかなか書き始められませんでした。 もともと課題は直前にならないと始めないタイプの人間なのですが 、この feelingsに関しては、 別の感情も働いていた気がします。 自分と向き合うのが怖い。だからそこから逃げ、 ずるずると先延ばしにしてきました。 思えば、 僕はこれまでも自分と向き合うことを避け続けてきました。 進路が決まってしまう中高一貫校や大学附属校には進まない。 高校は理系・文系の選択が3年生になるまでない高校を選ぶ。 そして、この大学も、 自分の専門を進学選択までは決めなくていい。 自分と正面から向き合わず、 自分にはまだたくさんの選択肢が残されているんだと言い聞かせる ことで、自分はまだ本気をだしていないだけ、 本当の自分はなんでもできると思い込む、 そんな生活を送ってきました。 結局、今この原稿を書いているのは締切当日です。 奇しくもこの日は僕の20歳の誕生日で、 六星占術も大殺界も信じていない僕でさえも、 なにか因果を感じてしまいます。 個人的にただの1日をなにか特別なものに見なすのはあまり好みで はありませんが、もう子供だとも言い張っていられません、 いい加減自分のことを真剣に考えてみようと思います。 それと、 この feelingsを書くにあたりもう一つ怖かったことがあり ます。それは、 ア式にかける先輩方や同期の想いを知ってしまうことです。 部員で連載している記事を担当するからには、 それまでにどんなことが書かれてきたのかを確かめることは当然の 義務だと思います。しかし、 もし今までのfeelings を読んで皆さんの苦悩や想いを知っ てしまったら、 何も感じずのほほんと暮らしている自分がどうしようもなく情けな くなってしまいそうでした。 話はやや逸れますが、ア式に入ってから気に入った表現に、「 負債をためる」というものがあります。 ビルドアップやロンドの時など...

言い訳

「怪我をしない」 HPに掲げた今シーズンの目標が見事なフリとなり、入部から3ヶ 月で3回怪我をした。 僕が怪我人として外からピッチを眺める中、同期たちは確実に成長 していた。 いきなりトップチームのスタメンに抜擢される奴。少ないチャンス をものにして、ステップアップしていく奴。 昨日まで同じカテゴリーで練習していたはずの同期が、一人、また 一人と消えていき、僕が練習に完全復帰した頃には、自分一人だけ が取り残されていた。 つい数ヶ月前まで、同じスタートラインに立っていたはずなのに. . いや、実際はスタートから既に出遅れていたのかもしれない。 思えば、初めてア式の練習に参加した時、レベルの高さに度肝を抜 かれた。 だって、言っても東大よ?みんな勉強しかしてこなかったんじゃな いの? 練習初日で、その舐めた考えは一新された。 東大でさえ、自分が一番下手くそだとは思っていなかった。 どうやら、本当に勉強とサッカーを両立できる人たちがいるらしい 。 高校時代、本当の意味での文武両道は不可能だと思っていた僕は、 受験中心の生活を送っていた。 比率で言ったら、勉強7、サッカー3くらい。 いや、8:2くらいだったかもしれない。 とにかく東大に現役で受かることだけを考えていた僕は、そこそこ サッカーが強い高校に通っていたこともあり、当然ずっとBチーム に所属していた。 当時の僕は、それがベストな選択だと思っていた。実際Bチームで は毎試合出場できて楽しかったし、成績を維持するだけの勉強時間 は容易に確保できた。 しかし今思えば、僕は勉強を言い訳にして、サッカーに真面目に向 き合っていなかった。 受験を言い訳にして、Aチームに上がれない自分を正当化していた 。 本当に情けない。 運良く現役で合格できたから良いものの、もし落ちていたら、今度 はどんな言い訳をしていただろうか。 無事東大に合格した後、僕の大事なことランキング第1位から「受 験」が消え去り、自動的に「サッカー」が1位に昇格した。 だから大学入学後、ア式に入部することは自然な選択だったし、今 でも全く後悔していない。 (他のサークルの新歓に行かなかったことだけは後悔してるけど) ア式は本当に魅力的なチームだと思う。 良い意味で"浮いている''ア式が、Jユースや選手権常連校出身 ばかりのスポ薦軍団を...

語るのはまだ早い

こんにちは。 2 年の植田です。   今回 feelings を書くことになったわけですが、 正直に言うと 気は進んでないです。 入部してから約10ヶ月経っても ア式で未だに何の結果も残せてない奴が自分のこと語り出しても なんかダサいなっていう か、 自分の変なプライドが邪魔する ん ですよね。 1回目の feelings 書いた頃は ぶっちゃ け 、最初の シーズン はコーチ陣が過大評価してくれたおかげ で割とうまく いってたのも あって 「来 シーズン は 最低でも Aに は 絡 め るや ろ 」みたいな慢心があった のは認めざるを得ないです。 せめて A への昇格とかリーグ戦出場とか最低限の結果 を出してから自分 のことはたっぷり語ろう と思います。 かといってこれで feelings は以上!なんて選択肢は多分俺には無い ん で、 まあ何かしらについて語らなきゃいけないわけです。   実は最初、今シーズン数人退部者が出る中で中高の同期が1人休部しちゃったのもあって「サッカーを続けることをどうやって肯定するか」とか「サッカーが嫌いになりかけたときにど のような行動を起こせばいいのか」 とかについて feelings の場を借りて自分の考えを書こうとした ん ですけど、 他の人 が既に 書いている ようなことばかりしか思い浮かばなかったの と、サッカーを続けることは肯定できてもサッカーを続けないことはあまり否定できなかったの と、やっぱりプライドが邪魔したの が理由でこの案はボツに。 そういうわけで、 最初自主的にf eelings を書くことを申し出たにも関わらずあんまり気が進まない状態になってしまった ん です。 某 feelings 担当者さん、ごめんなさい。   言い訳が終わったところで 本題に移るわけですが、さて何について書きましょう。 まあ今シーズンの自分といえば とにかく「怪我」かなって思うので、 これについて書こうと思います。   マジでこんなに怪我に苦しめられたことはないです。 シーズン始まって1週間で軽い肉離れやらかして、完治しないまま無理矢理復帰して、 謎の睡眠障害も始まり、 コンディションは完全に崩壊。ちょっとずつコンディション戻ってきたかなって思ったら今度は 分離症。 昔からの悩みだった膝と足首も再...