「好き」は強さになる
卒部フィーリングス。 書きたいことがたくさんありすぎて長くなってしまいましたが、後輩へのメッセージも込めて、自分にしか書けない自分らしい考えを少しでも伝えたいと思い、書かせていただきました。最後までお付き合い頂けると幸いです。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 「好き」は強い。 引退して3か月が経ちました。離れてみて、そして就職活動などをする中でア式女子のことを誰かに話すたびに、改めてア式女子が心から好きだったのだと感じています。そして、好きなものがあることの大切さを痛感しています。 「正解かもしれないから、周りがやっているから、やらないといけないから」、、、 ではなく、 「自分がやってみたいから、楽しいから、好きだから」。 自発的に行動する方がモチベーションもエネルギーも高いはずで、自発的に行動する方が自身の行動に責任を持てるはず、納得がいくはず。自分を信用するのは難しいことかもしれないし、心の声に純粋に従うのは怖いかもしれないですが、大変な時や辛い時に自分が選んだ道だからという考えはとても力になってくれるはずです。私自身が悩んだ時にそうでした。そして自分で選んだ道だからこそ、周囲の方々が助けてくださり、応援してくれたのかな、と。 また、あるサッカー選手は口癖でよく「なりたい」ではなく「なる」、「やりたい」ではなく「やる」んだと言っていました。もちろんそこには責任や覚悟などもあるとは思うのですが、それ以前にそこには好きがベースとしてあると勝手に私は思っています。 今年で創部7年目になるア式蹴球部女子もどんどん大きな組織に成長していくでしょう。年を重ねるごとにどんなチームができていくのかが楽しみで仕方がないです。しかし、そこには必ず変化が伴います。 そんな中、ある程度自由があり、選択肢が無限と言っていいほど多くある大学生活の中で自分はなぜ今ここにいるのだろうと立ち止まる機会は必ず来ると思います。なぜあえて大変な体育会を選び、サッカーをしているのだろう、と。そんな時、ただただサッカーが楽しいとかサッカーが好き、もしくはア式女子という組織が好きとか同期や先輩が好き、などと思えればそれが支えになってくれるでしょう。それが今そこにいる理由なのでしょう。 「好き」は強さであり、無...