こんにちは

はじめまして、一年生の佐々木洸です。こうやって書くと一年生ではない別の佐々木洸がいるみたいに僕には感じられてしまうのですがまあしょうがないよなこれはこれで後から見返した時に一年生の時の自分が語りかけてきてるみたいでいいかもしれないとか思ったり(どうでもいいですねごめんなさい)


2週間ほど前に原稿を書くよう連絡が来てから、ずっと頭の片隅にはこの記事のことがあったのですが、なかなか書き始められませんでした。もともと課題は直前にならないと始めないタイプの人間なのですが、このfeelingsに関しては、別の感情も働いていた気がします。
自分と向き合うのが怖い。だからそこから逃げ、ずるずると先延ばしにしてきました。


思えば、僕はこれまでも自分と向き合うことを避け続けてきました。進路が決まってしまう中高一貫校や大学附属校には進まない。高校は理系・文系の選択が3年生になるまでない高校を選ぶ。そして、この大学も、自分の専門を進学選択までは決めなくていい。


自分と正面から向き合わず、自分にはまだたくさんの選択肢が残されているんだと言い聞かせることで、自分はまだ本気をだしていないだけ、本当の自分はなんでもできると思い込む、そんな生活を送ってきました。


結局、今この原稿を書いているのは締切当日です。奇しくもこの日は僕の20歳の誕生日で、六星占術も大殺界も信じていない僕でさえも、なにか因果を感じてしまいます。個人的にただの1日をなにか特別なものに見なすのはあまり好みではありませんが、もう子供だとも言い張っていられません、いい加減自分のことを真剣に考えてみようと思います。


それと、このfeelingsを書くにあたりもう一つ怖かったことがあります。それは、ア式にかける先輩方や同期の想いを知ってしまうことです。
部員で連載している記事を担当するからには、それまでにどんなことが書かれてきたのかを確かめることは当然の義務だと思います。しかし、もし今までのfeelingsを読んで皆さんの苦悩や想いを知ってしまったら、何も感じずのほほんと暮らしている自分がどうしようもなく情けなくなってしまいそうでした。


話はやや逸れますが、ア式に入ってから気に入った表現に、「負債をためる」というものがあります。ビルドアップやロンドの時などに、自分のところでボールを失いはしないけれども次の人が大変になるようなプレーに対して使います。他にもア式で使われる表現は、洗練された、絶妙なものが多く、個人的にとても好きです。これまたどうでもいい話ですね。


話をもどすと、いまこそ自分がこれまでためてきた負債をかえす時だと思います。


そこで先ほどこれまでにかかれたfeelingsを初めて読みました。想像していた通りでした。自分が恥ずかしくなりました。でも、僕はもう逃げたくありません。これまでの自分をきちんと受け止めようと思います。


結局この文章もつまらない装飾をして、心のうちをはぐらかそうとしてしまいました。次このfeelingsを書くときは、無駄な飾りつけがいらなくなるように、これからは、サッカーと、そして自分ときちんと向き合い、先輩方や同期に恥ずかしくないように活動していきたいと思います



一年 佐々木洸

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