辛いことがあったら

1年生のfeelngsが順々に投稿されるのをみて自分の番になったら何を書こうかとちょっと考えてた。色んなことがあった今までのサッカー人生だとかア式への超超超超熱い思いだとか。うん、十分語れる。けど今までの人達がその方向性で語ってくれたから僕はちょっと方向を変えて("ミタカヒョウアシキの生態"を書いてくれた某大田くんや"今年の夏"を書いてくれた某佐田くんには到底及ばないが)、この頃思ってることをつらつらと述べていきたいと思う。というのも、こう思うきっかけとなる出来事が最近起こったからだ。6月半ばくらいに練習中に捻挫して2週間離脱し、復帰後初の練習試合で足の親指を骨折した。いやいや、そんなに日頃の行い悪かったっけぇぇぇぇ!なんてことを思ったりした。

そんなことがあって今は全くボールに触れずひたすらフィジカルトレーニングをする日々が続いてる。約1ヶ月ひたすらフィジカルトレーニングをすることは今までになかった。そんな中で思うことは、それぞれの物事にはそれぞれの意味があるとか、物事は捉えようだとか、とにかくその時その時において自分にはあらゆる解釈と選択肢があって、考えて考えて行動を選択していくことが大事だってこと。(ものすごくありふれたことですみません笑)。この頃は今までで一番自分の体と向き合っている(今までが向き合わなさすぎた。それについて思うこともあるが今回は割愛)。この先も自分の体に気を遣っていく。そー思うとこの怪我も良い機会だったのかなって思えた。そんな日頃の行い悪かったけぇぇぇぇ!なんて思ってたのに。物事は捉えようでこんなにも変わる。そしてこの変化は今回に限って起こることではないだろう。これから先色々なことがあるだろうけど、解釈のしようで、選択のしようで、自分の成長の度合いが変わってくる。この先怪我をした時も、プレーがうまくいかない時も、単位落とした時も、失恋した時も、上司に怒られた時も、どんな時も。そーいえば人生は選択の連続である、なんてシェイクスピアが言っていたな。ってことはn番煎じだこれは。申し訳ない。

あと思ったのは、自分で思いつく解釈や選択肢は限られたものだと自覚することが重要であるということ。考えて考えて考えぬいて思いついた選択が良い結果を招くことも多々あるけど、あくまで自分の思考の枠組みに収まったものであるし選択肢の幅はその分狭い。もっと良い選択があるかもしれない。では自覚した上でどうすればいいのか。それは人の話を聞くことだ。解釈を拡張すると、本を読むことでもいい。今回の怪我に関して言えば、ある先輩が僕に"この時期に怪我してよかったな。フィジカルを鍛えられるから。"なんて言ってくれたことが僕の考えが上述のようなものに至った1つのきっかけとなった。こんな感じで人の話を聞くことは自分が自分の枠組みから抜け出すのに非常に役立つ。

ってなわけでこの頃感じてることを述べてきたわけだが、見返してみると、うん、ちょっとだけ長かったかな笑ここまで読んでくれた読者にはお礼を申し上げたい。でも最後に1つ。大層なことかもしれないけど、私はこの文章がただの私の感想文で終わるんじゃなくて、読者の悩みを解決する解釈の変化のきっかけなればいいな、なんて思っている。部活の悩み、(受験)勉強の悩み、人間関係の悩み、色々な悩みがあると思う。読者がもし何か辛いことがあった時にこの文章を思い出して、この状況も自分の成長のためになる、なんて思ってくれれば嬉しい。この文章が読者にとって壁を乗り越える手助けになることを願って今回は筆を置くことにする。(無論すでに普段からこのように考えている人の前ではただの長ったらしい感想文でしかない。)

さぁ、今日もフィジトレ頑張るか〜。

1年 田中秀樹

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