昇格おめでとうございます(•ε•)
これを書いているのが10月2日だから、ア式の都リーグ1部昇格&復帰が決まって一週間とちょっと、2部優勝が決まって二日経った。
尋常じゃない破壊力で相手を圧倒し、見ている人たちをも引き込む魅力的なサッカーで、前期からほぼ安定した戦いを続けてきたア式は、三試合を残して昇格を決めた。
リーグ戦は昇格してなんぼみたいなところがあるので、昇格が決まった瞬間は選手やスタッフみんなが喜びを爆発させていた。
そんな中僕は心の底から喜べずにいた。というか、昇格を祝う気持ちとは別のところでもやもやしたものが心を支配していた。
理由は明白かつ単純で、自分はAじゃないからだ。
(せっかく今シーズン最大の目標を達成したのにも関わらず、それに若干水を差すようなfeelingsになってしまうかもしれないことを先に謝っておきます。自分の番に回ってくるタイミングが良くも悪くもドンピシャだったので仕方ないです)
僕はいま育成チームにいる。育成の選手は公式戦に出ることはおろか、ベンチに入ることも余程人が足りないという状況にならない限りはない。そのため、公式戦に直接的に関わることがないので、昇格を素直に喜べずにいた、というわけだ。
やっぱり選手にとって一番の喜びは試合に出てチームが勝つことだろう。
もちろん、育成の選手も応援やチームの底上げという面で間接的にはほんの少し昇格に貢献できたかもしれない。でも、サッカーやってるなら、もっと目に見える形で勝利に貢献したいと思うのは当たり前のことだ。
この自然な欲求を満たすためには、チームを敗北に陥れるような選手は使われるわけがないのだから、チームを勝たせられるか負けさせない、サッカーのうまい選手にならないといけない。
じゃあ、サッカーがうまいとはなんだと考えたときに、自チーム・敵チームがどんな戦術をとっていてもだいたい対応できるくらいのサッカーの原則を抑えている、ということだと現時点では思う。
この点に関して大学に入ってから僕はしばらく勘違いしていた。というのも、ア式の特徴的な戦術の、すごく細かいところまでを気にしすぎていたような気がする。サッカーの専門雑誌や詳しい解説記事ばかり読んで頭でっかちになっていた感もある。そんなことだけをしていたら徐々に頭がピッチで起こる出来事に追いつかなくなった。
でも、うまい人とプレーしたり話したりする機会を得始めてからあることに気付かされた。戦術的に細かいところを突き詰めていくことも大切だけれども、あらゆる場面で通用するサッカーの原則とでもいうべきものを身につけるほうがサッカーがうまくなるのではないかと。
サッカーの原則といっても、全ポジションに通じるものもあれば各ポジションに特有のものもあると思う。
共通のもので言えば、ボールを受けるときには、相手のプレッシャーを受けにくく次の選択をしやすいようなポジショニングを取ることが大切な一例としてあげられる。
また、自分がDFなのでDFに特有の原則をあげるとしたならば、普通チャレンジ&カバーの関係を作ることがあると思う。
僕はこれらの原則を感覚的に遂行できる才能は持ってないので、周りのコーチやうまい選手に聞いたり自分で調べたりすることで自分の中に落とし込む作業が必要になる。
それは、今までなんとなく「うまいなぁ」と思っていたプレーを自分なりに解釈していくことなのできついと思うが、やるしかない。
自分が納得した原則が違ったらまた同じ過程を経て試行錯誤をしていく。
そして、うまい選手になりたい。
そして、来年こそはチームの喜びの輪にまぎれもない当事者として関わっていたい。
ここまで書き終えたところで振り返ってみると、我ながら当たり前のことを長々と、しかも自分勝手に書いたなぁと思うけれど、最近はこんなfeelingsしか持っていないので仕方ない。
そうは言っても、当たり前のことを自分なりに書いてみることもいいかもしれないと思いました。これからも頑張ります。
たまごっちの招待メッセージを送っても笑わないでください
一年 吉岡泰生
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