6/30 vs横国@御殿下 天候雨ときどき曇り
ついにfeelingsを出さなければならない時がやってきた。受験生のときから読んでいたfeelingsをいざ自分が書く立場になると思うと、なんだか感慨深い。地下鉄も通っていない田舎から出てきた普通の東大生が、公の場に自分の考えを発信するというのは、なんだか気恥ずかしいし、慣れないものだ。しかし、ア式にコミットするために、このタスクはしっかり果たさなければならない。
さあ、何ついて書こうか。高校時代は街クラブでもなかったし、キャプテンなんかもしたことなかった。書くことがすぐ見つけられて、面白い文章を書ける人は本当にすごいなと思う。自分も早くブレイクスルーしたい。
でも、この数ヶ月、サッカーについて学ぶことはとても多かったし、自分も今まで以上にサッカーに向き合えているなとも思う。だから、その中で感じたことを書いておけば、割と深イイ話になるんじゃね?という安直な考えの下、書き進めて行こうと思う。
ていうか、それがfeelingsってもんか。
まず前期リーグ期間中、自分はベンチにも入ることはできなかったし、入れるような選手でもなかったと思う。次に育成に落ちるのは自分かもなという不安を感じていたのも事実だ。
けれども、その中で自分にとって転機のようなものがあったように感じる。入部数ヶ月の若造が言うようなことではないと思うし、これから先もまだ転機はあると思うが、そこは我慢して聞いていただきたい。
転機やターニングポイントというとなんだか、自分にとってとても良いことがあって、それをきっかけとして、自分の調子が上がっていくというようなイメージを持ちがちだが、自分にとってのこの転機は、思い出したくもない最悪の出来事だ。
それは6月30日、御殿下での横浜国立大学との練習試合だ。雨が降ったり止んだりしていた。自分はアンカーで出場した。試合が始まっても思うようにプレーができない。チームの悪い流れも続く。まぁ今の東大のサッカーをする上で、チームの流れが悪い時というのは、アンカーの責任が大きい。自分でも、もどかしさを感じながらプレーしていたが、解決策が見つからない。何をしてもうまくいかなかった。それに対して、センターバックの遼さんから自分に飛んでくる怒号の嵐。混乱する頭、雨で疲労が溜まる身体。完全に思考と足が止まった。それでも試合は続く。相手のマネージャーから試合残り15分を告げる声。45分がこんなに長く感じた試合は人生で初めてだった。「早く終われ」そう思って試合をしていた。ていうか、それしか考えられなかった。試合結果すらも覚えていない。あんなに自分の無力さを痛感した試合はこれまでなかった。
それまでの育成に落ちるかもという不安は、もう育成に落ちたという確信に変わっていた。
試合後、いろんな先輩が声をかけてくれた。ありがたかったけど、何も考えられないくらい絶望に打ちひしがれていた。結局この試合のビデオは1回も見れていないし、これからも見ることはないだろう。そのくらい最悪の思い出だ。
どうして東大に入ってまで、こんなに怒られて、苦しくサッカーをしなければならないのか。いくらか思考を巡らせた。月曜日の夜、カテゴリー変更のLINEが来て、大和さんから個別のメッセージが来ることまでは覚悟していた。しかし、待てども、待てどもカテゴリー変更のお知らせが来ることはなかった。
なぜか、Aチームに残ったままだった。1年生ということもあって、大目に見てもらえたのかもしれない。とにかく理由は全く分からなかった。でも、運良くAチームに残った以上、必死にサッカーをするしかなかった。今のままではダメだった。なにかというよりも、なにもかも変えなくてはならなかった。
ミスしないようにミスしないようにと逃げ道を探そうとする。そんなことをしてもすぐに遼さんに指摘される。そう、結局逃げ道なんてピッチ上には存在していなかった。結局、サッカーをする以上、目の前のサッカーと向き合おうとしなければならないのだ。
それまで以上に、ポジショニングに気を使い、相手のことをよく見るようになった。その成果は徐々に出た。ボールを奪われる回数が明らかに減った。いつもならバックパスをしていて逃げていたのに、前向きなプレーを選ぶことも増えていった。
サッカーを10年以上しているけれど、自分が「上手くなった」と感じられるようになったのは初めてだ。自分でも不思議な感覚だ。
でも、まだ足りない。早くチームに勝利をもたらせる選手にならなければならない。今はまだ難しい。でも必死にやり続けていくしかない。下手だから、体力がないから、ただただ必死にするしかない。
人っていうのは、意外にも簡単に変わることができるようだ。筋トレを始めた。食生活に気を使うようになったなど。そのきっかけは人それぞれだ。自分にとってはそれがあの最悪な試合の経験だっただけだ。
この先いろんな壁にぶち当たるだろう。もちろん全ての壁に真正面から向き合うのも正解なのかもしれない。ほとんどの人は目の前の壁を乗り越えようとばかりするだろう。でも、時には回り道をした方が近道な時もある。
自分はあの向き合うべき最悪な試合から目を背けた。目を背け続けるという逃げを選択をしたからこそ、よりサッカーと向き合えた。
ここまで来て、こんな文章を書いた自分が恥ずかしくなってきた。
でも、どうせ190cmのプレデターも、メンブレしたfeelings書いてるだろうから、気にせずにしておこう。
さあ、いよいよ後期リーグが始まった。
前期までの自分とは、もう違う。
チームのために、
自分のために、
そして4年生のために、
とにかく全力を尽くす。
やってやろう。
兄貴のfeelingsむちゃくちゃ内容薄め
1年 いでいれお
さあ、何ついて書こうか。高校時代は街クラブでもなかったし、キャプテンなんかもしたことなかった。書くことがすぐ見つけられて、面白い文章を書ける人は本当にすごいなと思う。自分も早くブレイクスルーしたい。
でも、この数ヶ月、サッカーについて学ぶことはとても多かったし、自分も今まで以上にサッカーに向き合えているなとも思う。だから、その中で感じたことを書いておけば、割と深イイ話になるんじゃね?という安直な考えの下、書き進めて行こうと思う。
ていうか、それがfeelingsってもんか。
まず前期リーグ期間中、自分はベンチにも入ることはできなかったし、入れるような選手でもなかったと思う。次に育成に落ちるのは自分かもなという不安を感じていたのも事実だ。
けれども、その中で自分にとって転機のようなものがあったように感じる。入部数ヶ月の若造が言うようなことではないと思うし、これから先もまだ転機はあると思うが、そこは我慢して聞いていただきたい。
転機やターニングポイントというとなんだか、自分にとってとても良いことがあって、それをきっかけとして、自分の調子が上がっていくというようなイメージを持ちがちだが、自分にとってのこの転機は、思い出したくもない最悪の出来事だ。
それは6月30日、御殿下での横浜国立大学との練習試合だ。雨が降ったり止んだりしていた。自分はアンカーで出場した。試合が始まっても思うようにプレーができない。チームの悪い流れも続く。まぁ今の東大のサッカーをする上で、チームの流れが悪い時というのは、アンカーの責任が大きい。自分でも、もどかしさを感じながらプレーしていたが、解決策が見つからない。何をしてもうまくいかなかった。それに対して、センターバックの遼さんから自分に飛んでくる怒号の嵐。混乱する頭、雨で疲労が溜まる身体。完全に思考と足が止まった。それでも試合は続く。相手のマネージャーから試合残り15分を告げる声。45分がこんなに長く感じた試合は人生で初めてだった。「早く終われ」そう思って試合をしていた。ていうか、それしか考えられなかった。試合結果すらも覚えていない。あんなに自分の無力さを痛感した試合はこれまでなかった。
それまでの育成に落ちるかもという不安は、もう育成に落ちたという確信に変わっていた。
試合後、いろんな先輩が声をかけてくれた。ありがたかったけど、何も考えられないくらい絶望に打ちひしがれていた。結局この試合のビデオは1回も見れていないし、これからも見ることはないだろう。そのくらい最悪の思い出だ。
どうして東大に入ってまで、こんなに怒られて、苦しくサッカーをしなければならないのか。いくらか思考を巡らせた。月曜日の夜、カテゴリー変更のLINEが来て、大和さんから個別のメッセージが来ることまでは覚悟していた。しかし、待てども、待てどもカテゴリー変更のお知らせが来ることはなかった。
なぜか、Aチームに残ったままだった。1年生ということもあって、大目に見てもらえたのかもしれない。とにかく理由は全く分からなかった。でも、運良くAチームに残った以上、必死にサッカーをするしかなかった。今のままではダメだった。なにかというよりも、なにもかも変えなくてはならなかった。
ミスしないようにミスしないようにと逃げ道を探そうとする。そんなことをしてもすぐに遼さんに指摘される。そう、結局逃げ道なんてピッチ上には存在していなかった。結局、サッカーをする以上、目の前のサッカーと向き合おうとしなければならないのだ。
それまで以上に、ポジショニングに気を使い、相手のことをよく見るようになった。その成果は徐々に出た。ボールを奪われる回数が明らかに減った。いつもならバックパスをしていて逃げていたのに、前向きなプレーを選ぶことも増えていった。
サッカーを10年以上しているけれど、自分が「上手くなった」と感じられるようになったのは初めてだ。自分でも不思議な感覚だ。
でも、まだ足りない。早くチームに勝利をもたらせる選手にならなければならない。今はまだ難しい。でも必死にやり続けていくしかない。下手だから、体力がないから、ただただ必死にするしかない。
人っていうのは、意外にも簡単に変わることができるようだ。筋トレを始めた。食生活に気を使うようになったなど。そのきっかけは人それぞれだ。自分にとってはそれがあの最悪な試合の経験だっただけだ。
この先いろんな壁にぶち当たるだろう。もちろん全ての壁に真正面から向き合うのも正解なのかもしれない。ほとんどの人は目の前の壁を乗り越えようとばかりするだろう。でも、時には回り道をした方が近道な時もある。
自分はあの向き合うべき最悪な試合から目を背けた。目を背け続けるという逃げを選択をしたからこそ、よりサッカーと向き合えた。
ここまで来て、こんな文章を書いた自分が恥ずかしくなってきた。
でも、どうせ190cmのプレデターも、メンブレしたfeelings書いてるだろうから、気にせずにしておこう。
さあ、いよいよ後期リーグが始まった。
前期までの自分とは、もう違う。
チームのために、
自分のために、
そして4年生のために、
とにかく全力を尽くす。
やってやろう。
兄貴のfeelingsむちゃくちゃ内容薄め
1年 いでいれお
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