2019.3.13-7.22

ついに2回目のfeelingsが回ってきた

と言っても自分の場合は実質1回目か、なんて思いながら何を書こうかとみんなのfeelingsを見ていたら秀樹がfeelingsの意味についてこんなことを書いていた。

" #feelingsの意味

疑問に思ったことのある人はそれなりにいると思う。

部外への発信、部内の仲間への発信。過去のfeelingsでそう答えている人もいる。至極その通り。

ただ、この夏休み序盤という時期に回ってきたのは、feelingsの意味の1つに、自分と向き合う時間を作ること、ってのがあるんじゃないかということ。 "

確かになぁなんて思いつつ自分がア式に入ってから何をしてきたのかなと軽く振り返ってみたら、わかってはいたけどやっぱり怪我ばっかしたなと。

ということで、今回のfeelingsでは離脱中の過ごし方について書いてみようと思う。
(今後離脱する人に少しでも参考になればいいかなぁ)


まず自分のア式に入ってからの離脱遍歴を軽く書いておくと
1年の5月に右脛骨剥離骨折、11月に右足首捻挫、3月に左後十字靭帯(pcl)損傷、2年の7月に右膝捻挫
というわけでア式に入ってからの16ヶ月のうち合計6ヶ月くらい離脱してたらしい。ヤバイな
今回はpcl損傷での離脱中の過ごし方を振り返ってみようと思う。


まず怪我した直後
遠征中ということもあり、設備の整ってない病院に診てもらうしかなくて「ただの疲労じゃない?」なんて医者に言われたこともありそんなに重い怪我だとは思ってなかった。しかし、帰ってきてからかかりつけの病院でいきなりpclの損傷だと言われた。そして3ヶ月固定器具をつけて完全に直すか、強引に靭帯が損傷したままプレーするかをその場で選択することを強いられた。冷静を装ってこれからのプレー期間を考えて完全に直したいですとは言ったものの、正直かなり傷心状態だった。こうして3ヶ月の固定+1ヶ月のリハビリの計4ヶ月の離脱生活が始まった。


遠征後初めての練習ではみんなから怪我について復帰はどれくらい先かなど色々聞かれたが、自分は「最低でも3ヶ月っすね」なんて明るく答えていた。よくそんなに笑って返せるななんて心配してくれた人もいたが明るくならないとやってらんなかった。遠征に行く前に大和さんとの面談で自分のア式での立ち位置や課題、目標なんかをはっきりさせた直後の怪我だったこともあって凹んでないわけなかったけれど。

ただDL生活もそれほど悪いものではなかった。というのも、当時のDLには自分以外にも長期離脱者が何人かいて1ヶ月半近くほぼ同じメンツでDLメニューをこなしていた。DLをやりながら合間に色んな雑談や時にはブラックトークをして楽しみながら過ごせていたと思う。また、DLは終わり次第解散なのでたまにDL後に高校同期などと会ったりしてア式以外の部分でも楽しめていたと思う。


一般的に「怪我での離脱=悪」という認識がなされているが、自分は必ずしもそうではないと思う。確かに怪我して練習できない分、周りとの差が開いていってしまうし、サッカーが上手くなりたいならその分練習しなければいけないのは真理だと思う。ただ、サッカーの競技性を考慮すると怪我は起こってしまうものだということもまた真だと思うし、そこでその怪我をどう乗り越えるかが重要だと思う。自分の場合はかかりつけの病院に人工芝のフットサルコートがあり、そこで身体の使い方など細かいところまでチェックしてもらった。サッカーに限らずスポーツが得意な人は身体の使い方が上手い人だというのなら、逆に基礎的な動作がうまくできてない人はプレーに安定感がなく、身体に無理が出やすい。つまり、怪我してプレーから離れている間に基礎的な動作を改善させれば自然と復帰後のプレーが良くなるという意味では離脱期間も上手くなる布石になりうる。そのため、怪我して離脱する期間はただ休んで下手になる期間と考えるのではなく、自分の身体を見つめ直して改善する期間と捉えることが重要だと思う。

ただ、それでも4ヶ月の離脱は長すぎた。4月の末に1年生が入って育成も試合で勝利することが珍しくなくなってもその勝利を素直に喜べない自分がいた。当然プレーできない自分に焦っていたし、育成がチームとしてまとまりつつある中で、自分はいつもグラウンドの端で筋トレをしているだけだったから疎外感のようなものも感じていた。ただそれでも焦ったところでどうこうなるものでもないという諦めもあったし、育成の皆から早く復帰してくれよなんて言われたことは普通に嬉しかった。なんだかんだで4ヶ月の離脱期間1日も休まずにDLを続けられたことに自分でびっくりしたけど、やっぱ自分ってサッカー好きなんだなとも感じた。


というわけで自分の4ヶ月の離脱期間に考えてたことなど書いてきたけれど、たぶんこれからも自分のプレースタイル的にも怪我しちゃうんだろうなぁというのが今のfeelings。


二年 松本 岳

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