目の前
自分は計画性のない人間だ。 木曜日に投稿しなくてはいけないこのfeelings、 結局日曜日に投稿してしまう。 そんな私は元旦に、 ア式での最終目標とそこに至るための大雑把な成長計画を立てた。 自分の強みと弱みを整理して理想像をつくった。 これは本田圭佑のマネでもあるし、そして、 たくさん練習したが成長の少なかった去年の反省によるものである 。 オフが終わり、練習が始まった。 練習を長期的な視点から行おうとした。 理想の自分を追いかけるために、 失敗に対しても将来の自分に対する投資だと思ってプレーした。 一週間の練習でたくさん失敗したけど、 それは自分のたてた成長計画通りであって、 これから改善すればいいことだから焦るな、と自分に言い聞かせた。 そして少し時間がたって、久しぶりの練習試合、 計画していた課題を達成できず成長を感じなかった。 ひっかかることがあった。 果たして、自分は練習に熱中していたのか。目の前のプレーにどれだけ本気で取り組めていたのか。 未来の理想像を見すぎて、目の前のことを軽視してしまっていたのかもしれない。無意識のうちに、 一つ一つのプレーに対するこだわりが薄れ、多々ある失敗の解決を先送りしていたのかもしれない。敗北を軽視していたのかもしれない。それでは目標に達成するどころか、成長は全くない。 現在のチーム状況をみると同じ事が言えるかもしれない。降格を受けて、再昇格そして関東昇格への計画を立て、様々な改革をした。しかし、今季の練習試合の結果はAB含めて1勝9敗。確かに格上の相手と試合しているからかもしれない。やりたいことは出来てきているかもしれない。でも1度この結果を振り返ってほしい。 目の前の勝負に熱中しているのか、目の前の一点にこだわれているのか。 自分は今現在「サッカー」の機会が少なくて、たくさんの試合がある立場がうらやましいから、こんな偉そうなことを言ってしまうのかもしれない。けど目の前の機会がどれだけ大切な事なのかを知った。現実に向き合って日々修行あるのみ。 新2年 山本健