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10月, 2019の投稿を表示しています

原点回帰 〜レアンドロ 、フォルツアファッチュンゴール〜

先日病気で入院した際、することが無くなり自分の写真フォルダをなんと無く漁っていると、現在東京ヴェルディに所属するレアンドロ選手に数ヶ月前たまたま出会い一緒に撮ってもらった写真を見つけた。僕にとってその写真は家宝ともいえる写真である。J得点王になるようなすごい選手なのだが、知名度がかなり高い選手ではないため、家宝は言い過ぎだろうと思うかもしれないが、僕にとっては紛れもなく家宝だ。なぜならば、レアンドロは僕にとってのアイドルで、特別な選手だからだ。 人が何かを始める時、なんらかの理由やきっかけがあると思う。親に言われてとか、友達の影響とか、ちょうど最近ならばラグビーワールドカップの試合を見てカッコいいと思ったから、など様々あるだろう。 僕がサッカーを始めたきっかけとなったのは、小学校三年生位の時に叔父に連れられて見に行ったヴィッセル神戸の試合である。当時サッカーより野球が好きな自分にはあまり興味がなかった。しかし、試合前からスタジアムのゴール裏で感じた熱気や一体感に魅了され、得点が入るたびに喜びを爆発させるスタジアム全体の雰囲気に気分を高揚させた。そして何より、その試合で得点をしたレアンドロと大久保嘉人の 2 人のプレーにワクワクさせられ、ただならぬ憧れを抱いた。その日からヴィッセル神戸、中でもレアンドロと大久保嘉人のツートップの 2 人に夢中になり、平日は放課後に友達と、憧れの選手みたいなプレーをしたい、という一心でサッカーをするようになり、週末には足繁くスタジアムに通うようになった。憧れの選手を真似してドリブルしてみたりシュートしてみたりすることはとても楽しかったし、メキメキと上達していたと思う。 そんな風にサッカーに出会った頃の自分のことを思い出し、ならば今の自分はどうだろうかと考えた。すると、怪我で今年に入ってからあまりプレーできてないような状況で今度は病気で入院することになり、正直サッカーの面白さや楽しさを見失い、熱意も失いかけていると感じた。サッカーに対して抱いていたワクワク感は消えていき、ただこなすだけになっている。そのような状態でサッカーをしても上手くなるわけもないだろう。そんな時には、サッカーを始めた頃の初々しい気持ちにかえってサッカーしよう。深く考えず、憧れの選手みたいなプレーをしてやろう。こんな気持ちでプレーしても

ルーティン

どうせ feelings を書くならなにかしらプレイヤーのためになることを、と模索し続けてルーティンにたどり着いた。 (ここからの話は完全に自己調べであることを先に謝罪しておきます。) ルーティンとは決まった手順、習慣、日課のことを指す。 私の中高時代はそこそこのルーティンを確立していた、と今になって思う。というのも大学生になってからの姉との二人暮らし(親がいない生活)があまりに悲惨すぎるからだ。 授業は毎日 1 限からあるわけでもないから下手したらお昼まで寝て過ごすし、授業が終わってもすぐ帰るわけじゃない。部活があったり、友達とご飯を食べに行ったり、フッ軽ぶって急な呼び出しに応じてみたり、、ルーティンも何もあったもんじゃない(特に夏休みはそういう意味では最悪だった、、、)。強いて言うなら朝起きてメイクするまでは日課と言ってもいいかもしれない。時間に制限のあった寮生活に戻りたい。 こんな情けない生活をしていたからこそ、こうやってルーティンを確立していこうと思えたのだから、結果よかったのかもしれない。 ルーティンを習慣化できれば、継続性の定着につながる。スケジュールを立てることが嫌いな私には、ルーティンとして身体に馴染ませていくのが一番手っ取り早い。 大学生になってから乱れがちな生活リズム、食習慣を正すチャンスだと思ってルーティンについて早速 Google 先生に聞いてみた。 ここからはルーティン × プレーヤーの話をしていきたい。 アスリートはなにかしらのルーティンを持っている人が多い。それは自分自身の普段と違うところを見つけやすいからである。 毎回決まったときに同じことを行うことにより違うところを見つけ、修正することで失敗や怪我をする確率を少しでも減らせるのである。 他にもルーティンのいいところは多くある。 一つは物事の時間短縮につながる。人は次の行動が明確でなければスピードが遅くなってしまうそうで、コンマ1秒でさえも大切なスポーツにおいてこれはプラスになると思う。 さらに決められたことをめんどくさがることなく当たり前のように消化する事ができる。こうなることで作業にかかるストレスが軽減できる。 ルーティンは慣れからくるものだと思うので実際これらの変化には気づきにくいが、ルーティンを始

OGAWARA解体新書

1回目の feelings が回ってきた。正直言ってみんなのクオリティーが高すぎて何を書けばいいか全然思いつかない。だから今回は自分のことについて書いていこうと思う。しばしお付き合いを。 まず俺の苗字と名前。小川原 元陽。これを初見で読めた人は今までに一人もいない。正解はオガワラ モトアキ。これで済めばいいのだが、この苗字がまためんどくさいのである。これをちゃんと覚えてくれる人がほとんどいない。みんな間違える。多くの人が勝手に脳内で小笠原に変換してしまう。中には大河原(ア式  1 年  K.K )だの河村だの予想をはるかに上回る斬新な間違い方をしてくれる猛者もいる。だからみんなには OGA と呼んでもらうことにしている。 そんな俺を代表する特徴が「アゴ」である。自分としてはそんなに気にしていなかったが、どうやら俺のアゴは出ているらしい。このことに気づいたのは高校 1 年の時にサッカー部の仲間に言われた時である。それからというもの、高校3年間、日々俺のアゴはいじられてきた。(まさか大学 1 年になってまでいじられることになるとは思ってなかった。)一時期はそんなに俺のアゴは出ているのかと気になって「顎 指圧マッサージ 矯正」と調べて日々アゴの矯正を試みた時期もあったが、今となってはアゴは俺のチャーミングポイントである。通りすがりに触るなりして可愛がって欲しい。ただ一つだけ言っておきたいことがある。この前あるやつに「お前って一芸持ってていいよな。何かあればとりあえずアゴでなんとかなるじゃん」と言われたことがあるが、俺は出したくて出してるわけじゃない。出ちゃうんだ。 まあこんなどうでもいい話はさておき、俺のア式でのこれまでを書いていきたいと思う。 1 年の浪人を経て東大に合格して喜びに浸る中、俺は4年間の大学生活をどのように過ごそうか考えていた。テニサーに入って大学デビュー?意識高い系サークルに入って頑張っちゃう?とまあ正直に言ってア式という選択肢はあまり考えてなかった。しかしア式への扉を開ける一歩目となったのはテント列だった。まず待ち構えていたのが運動会。予想通りみんなガタイがよく、かっこいい。しかもどの部活も真剣に取り組んでて実績もあり、魅力的。でも俺は部活に明け暮れる生活はもうごめんだと思って運動会のテント列を後にした。次に

ありんこを相手に

  「趣味って何ですか?」 この質問実に困る。飽きっぽい性格のせいか物事が長く続かない。小さい時からそうだ。幼稚園児の時、誕生日に買ってもらった一輪車は数回乗って終わった。もちろん乗れない。中学生の時、歌手のYUIに憧れて家にあったギターをやろうと「すぐに弾けるようになるギター!」的な本まで買ったが結局一曲も弾けるようにはならなかった。 そんな私が唯一続いているもの。それがサッカーだ。小3から始め大学生となった今までずっと続けている。他のことはすぐ飽きてしまうのになぜサッカーだけこんなに長く続くのか正直私も分からない。ただ、ボールを追いかけている時間はどんな時よりも楽しい。嫌なことがあってもサッカーをしていると全て忘れられる。 私が東大を選んだのもア式蹴球部の存在が大きい。東大に受かったら絶対ア式に入ると決めていた。私は東大生が大学からサッカーを始めることに興味津々だった。頭脳集団がなぜ大学からサッカーを始めるのか不思議でたまらなかった。それも女の子が。あんなに体をぶつけ合うスポーツを勉強ばかりしてる(?)人達がやっていると思うと東大生もやるじゃないかと。(いきなり上からごめんなさい)私はチームメイトに尊敬の念に堪えない。 そんなチームでプレーして約5ヶ月が経った。最初の頃はサッカーが出来ることがただただ楽しかった。浪人もして体力はボロカスだがやっぱり楽しい。そして待ちに待った関カレが開幕した。だが上手くいかないことばかりである。 話は変わるが、私は中学の時は東北で強豪なチームに所属していた。高校では勝てる相手もいたが格上相手に10,20点取られて負けるようなチームに進んだ。そんなギャップに私は悩んだ。元チームメイトがいる高校に何十点も取られるのはほんと苦しかった。上級生となりキャプテンとなった私は自分が何とかしなくてはと勝手に気負い、人に相談できない性が故1人で抱え込んで壊れることもあった。中学の時の仲間は頭が筋肉で本気でサッカーをしていた。そのモチベーションを高校からサッカーを始めた仲間に求めるのは間違っているのか。答えの出ない問いにもがくことしかできなかった。 東大は私の高校と似ている。ほぼほぼ初心者で構成され格上相手に何十点も取られる。そんな中で自分に何ができるのか。まだ1年の私はプレッシャーもチーム内での役割も同じ経験者のキャプテンと比べたら雀の涙であ

1年生だから

この時期に何を書こうか悩んだが、特に外部にも内部にも発信したいことがあるわけでもないので、自分がア式に入部してからの4ヶ月半を振り返ってみようと思う。 と言っても今から書くのは7月の最終週に自分が A に上がってからの話だ。 自分が1年生ということもあり、今後の成長を期待されてということだった。 A に上がった途端、いつもできていたプレーが全くできなくなった。周りのプレスのスピードが速くなり、要求される最低限のレベルが高くなったのは間違いなく一つの原因だ。しかし、それ以外に自分がメンタル的に弱かったのが大きな原因だと感じる。今まで、前を向けていたところでボールロストを恐れてしまい、バックパス。左足の技術に不安があったゆえ、どんな状況でも右足でボールを持つようになった。 この1ヶ月でちょっとした体の向きやポジショニング、プレスについてなど、練習で遼さんに何度も指示を受けた。気づけば自分ばかり指摘されていたが、そのことは上達に直結するから自分なりにプラスに受け止められていた。しかし、その時間で先輩の練習時間を奪ってしまっていることには多少の罪悪感があった。ミスを指摘されるたびに自分のパフォーマンスが悪くなっていくのが分かった。それからはとにかくミスをしないようにとびびってプレーをするようになった。行動も態度も消極的になり、自分の持ち味である思い切ったプレーができなくなった。 育成にいつ落ちてもおかしくなかったし、毎週そのことばかりを気にしていた。自分がうまくなるために、そしてリーグ戦に出場するためには、いつ落ちるかや他人への迷惑を考えることは全く無意味であることはわかっていた。しかしその時の自分にはその思考を変えるのは難しかった。 スタメン争いに食い込めなければ A に残ることができないのは当然だ。負けず嫌いという性格もあってか、同期が A に上がり徐々に信頼を勝ち取っていく中、 A にいながらそこに絡めない自分を不甲斐なく思った。 小さいころから自分のサッカーを見てきてくれた父親には部活はどうなんだと毎週のように聞かれる。いい報告ができず、親の期待に応えられない自分を情けなく思ったりもした。 そして後期のリーグ戦が始まって2週目、自分が育成に落ちることを告げられた。悔しかったが、あのパフォーマンスを見ればそれは

がめらー

※”がめらー”とは、”がめつい奴”を意味する今年の流行語である。 いや、1年のfeelingsすご過ぎやろ。なんなん。聞かされてないし、こんなん。シンプルに文章長いし、上手いし。焦って書き直しさせてもらって迷惑かけちゃったし。他の1年も同じ気持ちだろうと思うので一応言っときました。 2ヶ月ほど前から僕の主戦場はFWになった。今までのサッカー人生ではあまり経験したことのないポジション。相手ゴールに最も近いポジション。だからやっぱり得点が要求される。サッカーは本当に繊細で、ちょっとのパスミスとかトラップミスとかで試合の流れが変わってくる。でもゴール前はそれが顕著で、流れどころか結果も変えてしまう。もちろん守備でも貢献しないといけない。でもやっぱりFWである限り、自分が点を取るんだっていうガメツさを持ち続けるべきだと思う。最後にそういう所が、数センチ届くか届かないか、クロスに飛び込んで行けるかどうか、ミスしてもパスを要求し続けられるかどうか、そして結果に繋がると思っているから。下手くそな自分が今、他のみんなを超えることができるとしたらそれぐらいだと思うから。今はね。 だから、得点に、チームの勝利に生粋のがめらーでありたい。 まぁそれでもシンプルに足元の技術まじでないし、ガリガリやし、全てにおいて基準を上げなければ、チームに必要不可欠な選手にはなれないから着実にレベルアップしていきたい。 僕には感動系のバモなfeelingsは書けないと割り切って、ここで突然ですが、1年生紹介をしたいと思います。今回はplayer編で。 1.石丸  単身で世界一周なう。のツワモノ。今はインドにいるとの情報も。1年間休学という形になるので、俺と一緒に5年間の東京大学ライフを楽しめそうだ。 2.れお  がめらー。38歳らしい。口癖は「今日はどの先輩にしよっかなー」「じんごー、飯行こー」「よしくん、飯行こー」 3.まさし  武蔵のまさし。たかとしと織りなす、甲高いので有名な”武蔵笑い”のハーモニーはシンプルにうるさい。サッカーも女の子との関わりもアグレッシブさに定評がある。 4.内田・ベンジャミン・龍吾  189.9cm。5歳らしい。癖は多少あるかもしれないが、心優しいgood guy なので是非いい彼女に恵まれてほしい。 5.大矢  れおと付き合ってるという説と、俺と付き合ってるという説がある。