向上心

はじめまして。一年の松本周平です。とうとう順番がまわってきてしまいました。(笑)
正直文章を書くのは苦手ですが、頑張って書きます。(みんな上手すぎ)

ア式蹴球部に入部してからかれこれ半年近くが経ち、もう自己紹介っていう時期でもないので、この半年を振り返ってみようと思う。

実際、今のところはこれといったビッグイベント(大怪我であったり、大活躍であったり)は特にない。思い出されるのは、サタデーの理科大戦や東工大戦でシュートを外しまくったことや、初めてA練に参加した時のことなど、ほとんどがとりとめのないものである。しかし、その中でも大切にしなければいけないと思うものが1つだけある。それは後期の東工大戦だ。

前日の調整を終え、ここ数週間パフォーマンスが良くないことを自覚しつつも、まあベンチ入りはできるだろうと思っていた。大バカだった。昼ご飯を食べていると、中沖さんからラインがきた。それは次の試合メンバー外になることとその理由を伝えるものだった。それまで僕は知らぬうちに自分が今の立ち位置に満足していたことに気づかなかった。「一年生の顔」をして、漫然と日々の練習をただこなしていた。

ここで一度、ア式入部を決意した新歓期のことを振り返らせてほしい。僕は新歓期、いろいろなサークルや部活に行ったが、最終的にはラクロスとア式の二択で迷っていた。僕の中で最も印象に残ったラクロスの魅力はサッカーと比べて、大幅に伸びしろがあること、サッカーでは立つことができないだろう舞台に立てることだった。それでも最終的にア式を選んだのはやはり、サッカーが好きでもっと上手くなりたいと思ったからだった。

たしかに、12年間続けてきたサッカーには大学から始める競技に比べれば、それほど伸びしろはないかもしれない。しかし、だからこそ、ア式での4年間はその時々の自分の課題に真摯に取り組み続けなければならない。4年間部活を続ければ、サッカーが上手くなる保証なんてどこにもないのだから。

ア式での日々を大切に、常に向上心をもって、残りの約3年間サッカーに全力を注ぎたい。

一年 松本周平

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