私のレゾンデートル

大学でサッカーをすること。それはどんな意味を持つのか。

現在、私は「レゾンデートル」という大学サッカー応援番組に携わっている。それは大学サッカーの「今」に迫り、「存在意義」を模索する内容であり、私は大学でサッカーをする意味について深く考えることが増えた。取材で関わる人達は、いずれプロを目指している学生達やJリーグに内定している選手達そして学生にして日の丸を背負う選手達や大学を卒業したらサッカーを離れようと考えている選手達、大学サッカーを支える運営やスタッフさん、監督など様々だ。

大学サッカーの試合を見に行くと、選手達はもちろん、裏で支える様々な人達の姿を見て、学生主体で成り立っているリーグの凄さを感じる。同じ学生であることに誇りを持ち、とても応援したくなる。また、選手一人一人に違ったストーリーや想いがあり、そこにある感動にとても興味深さを感じている。        

そんな中、サッカー初心者である私は、当然サッカーでプロなどとは考えることすらなく、基礎を極めて行くことが精一杯な遠い世界にいる。そんな私が大学の4年間という限られた時間の中でサッカーを続けること。自分なりに、今自分のいる場所での存在意義とは何か。リーグ戦が先日開幕した今、リーグを通して模索していきたいと強く思う。


2018年が始まり、そこから今までが本当に一瞬で過ぎていったように感じる。
大学の授業に、サッカーに、仕事に、ゼミに、インターンに、バイトに、ダンスに。「思い立ったら行動」を意識して過ごして来た私は、これらを通じて様々な人たちに出会い、その一人一人に大きな影響を受け、考えさせられてきた。
そして、たくさんの人達に日々支えられて生きていることを痛感している。

迷惑をかけても暖かくチームの一員として受け入れてくれるチームメイト、とても可愛がってくれる仕事関係者、いつでも相談に乗ってくれるゼミの先生、明るく元気付けてくれる友人達、そしてどんな状況でも見守って背中を押してくれる家族。

出会って関わったすべての人々、そして今までずっと応援して来てくれている人々。その全員に少しでも感謝を表せるように。そしてサッカーに感謝を表せるように。精一杯、一生懸命プレーをして形にしたい。得点に貢献したい。


多分それが私のレゾンデートルなのだ。

女子部2年 サーカー壽梨

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