友情・努力・勝利
このタイトルを見てピンときた人もいるだろう。
これは週刊少年ジャンプのテーマだ。
今回のfeelingsで漫画の名言とか紹介したいなとか思いながら書く内容に悩んでいたら、自分が10年近く購読し続けているジャンプが思い浮かんだので、そのテーマに関連することを書いていきたい。
・友情
いきなり少し困った。というのも自分が1年時に心臓の異常が原因でア式に入ったものの5月に退部して2年になって改めて入部したこともあり、自分の口数が少ないこともあり、同期たちとの仲が友情と言えるほど深まっていないからだ。
でも、2年時になってア式に復帰しようと決断できた理由の1つには間違いなく、同期や先輩の影響がある。同期のチームメートは部活を辞めてからもキャンパスで会った時に体調を気遣ってくれたし、1年の2月くらいに内倉前主将がLINEでア式に再び勧誘してくれたし、それらが復帰を決める大きな後押しになった。本当に感謝している。
友情とは違うがチームワークに関しては、最近は自分とチームメートのプレーの特徴に対する互いの理解がかなり深まったと感じる。試合中も自分がプレーする際にやりやすさを感じるようになった。一方で先日、育成チームは久しぶりの公式戦(自分にとっては大学入学後初の公式戦)となったサタデートーナメント1回戦で負けてしまった。ア式は組織戦術で相手を上回ることを重視しているが、改めて個人の力の重要性を実感した。今後は互いに指摘を増やすという形のチームワークを発揮することで個人の力を高めることにつなげたい。
・努力
小川原や石丸が努力と夢中の違いみたいなことをfeelingsで語っていたのを読んだ時に、自分はサッカーに関して努力して取り組んでいるのか、夢中になって取り組んでいるのかふと考えた。週6回の練習や試合を苦に感じたことはそこまでなくDAZNで週3試合くらいフルでプロの試合を見ていることを考えると夢中と言えるのかなとも感じるし、好きでもない筋トレに週3回取り組んでいるという点では努力しているという側面もあると思う。
話は若干変わるが、先述したトーナメント敗退後に自分はまだ努力が足りていないのではないかと感じることがあった。実は敗退後にそこまで悔しさを感じず試合の反省やこれから取り組むことに頭が切り替わっていた。振り返ってみれば高校の時にインターハイ予選で負けた時も結局泣かなかった。「悔しいと感じるなら努力した」というのは必ず当てはまるわけではないと思うが、チームメートには俺より遅くまで居残って練習している人もたくさんいるし、部室で機械を使った筋トレに定期的に取り組んでいるチームメートもいる。今まで週ごとに自分の伸ばしたいところの目標を立てて練習に取りくみ、プロの試合を見る際も自分と同じポジションのプレーヤーの発想や位置どりを見るなど、努力の質の向上について意識はしてきたが、量についても見直してみようと感じた敗戦だった。
・勝利
自分にとってサッカーをする上で勝利は2つある。
1つ目はチームの試合での勝利だ。これは大学の部活でサッカーをする上では最大の目標と言って良いと思う。今自分は育成チームに所属しているが、そこでもチームの勝利は強く意識すべきことだと思う(もちろん個人の成長も大事だが)。先日のトーナメントの敗戦では個人のパフォーマンスとしては現時点での力はほぼ出し切れたと感じたので、逆にどこがダメだったか考えた結果、守備時の声(特にサイドハーフへの指示)が反省点だったと感じた。声でチームメートを動かしたり協力したりすることでチームの勝利の可能性を高めることができる。そんな当たり前のことに改めて気付かされた敗戦だった。これからは指示出しを含めチームの勝利に貢献できる手段を複数磨き、今シーズンは残り少しだが週末の試合でしっかり勝てるようにしたい。
2つ目は「Aテームで試合に出て活躍する」という個人の勝利だ。8月の練習再開当初は体力のなさやア式のサッカースタイルの理解にだいぶ苦しんだが、最近はそれらの課題もかなり克服して1対1の守備やクロスに関しては特に自信を持ってサッカーできている。一方でAチームの試合を見たり自分の起用法を考えたり育成のチームメートと比較したりしても、足元の技術や選択肢を事前にどれだけ持っているかについてはまだかなり改善の余地があると思う。あと2年しかないという事実や東北大で双子の兄がAチームにいるということに少し焦りを感じる時もあるが、コツコツと努力して課題を克服していきたい。
最初に触れたマンガの名言もここで紹介。今回はこれ!
「何かを変えることのできる人間がいるとすれば、その人は、きっと…大事なものを捨てることができる人だ」(『進撃の巨人』エルヴィン・スミス)
ジャンプ作品からじゃないのかよと思った方もいそうだけど、GYAOでアニメの再放送を見ていたら、エルヴィンが言っていて心に残ったから選出!このセリフを聞いてサッカーにかける覚悟が自分にどれだけあるのか自問自答した。
思いついたことを書き連ねたので、まとまりに欠ける文章になってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
2年 小泉 尚寛
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