作者の気持ち
今年は、コロナの影響で無観客でのリーグ戦が続いている。
コロナはア式から一つの文化を無くそうとしている。
"応援"
今年のリーグ戦は、部員以外の試合観戦を認めておらず、観戦するにしても、密になっての観戦や声を出しての応援が禁止されている。
毎年、卒業していく4年生の誰かはこう言う
「リーグ戦に出る喜びを味わってほしい」
2年前、東京都2部でゴールに、アシストに大活躍の佐俣さんは素晴らしいプレーをするたびに、応援側からの大声援に包まれていた。
1年前、東京都1部で、城後さんが前年関東リーグ所属の東京農業大学から、終了間際に、その年のチーム初ゴールで同点に追いついてみせた。応援席は喜び爆発、ベンチも試合に出ている選手に駆け寄って、祝福。そして、生まれる城後さんのバンザイ。
今年は、こういうことが一切ない
寂しいリーグ戦になった
今シーズンからAチームに上がり、守備面が評価され、リーグ戦第1節東工大戦に後半15分から出場することができた。
公式戦初出場の選手には、出場と同時に応援歌が歌われるような風潮があったが、拍手のみ。
ちょっと寂しいデビューとなってしまった
リーグ戦第5節武蔵大学戦、スタメンでの初出場。こういう時も、
「テンション上げてけよ!」
があるはずだったが、行われず。(この日の主役は石川さんだったので、普通になかったかもしれません。)
だいぶ寂しい初スタメンとなってしまった
俺、リーグ戦に出る喜び味わえてるか?
東工大戦では、幼小中高で同じだった奴や高校の先輩と闘うことができたし、武蔵戦は昌平高校のやつと闘え、チームは4ゴールの快勝で、勝利の喜びは味わえているとは思う。
足りないのは、実力と応援
2試合に出場し、勝ち点6。しかし、そのうちの0.1ぐらいの活躍しかしていないだろう。
守備面では、2部相手ならもっと完璧にシャットアウトできなければならないし、攻撃面でも、奪ったボールを確実にエース達につないでいかなければならない。
翠嵐高校が、高校では全国クラスの奴を圧倒するというのは、かなり楽しいものだろうと考えるともっと力をつけていきたい。
実力も足りないが、もっと足りないのは応援。
2年前、内倉さんが守備で尽く相手のチャンスを潰して、応援歌が連発されていたのを思い出すと、なんか悲しい。もちろん、近くにいた久野や槇さんが「ごつ、ナイス!」と言ってくれるだけで嬉しかったが。
やっぱり、応援歌が飛び交って欲しいのが本音である。
来年も、今年の流れで応援は任意、太鼓も無し、応援歌も無しというのは非常に残念で、応援はリーグ戦の価値を高めるということ考えながら、作ったのが、
Thankyou movie
である。
という作者の話でした。
3年後藤彰仁
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