初めてのfeelings

  

1121日、国公立大会の東京学芸大学との試合が終わって帰りの電車の中。今思うことを思いついたままに書いてみた。

 


自分は東大に合格してから、3,4月の時点では大学でサッカーをしないという決断をした。でも、遊んでばかりいる生活があまり楽しくなかったとか、高校でサッカーをやりきったと思えなかったとか、色々あって結局10月に途中入部することにした。最初の頃に比べればプレーはマシになったかもだけど、今はまだ育成チームで試合に出られているくらいで、育成チームの中でも特別目立ったブレーはできていないし、とてもじゃないけどAチームに絡めるようなレベルではない。

 


今回の学芸との試合、チームは0-1で負けて課題の残る結果となったけど、その比にならないくらい自分のプレーの不甲斐なさに腹が立っている。別に普段から下手くそだけど、今日は一段とゴミみたいなプレーだった。こんなプレーでサッカーが楽しい訳ない。つまらないのに、大学生になってまで何でサッカーやってるんだろ、ってちょっと思う。

 


でも、よく考えたら普段からチームの練習や試合をしている間はサッカーを楽しいと感じない。というのも、試合中、練習中は目の前の相手に勝つこと、自分がより良いプレーをすることしか考えていない。楽しいと考えながらプレーすることはまずない。下手くそなのに自分への要求は高いから、練習や試合が終わった後に満足できることはほとんどない。サッカーが楽しいと感じられるのは、自主練のときだ。自主練では自分に足りていない特定の要素にフォーカスして練習するから、自主練をしているときに自分が成長していること、自分が成長しようと努力していることを感じられる。勿論練習や試合でも成長はできるけれど、敵という存在がいる以上、こっちにもプライドがある訳で、目の前の一対一や11人の相手に勝ちたいという気持ちばかりで楽しいとか考えられることは少ない。

 

ここまでで試合がつまらないとか言ってきたけど、自分が下手くそなのは何年も前から知っていることだし、試合後は下手くそな自分がうざかったりしても大抵の場合翌日になればストレスも吹っ切れてこれから頑張ろ、ってなる。それに、自主練などでボールを蹴ること自体は楽しいし、サッカーに対していわゆる「夢中」ってやつになれていると感じる。

 


ところで、何故大学生になってまでサッカーを続けているのだろうか。それっぽいことを考えようとすれば色々考えられるだろうし、実際今も漫画の名言とか思いついたりしたけど、自分の場合は最初の方にも書いたように一度サッカーのない大学生活を選択した訳で、大学でサッカーを続けている理由は、「サッカーのある生活がサッカーのない生活より楽しかったから」ということになる。凄く単純な理由だけど、というよりだからこそ、今後辛いことがあってもサッカーと向き合っていこうと思う。

 


今が「夢中」なら、これからは敵を圧倒する、そして自分の力を最大限発揮する「快感」を味わえるように、努力しよう。

 

思いついたことをそのまま書いた結果、かなりまとまりのない文章になってしまいましたが、これで初めてのfeelingsを終わろうと思います。

 

 

 

止める蹴る、ダイレクトパス、ロングキック、ミドルシュート、ボレーシュート、スプリント、左足の精度、柔軟性、ドリブル、身体のバネ、ステップワーク、上半身の筋肉量、球際の守備の技術、東大ア式のサッカーの戦術理解、サッカー観。冬オフで全部磨いて戻ってきます。

 

 

1年 植田

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