がんばりましょう

吉田恵梨(2年/スタッフ/高崎女子高校)


2年スタッフの吉田恵梨です、はじめまして。


こういうふうに何かを書き残しておいたり当時の気持ちを書いておいたりすること、すごくいいなと思います。でもやっぱり、強制力がないとなかなかできないものでもありますね。

日記とかもなかなか続かない、という話をよく聞きます。


高校生の時は年に1回日記を書いていました。それって年記?

毎年2月くらいになると受験のモチベが高まる日があって、そういう日は来年の自分に向けて文章を書くという、あんまり人に言えなさそうなことをしていました。「もっと頑張ってください」っていうのが大概言いたいことで、でもそれが結構原動力になったりしていたのを覚えています。


大学生になってから、そういう熱い何かから離れてしまった気がします。ある意味、受験という分かりやすい勝負・目標に向かっていたことは、幸せだったんじゃないかなと思います。結果ありきなのはそうですが。クラスの人が前に、「高校の時は勉強だけしてればよかったもんね〜」と言っていたのがどこか印象的で忘れられません。


大学生になってから、何に比重をおくべきか悩むことが多くなったと思います。なんでもできる、時間もある、エネルギーもある、環境も整っている。授業、サークル、バイト、遊び。全部頑張ろうとするとバランスが崩れそうで、でも自分から始めないと無為に時間が過ぎていってしまうような、そんな感じでした。それから東大生ってすごいなと思うのが、大体みんな何かを頑張っていることです。能力と環境を確実に活かしていく感じ。やっぱり私もいろいろ頑張ってみよう、そう思うような1年間でした。


ア式のことを知ったのはそんな冬で、友達のところにきた勧誘のLINEがきっかけでした。元々サッカーを見るのは小学校高学年ごろから好きで、高校生の時は最初サッカー部に入ったくらいだったので(3日でやめます)、少し惹かれていました。昔からサッカーに関わりたいという気持ちはあったのですが、プレーヤーとしての可能性しか考えたことがなかったと、この時気づきます。「スタッフっていう手もあるのか!」とはっとしました。でも、マネージャーという存在の印象が正直最初はよくなくて、あまり現実的には考えていませんでした。

とりあえず見学に行ってみよう。そう思えたところが大きな転換点だったと思います。実際の仕事内容を聞いてマネージャーへの印象も変わり、またア式の雰囲気も知ることができました。2回目の見学は大雨の中たまプラーザの方の試合だったのですが、すごくコンディションが悪いのにすごく楽しかった記憶があります。優しくしてくれたマネージャーの同期や先輩方には感謝しています。そうしてなんとなく、入ることを決めました。


そういう巡り合わせもあったけれど、基本的にはやっぱり、高校生のときみたいに熱くなれるものをどこかで探していたのだと思います。少しでも比重をかけようと思えるものに出会いたかったんだと。


オフもあけて、私の大学生活にア式という新しい要素が加わった今年。週3くらいで通っている農グラで、少しずつ仕事にも慣れてきたと思います。よりスムーズに、より気を利かせて、もちろん運営の面でも貢献できるように、これからも成長し続けたいですし、自分なりに打ち込めればいいなと思います。

 



受験生の時には部活のマネージャーになることは1ミリも考えていませんでした。ノープランで大学生活を送っていると、そういう面白さもあるんだなと思います。でもさすがに残りの2年はしっかり計画を立てた方が良さそうなので、また考えたいと思います。来年の自分は今よりずっと頑張っていてください。

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