振り返り
中高ではサッカー部と囲碁部に入っていました。
本当は囲碁とサッカーの両方を高校でやっていたということから何かしらを書こうかと思ったのですが何も思いつかなかったので、部活の最後の大会について少し覚えていることを書こうかと思います。
囲碁部をやめたのは高2の秋ですが、「最後の大会」と呼べるような大会に出たのは高2の夏でした。大会とはいってもサッカーのようなトーナメント方式のものではなく、実力がいかほどであるかを認定するための認定大会で、もし全勝できれば初段を取得できるということで少しだけ気合を入れて臨みました。なぜほとんど囲碁をしていなかったのに全勝できると思っていたのかはわかりませんが、3,4年も囲碁部に入っておいたのなら段位くらいは取っておきたいと思ったのでしょう。
結果、初戦で負けて初段を得る夢は終えました。囲碁の試合というのは最初が肝心です。最初に気を抜いていると取り返しようのないほどに不利になっているという事故が発生することがあります。その大会の初戦もそんな展開だったような気がします。少しだけ、なんのために囲碁部に入っていたのだろうと思いました。
初戦こそは負けたものの、その後は善戦し三連勝して、最後にまた一敗して大会が終わった。結果として、その戦績によって1級(級の中では1番上、その上に初段、二段と続く)に認定された。しかし、やはり初段を取れていたら違っただろうにということを思いながら最後の大会が終わりました。
そんなわけで囲碁部をやめてしまってから、結局囲碁に真剣に取り組んだことがなかったことを反省して何かにまじめに取り組めたらいいなあと思うようになりました。
サッカー部の最後の大会は高3の4月でした。他の部員も選手権の予選まで続ける人はいなかったので、高3の残っていた部員にとって(「残っていた」というのは半分くらいの同輩は新人戦が終わると部活をやめていたからです)インターハイの予選が最後の大会だったのです。一回戦は不戦勝で、二回戦に進みました。
二回戦では、相手に両手でゴールにボールを押し込まれ、明らかなハンドだったのにもかかわらずゴールが認められてしまい。負けてしまいました。
自分たちにとって後味が悪かったことはもちろんのこと、相手も極まりが悪そうでした。そのまま、部活をやめました。お別れ試合も、挨拶もできなかったので少し心残りでした。夏休み前になって、受験勉強に集中するようになりました。サッカーのことはもうほとんど忘れていました。
今年の三月、入試に合格しました。高校の部活を最後までやりきれなかったことを思い出して、ア式に入ることに決めました。
おわり。
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