100年目のスタッフとして

入部してからはや2ヶ月、だんだん仕事にも慣れてきてア式蹴球部を「ア式」という呼称で呼んでいる自分に驚きが隠せません。今では、入部を悩んでいた頃の自分に「ちゃんと自分の居場所になるよ」と教えてあげたい思いでいっぱいです。

同じ大学の友人がどのサークルに入るか悩んでいる頃、私はそもそもサークルではなくア式に入部するかどうかで悩んでいました。
高校生の頃、寮生活をしていた私にとって大学生になるという事は「解放」そのものだったので、自由にお食事が出来る、遊ぶことが出来る、バイトも出来る、旅行も出来る、自分の時間の使い方は無限の可能性がありました。そして同時に、憧れでもありました。

ではなぜ、ア式に入部しようと決めたのか。
これまた高校生の頃のお話ですが、私はバドミントン部に所属していました。一応運動部ではありましたが、週に一回という部活とも言えない緩さで、何かに打ち込む、という経験をする事なく卒業、大学生活を迎えました。何か日常に物足りなさを感じていた頃、出会ったのがア式蹴球部でした。

「大学生活」という四年間は長いようできっとあっという間で、その貴重な四年間をどのように使うかは、自分の人生において大切な決断だと思います。
そして、何かに打ち込む事が出来る最後の四年間を捧げたい、それに相応しい、と思いア式蹴球部への入部を決めました。

このfeelingsを書きながらも、あの時の自分の決断に後悔など一切なく、ただひたすらに褒めてあげたいです。
これから先、様々な事を経験し、感じ、沢山の想いを抱くことがあると思いますが、その一つ一つを大事に過ごしていきたいと思うと同時に、一緒に乗り越えたいと思える仲間ができました。
他大生であるのにも関わらず、温かく受け入れて下さったア式の方々に恩返しできるよう、精一杯頑張っていきます。

長くなりましたが、最後まで読んで下さりありがとうございます。

ア式蹴球部100年目のスタッフとして名を残せますように。

1年スタッフ  石田舞美

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