一連のショックの後

呉冠衡(1年/FW/北京大学附属中学高校)

feelingsが回ってきた。まずは入部の経緯を書こう。

今から考えれば、僕は大学に入る前の約一年間は、受験勉強のことしか考えていなかったら
しい。大学に入ってから何をするかについて、全く考えてはいなかった。運動も週何回のジ
ョグしかやらないようになっていた(サッカーをしなくなったのは、日本へ来たばっかりな
んで、一緒にする人が少ないのも理由になるかもしれないけど)。それが最近一番後悔して
いることである。

そういうわけで、何も知らないまま大学に入った。

そして、友達からア式の存在を知って、高校の時サッカーをやっていたから大学に入った後
もサッカーを楽しみたいという軽い気持ちと単純な理由で、ア式に関する具体的なことを一
切知らないままア式に入ってしまった(入学直後に足に怪我ができて、練習参加も一度も行
ったことがないまま)。

このように、ア式は高校でやっていたサッカーは全くの別物であることに気付かずに、入部
後は一連のショックを受けてしまった。

まずは練習は週6回で、夏休みや冬休みも練習があることである。計算すれば練習の量は高
校の約5倍になる。プロではない選手にとって、週3、4回の練習で一番練習と回復のバラン
スが取れて、成長が一番著しいという話をよく聞くが、週6回になると、余分の時間と精力
を使わないとダメになる。なので、ア式のみんながどれだけ真剣になっているかはこの点か
らショックを感じた。

そして、選手たちの体力が非常に良いことである。練習は国際的に一番科学的な練習方式と
認められている60−70分の高強度の練習だが、全員が軽く最後まで100%のパフォーマンス
でこなせるように見える。高校の練習は全く強度がなくて、プレスとかが全然違うレベルだ
った。練習の後半から体力が落ちて基本的なプレーもできなくなる僕にとって大きなショッ
クになっている。

このようなショックは運営体制やスタッフさんたちの対応とか色々の場面で受けている、具
体的に言うとややこしくなるので省略する。

このように、毎日ショックを受けていながら、僕の気持ちも変化しつつある。

約五ヶ月が経って、最初の軽い気持ちはもう非常に薄くなっていると思う。練習や試合の動
画を見ることや、睡眠や食事などに注意することなどの前に全然考えていなかったことにつ
いても、だんだん気にするようになった。最近の一ヶ月、グラウンド上で時々褒められて本
当に嬉しい。もう少し時間をかけたらみんなの迷惑にならない自信があるようになった。

最後は自分のこれからやりたいサッカーについて書こう。ア式に入ってから分ったのは、ゲ
ーム中のチームメートの間の呼びかけの大事さである(高校でやったサッカーは比較的あま
りにも静かであった)。サッカーはチームメートと情報を交換しながら、自分のゲームに対
する気持ちや思考を話し合わなければならないスポーツだと思う。

だが、自分が疲れる時に日本語が出なかったり、基本的な語彙の意味がわからなくなったり
することが多い。これもできるだけ改善して、自分のやりたいサッカーに近づけようと思っている。

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