決断

はじめまして。

この度ア式蹴球部女子部に入部しました、1年の澤美月です。入部に際して今の思いをここに綴らせていただきます。拙い文章となり恐縮ですが、最後までお読みいただけると幸いです。

 

4月、地元から大学進学に合わせて上京した私は、慣れない環境での新しい生活に日々奔走していました。

大学の授業。思っていたより出される課題。慣れない家事。朝夕の満員電車。新しい人間関係。

毎日、朝から晩まで予定でいっぱいで、「人生の夏休み」と言われる大学生活がこんなにも忙しいのか、と驚きを隠せませんでした。

 

そんな中はじまったのが、部活・サークル探し。

高校時代、文化部に所属していた私ですが、大学ではなにかスポーツをはじめたいと漠然と考えていました。

「あんまり興味がなくてもとりあえず新歓はたくさん参加した方がいいよ」という先輩のアドバイスに忠実に、毎日のように部活やサークルの新歓に参加しましたが、これだ!というものになかなか出会えず… 4月も後半になって、周りの友人が入る部活やサークルを確定させていく中、新しい生活に手一杯になっていた私は、自分だけが取り残されたような感覚に焦りを感じていました。

 

そんな時、先輩の誘いがきっかけで申し込んでいたア式蹴球部女子部の体験練習に参加しました。皆でやったサッカーは楽しくて、先輩方は素敵な方ばかりで、既に入部を決めていた新入生も個性豊かで話すととても楽しくて…

大学4年間をこうして過ごしたいと思えるような時間を過ごすことができた気がしました。

それまで、心配性の私は、部活動は大変だとか、文化部だった私が運動部出身者ばかりの部活動についていけるのかとかあれこれ考えて、部活に入ることに消極的になっていました。でも、そんなことを深く考えるのはやめて、その日のうちに入部を決めました。我ながら大胆な決断を下しましたが、今考えると、部活もサークルも何も決まっていない状況への焦りが私をそうさせただけだったのかもしれません。

 

このような形でサッカーをはじめることになった私ですが、今サッカーに没頭する日々に楽しさを感じていて、あの時の自分の決断が正しかったと思えています。4年後もあの日の決断が正しかったと誇りを持てるような、そんな4年間を過ごせるよう、ア式蹴球部女子部の一員として精一杯励んでいきたいと思っています。よろしくお願いします。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

澤美月


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