2018年2月6日火曜日

冬季五輪のすゝめ

50年に一度の大寒波と共に、2度目のfeelingsの順番がやって来た。今回は個性を出してくれという上からのお達しを受け、少し毛色を変えてみようと思う。

サッカー部に所属している以上、今年予定されているビッグイベントを問われれば、まずロシアW杯と答えるのが自然だろう。しかし、W杯イヤーには漏れなく冬季五輪が開催されることも忘れてはいけない。

私は冬季五輪が好きである。

きっかけは小学5年生の冬。マイコプラズマ肺炎を患い2週間の出席停止を言い渡された私は、自宅で暇を持て余していた。咳と微熱がひたすら続くこの疾患、たしかにしんどいけど寝込むほどでも無い。
突然与えられた膨大な時間を少しでも消化しようと何気なくテレビを点けてみると、目に飛び込んで来たのはバンクーバー五輪の華やかな開会式の様子だった。私はすっかり虜になり、それからというもの2週間後の閉会式までテレビの前にへばりつくこととなった。

と、お分かりいただけたように、私は完全なるライトファンだ。4年に一度しかはしゃがないから、平昌はまだ3回目に過ぎない。
成虫になるまでに17年かかるセミの大量発生がアメリカで話題になることがあるが、私の中のウィンタースポーツ観戦熱も似たようなものであろう。
そんなニワカボーイがオススメの競技を3つ一生懸命選んだので、僭越ながら紹介させていただく。



①ノルディック複合
長谷部似の渡部暁斗選手を始めとして、日本は代々そこそこ強いため、知名度は高いかもしれない。
スキージャンプとクロスカントリーの複合競技であり、1日で両方行われる。クロスカントリーは、先に行われるスキージャンプの記録が良い選手から時間差でスタートしていく。クロスカントリーが得意な欧州の選手のごぼう抜きなど、ゴール直前の手に汗握るデッドヒートが見所である。
勝者が”King of ski”と称えられるほど多様な能力を求められるこの競技の観戦を通じて、マルチタイプのアスリートへの憧れがより強まることだろう。


②スノーボードスロープスタイル・ビッグエア
スロープスタイルはソチ五輪からの新種目である。レール等の障害と複数のジャンプ台が連続して設置されたコースをスノーボードで滑っていく競技である。
ジャンプの飛距離は20メートルを超えるらしく、なおかつ綺麗に着地して次のジャンプ台へと備えなければならない。空気抵抗による減速もあまり無さそうなのに、なぜ膝をぶっ壊さずにああも涼しい顔でランディングできるのか。ちょっと理解が追いつかない。

そして、同じ競技者が出場するビッグエアは、今大会からの新種目だ。
ジャンプ台を用いた空中での演技の出来を競う競技らしい。
スロープスタイルとは異なり、次のジャンプへのリスクヘッジを行う必要が無いため、全力を賭したダイナミックな演技が見られそうである。
スノーボード競技は、総じて若い選手が多いのも特徴である。自分より年下の選手達の活躍を見て奮起するのも良い楽しみ方であろう。


③リュージュ
最後にマイナー競技を持って来てみた。名前を聞いただけでピンと来る人は少ないかもしれない。
バスルームに伝言を残すあれではない。それはルージュだ。
ドラゴンヘッドでもない。それは竜頭(りゅうず)だ。
リュージュとは、ソリに仰向けに乗り、氷で作られたコースを滑走する競技である。

150km/hを超えるという最高時速と、冬季五輪で唯一1000分の1秒までタイム計測が行われることからも分かるスピード感が見所である。
私事だが、先日テーマパークで本格的なゴーカートを運転した際、あまりの体感速度に手足がビビって言うことを聞かなくなり、コースアウトを繰り返して命の危険を感じた経験がある。このゴーカートの最高時速は60km/hだったらしい。他の同行者達は特段のトラブル無くドライブしていたため、私の能力の問題と言えなくも無いが、兎にも角にもリュージュの速さはえげつない。
日本の競技人口は僅か40人程度というこのリュージュが、北海道と長野県で体験できるという情報を得た。ゴーカートをクラッシュさせるクセにソリには目がない私は、必ず滑りに行くことを固く誓った。

ソリ競技には、他にも腹這いになって滑るスケルトン、フェラーリやBMW製のイカしたソリで滑るボブスレーがあり、三者三様の魅力がある。テレビ中継が行われるせっかくの機会を利用して、目新しいスポーツを観戦してみるのも楽しいかもしれない。



非常に長くなってしまったが、面白い競技はまだまだたくさんある。五輪観戦を通じて、スポーツの面白さを再確認できたら幸いである。

稚拙な記事を最後まで読んでいただきありがとうございます。

追いコンでのリュージュ化だけは避けたい
1年  青木 辰平

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