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8月, 2021の投稿を表示しています

未来の自分を黙らせろ

こんにちは。一年プレイヤーの折田舜です。さてこうして Feelings を書く機会をいただいたわけですが、さして気の利いたことも書けないので、 需要があるのかはわかりませんが 自分がア式に入ろうと思った理由、入ってみて思ったことなどを書いていこうと思います。 ア式に入ってからまだ日が浅いので、長々と僕の自分語りが続きますが、どうかお付き合いください さて、僕は小学一年生からかれこれ10年以上サッカーを続けてきたわけですが、実は中学一年生からまともに試合に出たことがありません。僕自身はサッカーが好きで、試合に 出れないのが 悔しくて一人で自主練をしたり してはいたのですが、本当に試合に 出れず 、中高の6年間で、「折田は 頑張ってるから 試合に出してやりたかった ん だけどな」という言葉を何度も聞いてきました。とはいえ僕が欲しいのはもちろんそんな言葉ではなくスタメンの座だったので、日々悔しい思いをしてきました。結局高校でもまともに試合に 出れず、 部活を卒業し、受験勉強が終わった時、ふと「なんのためにサッカーをしてきたのだろう」と思いました。頑張りが足りなかったのでしょうが、自分なりに色々やったにも関わらず試合にもまともに 出れなかった ことを思い返し、今までサッカーに費やしてきた時間は何だったのかと思ってしまったのです。 とはいえそんなことを思っても使ってしまった時間は返って来ないわけで、このまま大学もサッカーを続けるのかどうかっていう話になってくるわけですが、不思議なことに大学でア式に入ることへの迷いはありませんでした。 やはり今度こそ試合に出たいと思ってしまったのです。 迷い はなかった とは言いましたが、 この選択が正しかったかと聞かれれば、現状では自信を持って正しかったと答えられないというのが本音です。 ア式に入るということは、真剣にサッカーをやるということ な わけで、つまり自分のエネルギーや時間を大量に注ぎ込まなくてはいけないわけです。ですがそのことを考えたときに、ふと今までの自分はそこまでサッカーに情熱を注ぎ込んできたのかどうか、疑問を持ちました。当時の自分は全力でやっていたとは思っていましたが、 その頑張りに今の自分は 疑問を持ってしまったのです。そして今度こそ、未来の自分が疑問を持たないほど徹底的にやってやろうと決意を決めたのです。 この選択が正し

変化

こんにちは。女子部2年の加藤です。4月に途中入部しました。今回は2年生になった自分の環境の変化を受けて思うことを書こうと思います。 多くの大学生の方々と同様に、昨年はほとんどの授業がオンラインで大学に通う機会がなかったため、新しい出会いに恵まれませんでした。人とのつながりをあまり感じられず、深い関係性を構築できないままに、一人で黙々と授業を受け、課題をこなすだけの日々を過ごしました。新しいことを始める気にもならずなんとなく大学1年生が終わりました。 そのような生活を自嘲して「高校5年生」なんて呼んでいたのですが、さすがにつまらない、マズいと思い、2年生になるタイミングで大きく環境を変えることにしました。諸々の事情により部活をできるような状況になったのと、声をかけ続けてくださったア式の先輩方のおかげでア式に入部できたことに加え、駒場の中でも比較的重いらしいゼミに入ったことで、実際かなり生活が変わっていると感じています。 まず、ゼミでの学習や人との出会いは自分の進路の選択肢に大きな影響を与えています。ゼミに入ってみて、東大には学問を楽しむ人たちが多く集まる環境が当たり前にあることに驚いたとともに、そのような環境に巡り会えたことを嬉しく思いました。自らの意見を共有し、フィードバックを受けるプロセスの積み重ねが、自分の意見を強固にしたり、時には覆したりする面白さに気がつかせてくれたのがゼミの仲間達です。そのような刺激的な場所に身を置く中で、自分がこれから何を学びたいのかが少しずつ見えてきました。「他人という鏡を通してしか自分を見ることができない」ということを感じつつ、曇りのないきれいな鏡であるゼミ生の皆さんに自分の像を映してもらう機会がたくさんあることに感謝しています。(こんなところで言うのは良くないとは思いながら、ハイスペックすぎるゼミ生たちに囲まれているおかげで、自分の発表があまりにお粗末に見えて、まるで公開処刑になっていたことに苦言を呈しておきます。みんな個性的で素晴らしい人たちです。) そしてア式に入ったことは生活面でも意識面でも自分を大きく変えました。率直に大好きなサッカーができることが楽しく、充実した毎日を送ることができています。そしてチームに関して、昨年入らなかった自分に声をかけ続けてくださっていたのもそうですが、一人一人がお互いを思いやっているのがわかってき

challenger

はじめまして、一年生の石川です、あだ名はイシコです、 よろしくお願いします。 東京オリンピック 2020 がもうすぐ閉会しようとしている。 選手たちの真剣な姿を応援するのが本当に楽しい。 やっぱりスポーツっていいなと改めて実感した。 スポーツ選手はみんなかっこよく見える。 髪型がかっこいいからかなーと思い美容院に行った。 美容院でいつも通り、スッキリ、カッコよくしてください、 と漠然とオーダーして、自分の髪型に満足してる今、 feelin gs を書き始めてみて、唐突だが、 ア式に入れて自分は幸せ者だ!! と、率直に思っている。 ア式を初めて知ったのは、数年前の双青戦 ( 東大と京大の定期戦 ) だ。先輩が忙しい合間をぬって、 高校の練習によく参加してくれた。サッカー部の顧問である、 栗さん、通称赤ジャー、にあの先輩のようなプレーを目指せ、 双青戦を見に行ってこい、と言われて観戦しに行った。 もちろん先輩のプレーはすごかったが、歴史を感じる校舎、 人工芝のグラウンド、試合を支配するかのようなパス回し、 活気ある応援など、いろんなことに驚いた。 自分もここでサッカーをしたいなと思った。が、 自分の学力を考慮すると、だいぶ厳しい。 先輩と自分は学力面でもサッカー面でも次元が違うから、 自分とア式を結びつけることがどうしても出来なかった。 だが、 きっペーくんやミライによってア式が自分にとって近い存在になっ た。不器用な自分でもア式に入部できるんじゃないかと思い、 浪人した。 浪人はシンプルにきつかった。毎日長時間勉強し、 1 日の楽しみは 、友達との昼食と夕方のコンビニくらいしかなかった。 夜は自分へのご褒美として YouTube でモチベーション動画を 小一時間みていた。そこで見つけたのが、 近畿大学の卒業式での又吉直樹のスピーチ。 「嫌なことやしんどい夜が続くとき、 これは次にいいことがあるためのフリだ」 この一節に自分は勇気をもらった。 全力投球してみたら何かが起こるかもしれない。 これまでの自分の人生を振り返ってみると、挫折ばっかりだった。 だけど、どんな挫折も自分にとって良い経験値となり、 自分の人生をより豊かにしてくれてると思う。 今、やっぱり入部して良かったと思う。というのも、 サッカーを真剣に上手になろうとする選手たち、 質問をしたら親身に相談にのってく