投稿

2月, 2018の投稿を表示しています

理由は、まあ人それぞれ

突然ですが、自分にとって「サッカーが楽しい」と感じる瞬間がどれほどあるだろうか。という疑問が、オフ期間、1人で訪ねた温泉にぼんやり浸かっている最中にふと浮かびました。(ほったらかし温泉といって、自分の中でオススメの温泉になった。)

温泉の話はいいとして、サッカーが純粋に「楽しい」と感じていたのは、小学校低学年くらいの時と高校生の時くらいしかないのではないかと思う。 というのも、小学校高学年の時期は「下手くそ、死ねよ。」とか、「向いてねえよ、やめちまえ。」といった言葉が上級生から日常的にかけられるという環境かつ、チーム自体は地区でも一番弱いんじゃないかというぐらいで、正直どうして続けていたのかがわからないくらいにはサッカーをするのが嫌でした。(全部が全部嫌いってわけではもちろんないけれど。) この時点で低学年の頃に持っていた純粋な「楽しい」という気持ちは萎えきったとさえ思います。 地元の中学に上がる際にも、同じ上級生がいる環境でサッカーを続けるのは、正直恐怖に近い感覚だった気がする。

この通り僕の中ではサッカーに対してネガティヴな思いが結構強かった。 そこまで思い出して、「じゃあなんで今もサッカーを続けてるの?」とまた疑問に思いました。 そして、その疑問に今の僕が答えるとしたら、それは二つの理由からだと思います。

一つ目は、中学校で所属したサッカー部での経験にあります。そこでは小学校の時は暴言しか吐かないんじゃないかと思えた先輩が、間違いなく変わっていた。 その先輩は厳しい声かけとポジティブな声かけを確かに使い分けるようになっていたし、他の先輩たちもそうでした。 この環境で僕は、「サッカーをしていて嬉しい」という経験を多く積むことができた。 認めてもらえている、という感覚は厳しい言葉に対する奮起の原動力にもなるし、いいプレーができた時の「嬉しい」という感覚の源にも、もちろんなった。 つまり、この「サッカーの中で感じる嬉しさ」という経験が一つ目の理由です。

とはいっても、自分を認めてもらえて「嬉しい」という感覚はサッカー以外でも体験できるものである。 例えば受験。それなりの第一志望に受かったらまあ認められるし、嬉しい。 そんなこともあり、高校進学に伴う環境の変化で、僕はサッカーをやめ、また後悔もしませんでした。

ただ、二つ目の理由はこの高校時代にあります。ここでは小学生以来初めて、サッカーに関わらな…

"嫌われ者"になる勇気

昨年のリーグ戦期間中、よく見た光景がある。


ア式にはフィジコという役職がある。筋トレ管理、フィジカルメニューの考案、怪我人の状況の把握などを行って、選手のフィジカル面の総合的なサポートを担っている。
そのフィジコの指導のもと、選手のスタミナやアジリティを高めるためにダッシュトレーニングを練習の最後に行うことがある。
「よく見た光景」というのは、そのラントレの際の話だ。
ひとしきりのメニューを終えてある程度エネルギーを使った後、フィジコがラントレをやるとの旨を皆に伝える。正直「いやだな」と誰もが思う。本田圭佑くらいのメンタリティがあれば「強くなるチャンスだ」などとポジティブに考えて嬉嬉としてやるのだろうが、一端の大学サッカー部員からすればキツいことはキツいことでしかなく、ただただ「いやだ」と思うのである。いや、本田圭佑でさえ多少はそう思うかもしれない。
問題はその「いやだ」という気持ちを口にする部員がいることだ。
「リーグ戦で疲れが溜まってんだよ」 「今週末走れなくなるわ」
全員ではないが、少なくない数の部員が思い思いに文句を言う。それも発言力の大きい上の学年ほど。挙句の果てにメニューの緩和を要求する者もいた。
その威勢に押され、フィジコが実際にタイム設定を長くしたり、本数を減らしたりすることも何度かあった。
なんとかラントレが終わったあと、マーカーを片付けるフィジコの先輩は、悲しそうな、疲れきったような顔をしていた。



これが「よく見た光景」だ。



なんとも情けない話だと僕は思う。
毎週リーグ戦があって疲労がたまっているのもわかる。特にスタメンの選手の疲労なんて相当なものだろう。でも、たった数分のラントレが週末の試合の結果に悪影響を及ぼすだろうか。そのラントレのせいで、自陣ゴール前であと一歩足を伸ばすことが、味方のシュートのこぼれ球にあと一歩つめることが、難しくなることがあるだろうか。
おそらくそんなことはないはずだ。むしろその逆だと僕は思っている。
ア式の選手達は、ごく一部を除けば、技術もセンスもさほどないし、その一部の選手でさえ、関東で闘うチームの選手達に比べれば劣る。そんな僕達が東京都一部に昇格し、最終的に関東昇格を達成するためには、やはり走力は重要なファクターになると思う。
実際、高校時代、それほど技術が高くない僕のチームが都でベスト8やベスト10に入れたのも、普段の強度が高いトレーニングに…

2月11日

今、僕はア式にはいってから2回目のfeelingsを書いています。前回はサッカーだけではない「成長」について書きましたが正直、今回は何を書けばいいのか全く思いつきません。そこで恥ずかしく思うところもありますが、今日、追いコン、1年会が終わったこのタイミングで感じていることを素直に書きたいと思います。

2月11日の今日は午前中に学習院大学との試合がありました。長期オフ後のどさくさにまぎれてAチームにあげてもらった僕は、この試合で自分の力を見せつけたいと強く思っていました。伊地知はやっぱり点が取れる選手だって思わせたかった。

結果、何もできませんでした。本当に何もできませんでした。足が遅すぎる。止まれない。球際に勝てない。身体が割と大きいせいなのか、はたまたメンタルが弱いだけなのか一歩一歩地面を蹴るたびにふくらはぎ、大腿四頭筋に重りをぶつけられてるような感覚すら抱いていました。必死に脚を振っても思うほど身体が進んでくれない。本当はプレミアリーグの選手みたいにキュッキュッと動いて守備をして、ドリブルで切れ込みたいのに。もちろん僕の抱える問題が機動力だけで片付けられるものでないことはわかっています。しかし機動力を改善しなければいくらほかの技術が向上したところでスケールの小さい選手のままだと言うことも同時に感じているのです。

合計11 0で東大が敗北したあとのミーティングで主将の中沖さんやコーチの山口さんの怒りのスピーチを聞きながら、はじめて本気でア式をやめることを考えていました。これ以上やっても上手くならないんじゃないか。惨めな姿を晒すだけなんじゃないか。でもア式やめたってやることないし。サークルに入って楽しめる人間じゃないのは自分が一番よくわかってる。追いコンの最中もずっとそんなことが頭を離れませんでした。4年生ごめんなさい🙏 その後の1年会では少しだけ勇気の出る言葉をもらえました。同期のみんなありがとう。

頭を冷やした翌日には、小さい頃から続けてきたサッカーを諦めるべきではないと思えるようになりました。でもア式を続けるなら続けるで、何か変化が必要だと思っています。プレースタイルや練習への姿勢など。うまい策が見つかったらまた次回のfeelingsにでも書こうと思います。

伊地知遼

スカウティングデビュー戦

新人戦第3節vs立教は、新米テクニカルスタッフである私のスカウティングデビュー戦でした。今回は、初心を忘れないようにという意味も込めて、それについて書くことにします。 まずは立教大の試合を撮影しに出かけました。先輩が撮影しながら基本情報(フォーメーション、特徴的な選手等)を把握していたことを思い出しつつも撮影することに手一杯で、撮影を終えても、ロンボ多いなー142番身長高いなーくらいしか頭に残らなかったことを覚えています。ひたすら動画を見て、周囲に助けを求めつつスカウティングシートをまとめました。 そして、どんな授業のプレゼンよりも緊張して、OBコーチと主要選手で行われるミーティングを迎えました。結論から言うと、内容はおおむねよかったのですが、動画の切り出しに問題がありました。トラップシーンのはずがただ立っているだけの映像であるなど、慌てて切り出した部分の確認を怠ったせいで見せたいシーンが見せられなかったのです。先輩方は笑って済ませてくれましたが、ここは大いに反省すべき点です。情報の不足や動画の不備を修正して、次のミーティングで選手全体に共有しました。 試合当日は、初めて感じる緊張感に包まれました。今までもチームの一員として試合に臨んでいたつもりだったけど、まだわかっていなかったんだなぁと思いました。 結果は2-2で引き分け。勝ちたかったのはもちろんですが、東京都1部の上位チーム相手ということを考慮すると、喜んでいいんじゃないかなと正直思いました。整列して応援に駆けつけてくださった皆様に挨拶した直後、ある先輩が「ナイススカウティング!」と声をかけてくれたのは本当に嬉しかったです。 この試合で、私は初めて本当の意味でチームの一員としての自覚が持てたように思います。この緊張感を忘れず、けれど謙虚な自信をもって、次のスカウティングに当たりたいです。

主将

去年の夏合宿で、中沖さんが100代目の主将に就任しました。その時、みんなの前で中沖さんが話したことが、僕にとって印象的で、よく覚えています。
ア式としての結果に対して全員が責任を持つこと(公式戦に出場しているかとか、カテゴリーに関わらず)
隣にいる仲間を、仲間全員を信頼すること


本来、信頼関係は、一緒にいる時間とか、コミュニケーションが増えていく中で、長い時間をかけて構築されるものであって、その関係があるからこそ、言いたいことも言い合えると思います。でも、練習中とか、試合中とか、サッカーのプレー中はそういう関係にあるかどうかは気にせず、先輩後輩の関係も気にせず、思っていることを遠慮せずに伝える必要があります。だからこそ、普段のコミュニケーションや、普段の行動で信頼関係を徐々に築いていくのと平行して、ア式の部員として、同じ目標を目指す者として、無条件に仲間を信頼して、無条件にア式部員として責任を果たすことが必要だということを中沖さんは意味しているのかな、と思います。(考えすぎですか?笑)なので、僕も相手が先輩だとしても、そこに信頼関係があるものだとしてプレー中に要求していくので、僕にもガンガン指摘してください。よろしくお願いします。

また、自分にとって、主将はどういう存在かと考えてみましたが、一人の友人の存在しか浮かんできません。中学からサッカーを始めた彼は、サッカー自体の能力は決して高くなく、スタメンにもほとんど入っていなかったけれど、チームをまとめあげ、みんなが気がつかないようなことに気づき、監督役をやったりと、選手主導だった僕らの部において、一目置かれるとても心強い存在でした。中高6年間主将を務めた彼は、自分の中で、主将の代名詞のような存在です。彼の存在が念頭にあるからこそ、必ずしも「主将=サッカーの上手い人」である必要はなく、仮にサッカーが下手でも、いろんな面でチームメイトにプラスの影響を与えることができる人がなればいいと思っています。
彼は今東大を目指して浪人中です。もうすぐ二次試験。頑張って欲しいです。
冬オフが明けて、数名の同期がさまざまな理由から退部しました。そういう時だからこそ、自分にとってア式とは、また、サッカーとはということを考えることができました。2018シーズンもスーパーポジティブに頑張ります!
今年はタクトさんと藤山さんに絡みすぎない 1年 赤木雅実

冬季五輪のすゝめ

50年に一度の大寒波と共に、2度目のfeelingsの順番がやって来た。今回は個性を出してくれという上からのお達しを受け、少し毛色を変えてみようと思う。

サッカー部に所属している以上、今年予定されているビッグイベントを問われれば、まずロシアW杯と答えるのが自然だろう。しかし、W杯イヤーには漏れなく冬季五輪が開催されることも忘れてはいけない。

私は冬季五輪が好きである。

きっかけは小学5年生の冬。マイコプラズマ肺炎を患い2週間の出席停止を言い渡された私は、自宅で暇を持て余していた。咳と微熱がひたすら続くこの疾患、たしかにしんどいけど寝込むほどでも無い。
突然与えられた膨大な時間を少しでも消化しようと何気なくテレビを点けてみると、目に飛び込んで来たのはバンクーバー五輪の華やかな開会式の様子だった。私はすっかり虜になり、それからというもの2週間後の閉会式までテレビの前にへばりつくこととなった。

と、お分かりいただけたように、私は完全なるライトファンだ。4年に一度しかはしゃがないから、平昌はまだ3回目に過ぎない。
成虫になるまでに17年かかるセミの大量発生がアメリカで話題になることがあるが、私の中のウィンタースポーツ観戦熱も似たようなものであろう。
そんなニワカボーイがオススメの競技を3つ一生懸命選んだので、僭越ながら紹介させていただく。



①ノルディック複合
長谷部似の渡部暁斗選手を始めとして、日本は代々そこそこ強いため、知名度は高いかもしれない。
スキージャンプとクロスカントリーの複合競技であり、1日で両方行われる。クロスカントリーは、先に行われるスキージャンプの記録が良い選手から時間差でスタートしていく。クロスカントリーが得意な欧州の選手のごぼう抜きなど、ゴール直前の手に汗握るデッドヒートが見所である。
勝者が”King of ski”と称えられるほど多様な能力を求められるこの競技の観戦を通じて、マルチタイプのアスリートへの憧れがより強まることだろう。


②スノーボードスロープスタイル・ビッグエア
スロープスタイルはソチ五輪からの新種目である。レール等の障害と複数のジャンプ台が連続して設置されたコースをスノーボードで滑っていく競技である。
ジャンプの飛距離は20メートルを超えるらしく、なおかつ綺麗に着地して次のジャンプ台へと備えなければならない。空気抵抗による減速もあまり無さそうなのに、なぜ膝をぶ…