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そうだ 長野、行こう。

泉澤輝(4年/DF/盛岡第一高校) ーそうだ 長野、行こう。 ご存知の通り、僕は大学を卒業したら長野県の企業に就職します。 思えば、岩手県出身で東大を卒業する僕が、何故長野県に行くのかキチンと説明したことはありませんでした。 みんな「ネキがいるからだろう」と思うかもしれませんが、話はそんなに単純ではありません。(ネキとは、彼女の部内での愛称です。) そのため、この場をお借りして、僕が長野県に行くことを決めた背景をご説明したいと思います。 時は去年の3月まで遡ります。 僕は、尊敬する大先輩Y氏に言われるがまま、就職活動というものを始めました。 この頃は、東京の、それなりに名の知れた会社に就職するのが良く、実際にそうなるのだろうと何となく思っていました。 就職活動を始めると、学歴のおかげか、優秀なAIのおかげか、ほとんどの企業でESはすんなり通過し、一次面接の案内が来ました。 多くの企業において、一次面接はグループディスカッション(以下GD)という形式で行います。 GDとは、面接官からお題が出され、そのお題に対して30分程度学生のみで話し合い、結論を出すというものです。 そして、このGDというものが一つの分岐点でした。 結論から申し上げると、僕はグループディスカッションというものがとにかく嫌いでした。 こんな早期に就職活動を始める学生は、意識の高い学生ばかりです。 彼ら彼女らは、GDが始まるや否やファシリや書記、タイムキーパーなどの役割に自ら立候補していきます。 そして、意気揚々と定義づけを行っていきます。 「優秀なリーダーの条件か何か?」というお題であれば、「優秀」とはどういった場面で発揮されるものか、「リーダー」とは何におけるリーダーなのかといった具合です。 そして気付けば議論は進み、大枠の合意形成がなされ、最後に協調性をアピールするかの如く私のような一言も発しない者にも発言の機会をくれるのです。 この一連の流れで、面接官の方々は何を見てどう評価しているのでしょうか。 役割を担っていく積極性でしょうか。 話に入れていない人にも発言の機会をくれる気遣いでしょうか。 会議を円滑に進めていく協調性でしょうか。 積極性なら、その辺の人よりあると自負しています。 部活動に所属しながら、2年間学生幹事も経験しましたし、スポンサー活動も行いました。 誰も見ていないけど部室を掃除す...