2019年10月13日日曜日

ありんこを相手に

 「趣味って何ですか?」

この質問実に困る。飽きっぽい性格のせいか物事が長く続かない。小さい時からそうだ。幼稚園児の時、誕生日に買ってもらった一輪車は数回乗って終わった。もちろん乗れない。中学生の時、歌手のYUIに憧れて家にあったギターをやろうと「すぐに弾けるようになるギター!」的な本まで買ったが結局一曲も弾けるようにはならなかった。
そんな私が唯一続いているもの。それがサッカーだ。小3から始め大学生となった今までずっと続けている。他のことはすぐ飽きてしまうのになぜサッカーだけこんなに長く続くのか正直私も分からない。ただ、ボールを追いかけている時間はどんな時よりも楽しい。嫌なことがあってもサッカーをしていると全て忘れられる。


私が東大を選んだのもア式蹴球部の存在が大きい。東大に受かったら絶対ア式に入ると決めていた。私は東大生が大学からサッカーを始めることに興味津々だった。頭脳集団がなぜ大学からサッカーを始めるのか不思議でたまらなかった。それも女の子が。あんなに体をぶつけ合うスポーツを勉強ばかりしてる(?)人達がやっていると思うと東大生もやるじゃないかと。(いきなり上からごめんなさい)私はチームメイトに尊敬の念に堪えない。


そんなチームでプレーして約5ヶ月が経った。最初の頃はサッカーが出来ることがただただ楽しかった。浪人もして体力はボロカスだがやっぱり楽しい。そして待ちに待った関カレが開幕した。だが上手くいかないことばかりである。


話は変わるが、私は中学の時は東北で強豪なチームに所属していた。高校では勝てる相手もいたが格上相手に10,20点取られて負けるようなチームに進んだ。そんなギャップに私は悩んだ。元チームメイトがいる高校に何十点も取られるのはほんと苦しかった。上級生となりキャプテンとなった私は自分が何とかしなくてはと勝手に気負い、人に相談できない性が故1人で抱え込んで壊れることもあった。中学の時の仲間は頭が筋肉で本気でサッカーをしていた。そのモチベーションを高校からサッカーを始めた仲間に求めるのは間違っているのか。答えの出ない問いにもがくことしかできなかった。


東大は私の高校と似ている。ほぼほぼ初心者で構成され格上相手に何十点も取られる。そんな中で自分に何ができるのか。まだ1年の私はプレッシャーもチーム内での役割も同じ経験者のキャプテンと比べたら雀の涙である。チームへの想いも弱いのかもしれない。でもやっぱり勝ちたい。ここまで4試合を終えたが一勝もできていない。格上だと分かってはいるが負けはやっぱり悔しい。それに加え練習で出来ることが試合では出来ない。悔しい。心の弱さの表れだ。これは相手がどうだろうと関係ない。自分自身の問題だ。どんな相手だろうがありんこにしか見えないほどに成長したい。そして、

勝ちたい。だってサッカーだもの。
点もとりたい。だってサッカー選手だもの。


この前入学したと思ったらもう半年が過ぎた。時の流れは速い。頼れる先輩がいるうちに色々相談しておきたい。(その時は話聞いてください!)


昨晩食べすぎたせいか、ただでさえムチムチな私の手の指はより一層パンパンである。さて今日は何を食べようか。


前世はきっとクリームパン
女子部1年 鈴木 佐和

2019年10月9日水曜日

分からないなりに

トレーナーやってて何が楽しい?


これはちょっと前に知り合いの方に聞かれたこと。正直言葉に詰まった。咄嗟に答えが出てこなかった。

え、私ってなんでア式に入ったんだっけ。なんでトレーナーやってんだろ。やりがいって何。私は何を目標にしてるの。何を今やらなきゃいけないんだろう。ア式入って約半年、私って成長したのかな。

潜在的にずっと疑問だったことが一つの些細な質問で急に顕在化した。


そりゃ仲のいい友達ができて、尊敬する先輩と話して、その人の考え方とかちょっと知れて嬉しかったりはする。でもそんなの本質的な答えじゃない。


feelings書くにあたっていつも考えてることとか正直書きたいことはそれなりにあった。でも私は何が楽しくてトレーナーやってるのか、何にやりがいを感じてるのか、この疑問が解けないまま上っ面だけの文章を書いたところで何も伝わる気がしなかったし、みんなに失礼な気がした。だってみんなのfeelings大好きだから。


6月9日、学習院に勝った日。初めて見た勝利。とっても嬉しかった。飛び上がって喜んでる選手、いつもクールだけどちょっと恥ずかしそうにハニカミながら歩いてくる選手、全身で喜びを表現する応援のみんな。今でも鮮明にその光景は思い出せる。
でも嬉しかったはずなのに、なぜか私は蚊帳の外にいる感じがしてならなかった。嬉しいのに心の底から喜んでる感じじゃない。あんなに最高の瞬間を味わえて幸せなはずなのになんか引っかかることがある。

今考えると多分、私は何もしてない、このチームに貢献できてない、っていう感情があったんだと思う。まぁ言うなら私に出来ることもっとあるはずだろ感。そもそも誰かをサポートする側は初めてで、仕事のできる先輩に言われるままただただ仕事をこなすだけ。主体性のかけらもない。正直自分がア式にいる意味なんて見出せない日々だった(今もはっきり分かってるわけじゃないけど)。

そもそも私は何も分かっていなかった。選手がどれだけの熱量でサッカーやってて、どれだけ負けるのが悔しくて、試合に出てない選手がどんな気持ちで試合を見てるのか。そりゃ個人個人思いは違うし未だに分かんないことばっかではあるけども今は少し分かってるつもり。もちろんつもりってレベル。

試合に負けて悔しくないわけがないのに、ただ選手が気を遣ってくれてるだけなのに、私は選手の言葉を聞いたまんま、行動を見たまんまに理解してた。試合に負けた週の練習、なんか楽しそうにサッカーやっててまぁそれはそれでいいけどなんで悔しくないのかなって思ってた。でも勝った時のあの表情見たら自分アホだなって思った。悔しくないわけなかったんだって。あんなに嬉しそうな顔するんだって。喋って笑いあってる時とはまた違った顔するんだって。


それで私が何が楽しくてやってるかっていうとまぁきっと選手が活躍してるのを見るのが楽しいんだと思う。
自分で出来る仕事が増えて、一人でシフトにも入れるようになって、少し頼ってもらえるようになって、そういうのももちろんとっても嬉しい。でもそれ以上にいろんな表情をするみんなを見ていたい。

今まではただ試合に勝ってほしい、そう思ってた。勝ってほしい、そりゃそうなんだけど、それよりもっと選手自身が自信を持って納得できるプレーだったって言えるプレーをしてほしい、自分は活躍したって胸張って言えるプレーをしてほしいんだって気がついた。その上で勝利がついてきてくれるならこの上ない幸せだと思う。


少し話は変わるけど、最近すごく感じることがある。それは私が知らないところで多くの人が働いてくれてるということだ。恥ずかしい話ではあるが、前までトレーナーの仕事を覚えるのに精一杯で周りが全然見えていなかった。自分はすごく頑張ってる的な自己陶酔に陥ってた気がする。でも仕事に慣れてきたら余裕が生まれてきて周りが少しずつだが見えるようになってきた。私が思ってた当たり前は全然当たり前じゃないし誰かの努力なしには存在し得ない環境だった。

自分のプレーに集中したいはずなのに当たり前のようにリクルートとか映像とか各々のユニットで選手が仕事してて、練習前に道具とか揃えてくれる人がいて、試合の時に朝早くから審判したり運営してくれる人がいて、戦術とか練ったりしてくれるテクがいて。もちろんOBコーチがいるのだって当たり前じゃない。正直挙げだしたらキリがない。

そういう仕事をやってくれてる人がいるからア式は回ってるし、魅力的で高校生からしたら憧れ的な存在になれているのだろう。本当に感謝してる。



ここまで長々と拙劣な文章を書いてしまったけど、要するに言いたいことは自分がここまで誰かのために頑張りたいと思えるとは入部当初思ってなくて、そう思わせてくれるコーチ、先輩、同期がいてくれることが本当に幸せだと感じてるってこと。だからア式全体の利益に繋がることをもっとやりたいし、でもそれだけじゃなくて個人個人とももっと向き合えたらいいなって思ってる。プレー中だけじゃなくて映像見返したりサッカーのことばっか考えてるみんなを簡単だけど正確な言葉で言うと、尊敬してる。だから私に出来ることを最大限やっていこうと思ってます。




あぁなんだか急に美味しいものが食べたくなってきた。
1年 岡本紗羅

2019年10月5日土曜日

1年生だから

この時期に何を書こうか悩んだが、特に外部にも内部にも発信したいことがあるわけでもないので、自分がア式に入部してからの4ヶ月半を振り返ってみようと思う。

と言っても今から書くのは7月の最終週に自分がAに上がってからの話だ。

自分が1年生ということもあり、今後の成長を期待されてということだった。Aに上がった途端、いつもできていたプレーが全くできなくなった。周りのプレスのスピードが速くなり、要求される最低限のレベルが高くなったのは間違いなく一つの原因だ。しかし、それ以外に自分がメンタル的に弱かったのが大きな原因だと感じる。今まで、前を向けていたところでボールロストを恐れてしまい、バックパス。左足の技術に不安があったゆえ、どんな状況でも右足でボールを持つようになった。

この1ヶ月でちょっとした体の向きやポジショニング、プレスについてなど、練習で遼さんに何度も指示を受けた。気づけば自分ばかり指摘されていたが、そのことは上達に直結するから自分なりにプラスに受け止められていた。しかし、その時間で先輩の練習時間を奪ってしまっていることには多少の罪悪感があった。ミスを指摘されるたびに自分のパフォーマンスが悪くなっていくのが分かった。それからはとにかくミスをしないようにとびびってプレーをするようになった。行動も態度も消極的になり、自分の持ち味である思い切ったプレーができなくなった。

育成にいつ落ちてもおかしくなかったし、毎週そのことばかりを気にしていた。自分がうまくなるために、そしてリーグ戦に出場するためには、いつ落ちるかや他人への迷惑を考えることは全く無意味であることはわかっていた。しかしその時の自分にはその思考を変えるのは難しかった。

スタメン争いに食い込めなければAに残ることができないのは当然だ。負けず嫌いという性格もあってか、同期がAに上がり徐々に信頼を勝ち取っていく中、Aにいながらそこに絡めない自分を不甲斐なく思った。
小さいころから自分のサッカーを見てきてくれた父親には部活はどうなんだと毎週のように聞かれる。いい報告ができず、親の期待に応えられない自分を情けなく思ったりもした。


そして後期のリーグ戦が始まって2週目、自分が育成に落ちることを告げられた。悔しかったが、あのパフォーマンスを見ればそれは当然とも言えた。


自分の欠点が浮き彫りになった1ヶ月だったし、その時はサッカーに対する意識を大きく改めなければならないと思った。それなのに育成に落ちてから、自分に対する基準がまた甘くなっている気がする。Aでの練習時には存在したミスに対する不安が薄れてしまっている。これではAに上がった時、同じことを繰り返すのは明らかだ。
Aに上がる時、自分がチームに必要な選手として何ができるようになっていなければいけないか、自分の持ち味は何なのか、これを機にもう一度考え直したい。


実力主義の部活とはいえ、様々な面で多少なりとも学年が関係してくることは当たり前かもしれない。自分がAに上げてもらったのも1年生だからである。しかし「一年生だから」という言葉には絶対に甘えたくない。来年、上手い1年生が何人入ってくるかもわからないし、現時点の序列が今後入れ替わることだって当然ある。
この1年で変わることができなければ、その後の3年間で成長することはないだろう。
危機感を持って、日々の練習をこだわっていきたい。


書けば書くほど悔しい思いがこみ上げてくる。
少し重たくつまらない文章になってしまったが、書いたことには責任を持って今日から行動していきます。

1年生なのに。そう言われる選手に自分はなりたい。

1年  西澤吉平

2019年10月1日火曜日

がめらー

※”がめらー”とは、”がめつい奴”を意味する今年の流行語である。



いや、1年のfeelingsすご過ぎやろ。なんなん。聞かされてないし、こんなん。シンプルに文章長いし、上手いし。焦って書き直しさせてもらって迷惑かけちゃったし。他の1年も同じ気持ちだろうと思うので一応言っときました。


2ヶ月ほど前から僕の主戦場はFWになった。今までのサッカー人生ではあまり経験したことのないポジション。相手ゴールに最も近いポジション。だからやっぱり得点が要求される。サッカーは本当に繊細で、ちょっとのパスミスとかトラップミスとかで試合の流れが変わってくる。でもゴール前はそれが顕著で、流れどころか結果も変えてしまう。もちろん守備でも貢献しないといけない。でもやっぱりFWである限り、自分が点を取るんだっていうガメツさを持ち続けるべきだと思う。最後にそういう所が、数センチ届くか届かないか、クロスに飛び込んで行けるかどうか、ミスしてもパスを要求し続けられるかどうか、そして結果に繋がると思っているから。下手くそな自分が今、他のみんなを超えることができるとしたらそれぐらいだと思うから。今はね。
だから、得点に、チームの勝利に生粋のがめらーでありたい。


まぁそれでもシンプルに足元の技術まじでないし、ガリガリやし、全てにおいて基準を上げなければ、チームに必要不可欠な選手にはなれないから着実にレベルアップしていきたい。



僕には感動系のバモなfeelingsは書けないと割り切って、ここで突然ですが、1年生紹介をしたいと思います。今回はplayer編で。


1.石丸
 単身で世界一周なう。のツワモノ。今はインドにいるとの情報も。1年間休学という形になるので、俺と一緒に5年間の東京大学ライフを楽しめそうだ。
2.れお
 がめらー。38歳らしい。口癖は「今日はどの先輩にしよっかなー」「じんごー、飯行こー」「よしくん、飯行こー」
3.まさし
 武蔵のまさし。たかとしと織りなす、甲高いので有名な”武蔵笑い”のハーモニーはシンプルにうるさい。サッカーも女の子との関わりもアグレッシブさに定評がある。
4.内田・ベンジャミン・龍吾
 189.9cm。5歳らしい。癖は多少あるかもしれないが、心優しいgood guy なので是非いい彼女に恵まれてほしい。
5.大矢
 れおと付き合ってるという説と、俺と付き合ってるという説がある。wow。この1年紹介をすることを話すと、良いこと書いてくれって言ってきたのでこの辺にしとく。ちなみにこういう人のことをがめらーと言う。
6.おが
 顎が長い。悪口ぽいので今の無しで。部室近辺に引っ越して来たのでこれから溜まり場になること間違い無し!よろしく!
7.けいご
 浮名の絶えないモテ男?と言ったら聞こえが良いな。身体全身から溢れ出す自信がトレードマーク。特技は女の子との電話。
8.小泉
 お前も仲間だぞ小泉。これはあまり知られていないが、小泉とれおにも両想い説がある。石丸のことを”イシ”と呼ぶのは彼だけである。
9.スギ
 ワンピース好きスギ。顔がでかいといじってほしいらしい。big faceチャントは彼に継いでもらいたい。五月祭ではサータアンダギーを売っていた。
10.きっぺい
 言わずと知れたbaby face。高校の文化祭の期間にはモテモテだったらしい。肌を焼くのが趣味?
11.野中
 スタイルが良い。賢い。おしゃれ。勉強もサッカーもできてかっこいい。などとクラスに高評価されてニヤニヤしてる変態。しょーみせこい。
12.まつ
 麗央、ティティ、優花と共にア式1年最低身長カルテットを形成するが、俺の方が体重は軽い。夏にはいつもミニうちわを持っている。
13.真鍋
 6年間全寮制の男子校で育てられたバケモン。まだ誰も彼の全貌を明かしてはいないが、笑い方がエグいことだけは確か。
14.とう
 touスマイルには皆が癒される。とうの嫌いなものは、けいごが気持ち良さそうに話す武勇伝。




来年3月31日までに体重70キロになります。
1年 久野健太