2019年10月29日火曜日

原点回帰 〜レアンドロ 、フォルツアファッチュンゴール〜

先日病気で入院した際、することが無くなり自分の写真フォルダをなんと無く漁っていると、現在東京ヴェルディに所属するレアンドロ選手に数ヶ月前たまたま出会い一緒に撮ってもらった写真を見つけた。僕にとってその写真は家宝ともいえる写真である。J得点王になるようなすごい選手なのだが、知名度がかなり高い選手ではないため、家宝は言い過ぎだろうと思うかもしれないが、僕にとっては紛れもなく家宝だ。なぜならば、レアンドロは僕にとってのアイドルで、特別な選手だからだ。


人が何かを始める時、なんらかの理由やきっかけがあると思う。親に言われてとか、友達の影響とか、ちょうど最近ならばラグビーワールドカップの試合を見てカッコいいと思ったから、など様々あるだろう。

僕がサッカーを始めたきっかけとなったのは、小学校三年生位の時に叔父に連れられて見に行ったヴィッセル神戸の試合である。当時サッカーより野球が好きな自分にはあまり興味がなかった。しかし、試合前からスタジアムのゴール裏で感じた熱気や一体感に魅了され、得点が入るたびに喜びを爆発させるスタジアム全体の雰囲気に気分を高揚させた。そして何より、その試合で得点をしたレアンドロと大久保嘉人の2人のプレーにワクワクさせられ、ただならぬ憧れを抱いた。その日からヴィッセル神戸、中でもレアンドロと大久保嘉人のツートップの2人に夢中になり、平日は放課後に友達と、憧れの選手みたいなプレーをしたい、という一心でサッカーをするようになり、週末には足繁くスタジアムに通うようになった。憧れの選手を真似してドリブルしてみたりシュートしてみたりすることはとても楽しかったし、メキメキと上達していたと思う。


そんな風にサッカーに出会った頃の自分のことを思い出し、ならば今の自分はどうだろうかと考えた。すると、怪我で今年に入ってからあまりプレーできてないような状況で今度は病気で入院することになり、正直サッカーの面白さや楽しさを見失い、熱意も失いかけていると感じた。サッカーに対して抱いていたワクワク感は消えていき、ただこなすだけになっている。そのような状態でサッカーをしても上手くなるわけもないだろう。そんな時には、サッカーを始めた頃の初々しい気持ちにかえってサッカーしよう。深く考えず、憧れの選手みたいなプレーをしてやろう。こんな気持ちでプレーしてもいいんじゃないか。病院のベッドの上でそう考えた。


何かに取り組み続けると、それを始めた頃の気持ちを失っていき、目標を見失い、することすることの理由を考えず、作業を続けているような状況になる。この先の大学生活、そして仕事をはじめてからも、人生を通してそのような状況になることはあるかもしれない。そんな時には一度立ち止まってみて、始めたきっかけや理由、憧れていた気持ちを思い出してみよう。小さな子どもになったかのように、純粋に、好奇心旺盛に、楽しみながら、改めて取り組んでみよう。



入院したためこのように気持ちをリセットして考えることができた。そう思えば、病気で失った体重4キロは意外と軽いのかもしれない。

2 吉本遼平

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