いつかきっとエモくなる

「東大に入ってまで、サッカーを続けるという選択をしたこと、ア式にいる意味を考えろ。」

ア式部員なら入部する時も、入部してからも様々な場面で聞く機会があるこのフレーズ。
私はその度に毎回、何度聞いても思うことがあって。


何を、どうやって考えようか。
待てよ??
そもそも私は、東大に入ってすらいないぞ、、?
(ゆうてサッカーもしてないが)



開示って何?ALESS/ALESAとは??逆評定?同クラ下クラ??なんだそれ??

入部してからは、知らない単語をインプットしていく日々。
センター試験すら受けたことがない私はあまりにも無知で、最初の頃は話についていくだけで精一杯、今思い返すとそこに気を取られていてかなり無能だったように思います。
ごめんなさい笑


何かに夢中になりたくて。
そんな想いで入部したものの、スタートから自分だけ遅れている気分だったのは今だから言えること。

でも決して、みんながそういう風に接しているからというわけでは全然なくて、むしろその逆。
一人の学生として、ア式部員として、意見を尊重して接してくれる、それは胸を張って言えるア式の良いところ。
けど、だからこそプレッシャーでもあって。
何か失敗してしまったら、何か出来なければ、と考えてしまう。挑戦なんて出来なくてただ保守的に、ただ受動的になってしまう。
与えられた仕事で満足して、それ以上に踏み出せない。与えられた仕事さえ、ビクビク怯えながらする時も多かったように思います。

数少ない他大生(今や2人)だから、失敗が許されない気がしていたのかもしれない。

なんで自分がそう思ってしまうのか、自分の小ささに嫌になることは何度もあったけれど、やっぱり拭うことは出来なくて。
自分ってこんなに卑屈だったっけと悩んだこともあったりして笑


ア式にコミットすればするほど痛いほど分かるのは、ア式にいる人たちは本当にすごいということ。

努力、を知っている人たちだから。
その努力を、結果に繋げた人たちだから。
正直、怖かったのも事実なのかもしれない。
同じ目標のもと、その目標に向かった全力を同じ熱量と力量で注ぐことが、果たして自分に出来るのだろうか。

他大学のスタッフになるという選択肢は正しいのだろうか。

悩んでも悩んでもまだ分からないし答えは出てこないけれど、せっかく回ってきたFeelingsだから、正直な私のfeelingを書こうと思います。


その答えを、断言することができないのが今の本音。

ただやみくもに目の前の業務をこなすだけの
日々が正しいのか。
本当にア式の為になっているのか。
自分の人生計画に沿っているだろうか。

難しい、、、

だから思う、
東大に入ってまで、ア式にきた意味??

そんなもの知らない。だって東大に入っていないのだから。私が考えるのはきっとそこじゃない。


他大生なのにア式にいる意味。存在意義。


今はただひたすら、サッカーに全力を注ぐ選手を、サポートするスタッフやコーチを、私なりに支えたい。出来る限りのことをしたい。

たった1人でも必要としてくれる人がいるなら、その人の為に頑張りたい。

それだけでいいんじゃないかと思えるようになったのも成長した証、、だと信じたい。


この模索期間さえも楽しんでやってみようかな。
いつかきっとエモくなるから。



同期のSセメがひたすら羨ましい。
2年スタッフ  石田舞美

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