良いプレー

中山凛(3年/テクニカルスタッフ/静岡高校)


プロの試合を観ていると、今のはナイスプレーだ、と思ったら監督は激怒していたり、それは微妙かな、と思ったらチームメイトは拍手していたりする。こういうことが起きるのは、チームによってするべき(でない)プレーが異なるからだろう。ゲームモデルが違うからとも言える。
 
では、試合中のプレーの是非は、そのチームのゲームモデルを知っている人達にしか判定できないものなのだろうか。
 
答えは多分ノーだろう。グアルディオラもクロップもシメオネも森保さんも、どんな哲学を持つ人でも「良いね」と言うプレーがきっとある。どんなチームにいても、どんな相手との対戦でも、それができれば自分や味方が少し楽になるようなプレー。もしもそういった普遍的な良いプレー(の定義・基準)を整理して選手に伝えることができたら、そしてさらに実践に落とし込めたら、チームを勝たせるというテクニカルの目標に大きく近づくはずだ。
 
この夢を叶えるべく、最近はずっと「良いプレーってなんだろう」と考えているけど、この答えはそう簡単には出ないと思う。一緒に悩んでくれる人がいると心強いし、そういう仲間は1人でも多い方が良い。この文章を読んでいる人達が、その一員になってくれることを願っています。そしてもし答えを思いついたら、ア式テクニカルスタッフとしてピッチに還元してくれると最高です。
 
入部、お待ちしています。
 
 
3年 中山

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