2020.10-2023.10
川村七海(4年/スタッフ/不二聖心女子学院高校)
何を書こうかなと悩んでいたら、提出が遅くなりました。星くん迷惑をかけてごめんなさい。
あと、文章にまとめて想いを伝えたり、自分の話をするのも苦手なので、拙い文章かもしれませんが許してください。
4年間を改めて振り返ってみると「いろいろあった」の一言で片付けるのにはもったいないくらい貴重な経験できました。私が部活をしていた中で、きっと1番大きな出来事であると思われる休部していた時のことを書きたいと思います。
2年生の夏終わり頃から急に部活に対してモチベーションがなくなり、さらに自分は要領がいいタイプではないのでア式の仕事が手一杯になって、自分なりに悩み2年の冬オフ明け、もう部活を辞めようと決めた上で休部したことがあります。
休部する前に、迷っていることを相談した人はごくわずかでした。花には当たり前に相談したけれど、部員で知っているのは他に1か2人くらいでした。あの時相談乗ってくださった方々には感謝しています。無理に続ける必要はないよと、退部することを止める方々ではなく、私の気持ちを汲み取ってくださり気楽に話すことができて助けられました。
あんなにも悩んでいたのに、私は退部せずに復帰しました、、。復帰したのには、大した理由がある訳ではなく、休部期間約2ヶ月が過ぎそろそろ決断しないといけない時の気分で決めました。
休部中にも関わらず、「休部してるから会わないとかないよ」と言って、会ってくれる人がいたり、LINEを送ってくれる人がいて、何というかうまく言葉で説明するのが難しいけれど、それが当時の私からしたら嬉しくて温かい気持ちになったのを覚えています。
それを経て私は、今すぐ辞めなくてもいいか、と思いました。
え、それだけ?って思うかもしれないけど、それだけです。人の心って単純ですね。退部を考えていたのに復帰して、残り2年間か〜と考えていたのも束の間、引退してました。たった一つの何気ない言葉だったり行動が、人の人生を変えることができるのって素晴らしいですね。確かなことは、私にとって周りの人たちが大きな存在であるということです。まだみんなのサッカーを近くで応援していたいし、ア式の一員であり続けたいと思わせてくれました。
スタッフあるあるで、モチベーションの保ち方が分からないと悩むけれど、私もその一人で、部活に行く時間だったり帰りに考えることがよくありました。ボヤッとしたものはあるけど、ずっと部活に対してのモチベーションはなんなのか、明確にわからなかったのが本音です。4年になってからは、1年生から始めたんだから最後までやりきろー!という意地で部活をしていました。こんな感じで続けていたけれど、リーグ戦最終節の日は「4年間やりきって良かった!」という気持ちになりました。最後まで続けて良かったです。全く後悔はしていません。今考えてみると、みんなと過ごしていた日常が楽しくて、それが原動力に繋がったんだと思います。だから、私みたいにモチベーションがわからない人は立ち止まらずに、わからないまま突き進んで続けてみるのもいいかもしれないですね。きっと続けている間に見つけ出すことができるかもしれないし。
けれど一つ言えることは、自分が熱中できることを探すことが部活を続けていく上で大事だと思いました。私の場合だったら、もともとカメラ好きだったのもあるかもしれないけれど、リーグ戦の時にカメラでみんなのことを撮る時が部活の中で1番楽しくて、熱中したことでした。撮った写真をインスタに載せてもらったり、SNSのトプ画にしてもらうことが嬉しくて、それがカメラを頑張るモチベーションに繋がって、やりがいを感じていました。どうすればもっとかっこよく撮れるのか、この選手はここからの角度がかっこよく写るな〜、とか、ゴールを決めた時思わず応援と一緒に喜んでしまいそうになる時もあるけど、それを我慢してたくさんシャッターをきっていい瞬間を絶対に逃さないようにしていました。毎回試行錯誤を繰り返して、前回よりもいい写真を増やそうと勝手に1人で意気込んでいました。些細なことかもしれないけど、今置かれている環境で自分なりに工夫して、どれだけ楽しむことができるかがカギになると思いました。
ふと周りの部員をみるとプレイヤーだけでなくスタッフも勝利するためにチーム一丸となって努力している姿が常にそばにあり、自分も貢献できるように頑張ろうという気持ちを絶えず持つことができていました。みんなが全力を注いでいることに関して、少しだけでも貢献することができていたら私がア式に存在していた意味があります。
コロナ禍で大学が始まり、1.2年生の頃は思い描いていたような大学生活にならなかったけれど、ア式に所属していたから私の日常がより良いものになったと確信しています。
4年間を通して、自分の大学よりもグラウンドに行く回数が多かったし、私の大学生活の半分以上の思い出がア式です。
素敵なみんなと出会えて、一緒に思い出を作ることができて、私はそれだけで誇りに思えます。
関わってくださった皆様へ
みんなに支えられて最後まで続けることができました。お話ししてくれたり、遊びに連れてってくれてありがとう。何故かよく冷めて見られるけどみんなことが大好きです。嘘じゃないです。グラウンドに行ったらみんなに会えていたのに、今はそれができなくて寂しいです。たまには私とも会ってね。
出会ってくれた皆さんの人生が充実していて、輝かしいものになるよう願っています。
また会う日まで~
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