2017年9月19日火曜日

GK学

初対面の人に対して自己紹介をするとき、皆さんは何を語りますか?僕なら名前や年齢などを伝え、サッカー部に所属していることを伝えます。話題を広げるためか、サッカーを少しでもやったことのある人は僕のポジションについて聞いてきます。僕はここでいつも「どこだと思いますか?」と逆に聞くことにしています。多くの人は前線のポジション名を挙げ、僕が違うというたびに意外そうな顔をします。そして僕の本職を伝えると意味が分からないという顔をされます。これはもちろん僕の身長が低いことにも起因しますが、他にも理由があると思っています。



日本は海外に比べてGK人気が少ないと言われています。これはすなわちGKへの理解が乏しいということを意味します。実際、自己紹介の流れで僕がGKをやっていると伝えると、大体の場合は残念ながら話題が途切れます。



じゃあGKって何なんだ、と聞かれると僕はいつも「サッカーとは全く別のスポーツだ」と答えます。これはサッカーをしたことがない人向けの解答なので詳しくは違います。詳しく言えば「手を使わないでゴールをした数を競うスポーツとサッカーを定義した場合に、コートの一部ではあるが手を使えるという点でサッカーではない別のスポーツだ」という意味です。では手を使ったゴールキーピング技術だけ磨けば良いかと言えばそれでは良いキーパーにはなれません。足元の技術も重要な要素になってきます。そこがキーパーの奥深さであり、楽しさであり、時には苦しさにもなります。



上の考えは僕なりのものですから他のGKからはまた違う意見が聞けると思います。その違いがそのままプレースタイルの違いに繋がってくるわけです僕がこの文章で長々と書いてきた中で伝えたいと思ったのはGKの特性を理解して場合によって使い分けるのも一つの策だということです。ボールを保持してゴール前に迫ってくるチームにはセービングが上手いGKを、裏にボールを放ってくるチームには裏処理に長けたGKを配置するなどです。基本的にGKは前線のフィールドプレーヤーと異なり試合中に交代しません。だからこそスタメンを決めるときは相手のスタイルに合わせて有効そうなGKを配置するべきです。そして各GKの特性を分かるためにはGKの目線が必要になってくるはずです。少しでもGKに対する理解が深まることとGK人気が出ることを祈ってやみません。





GKこそ一番楽しいスポーツに違いない

2年 満永達彦

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